那須の犬連れ旅行ガイド|113施設から選ぶ3つの判断軸

那須の犬連れ旅行で失敗しないコツは、「どのエリアに泊まるか」「いつ行くか」「愛犬の体格でどこまで入れるか」の3つを先に決めることです。
ペットベース編集部が独自で調査した、那須の犬連れ旅行ガイドです。栃木県の那須町・那須塩原市・大田原市と、福島県の天栄村(白河高原側)に公開中のペット可施設113件を、公式情報をもとに整理しました。
調査の対象と時点:
内訳は宿泊施設73件・観光スポット20件・カフェ16件・ドッグラン4件です(2026年10月時点)。「犬OK」の一言で片づけず、入れる範囲と入れない範囲まで書いたのがこの記事の特徴です。
この記事でわかるのは、次の6つです。
- 那須を6つのエリアに分けた拠点の選び方
- 夏・冬・連休・紅葉期それぞれの注意点
- 「犬OK」でも入れない場所の線引き
- 小型犬・大型犬・多頭・シニア犬の選び方
- 宿・食事・遊び場の選び方と東京発1泊2日のモデルコース
- 動物病院・マダニ・ワクチンなど旅先の備え
目次▼
那須で犬連れ旅行をする前に押さえる3つの判断軸
那須は東西南北に広く、施設があちこちに散らばっています。「那須に泊まる」と決めただけでは、宿から観光地まで思いのほか離れてしまうことがあります。
そこで最初に決めたいのが、エリア・時期・愛犬の体格の3つです。この順に絞ると、候補が一気に減ります。迷ったときの合言葉は、エリア・時期・体格の順。
「犬OK」は4段階に分かれる:
自社データベースの観光スポット20件を、犬の入れる範囲で分けてみました。敷地全体で犬と過ごせるのは1件だけで、残りは条件つきです。
一部のエリアだけ入れる施設が12件、抱っこ・カート・キャリーが前提の施設が3件、屋外の公園など屋外だけの施設が4件という内訳でした。
ここから見えること:
つまり、観光スポットの「犬OK」は、ほとんどが「どこまでOKか」を確かめる必要がある表示です。行ってから入口で引き返す失敗は、事前に範囲を知っていれば防げます。
宿泊施設73件では、大型犬を受け入れる宿が57件、超大型犬まで受け入れる宿が32件あります。一方で小型犬だけの宿も6件あり、体格で選べる宿は大きく変わります。
この記事の表と数字は、2026年10月時点の公式情報と自社データベースにもとづきます。料金や営業時間は変わることがあるため、出発前に各公式サイトで確認してください。
那須の6エリアと拠点選び
宿を決める前に、拠点エリアから観光地までの距離を確認しておくと周遊が楽になります
那須を犬連れで回るときは、宿のエリアが1日の動きを左右します。自社データベースの113件を所在地で分けると、次の6エリアになります。
初めての1泊2日なら、観光地が集まる那須高原を拠点にすると移動が短く済みます。大型犬連れや、ドッグランと温泉を軸にしたい人は、塩原や白河高原の宿も選択肢になります。
那須高原で犬連れ
那須高原は、犬連れ旅行の「定番」が集まるエリアです。ハイランドパークやりんどう湖ファミリー牧場のような犬と乗れるアトラクションがあり、同じ道沿いに宿が並びます。
宿の数も多く、コテージ型や、愛犬と泊まれる専用棟のあるホテルなど選択肢が広がります。観光が主役の旅なら、まずここを拠点に考えるのが近道です。移動を減らしたいなら、観光地が集まる高原が基本。
那須IC側から入ると、クーネルのような宿は約15分、ハイランドパークは約25分と、IC近くから順に行き先が並ぶ形です。
那須塩原で犬連れ
那須塩原市は、駅やアウトレットのある黒磯・西那須野側と、渓谷沿いの塩原温泉に分かれます。千本松牧場やガーデンアウトレットのように、高速ICのすぐそばにある施設が多いのが強みです。
動画投稿者のOmochi Daysさんも、千本松牧場・チーズガーデン 塩原珈琲・那須ガーデンアウトレットを1泊2日で回り、犬と一緒に過ごせる場所の多さを紹介しています。宿は塩原温泉の大江戸温泉物語わんわんリゾートに泊まったと話していました。
塩原温泉の宿は、犬連れ向けの設備が整った大型の宿が目立ちます。次の投稿は、塩原の宿の名前をハッシュタグに添えた那須旅行の記録です。
X(旧Twitter)の@swmasterjedi196さんは、両親と犬と那須を旅行し、「活動限界犬」と書いたほどたくさん遊んで食べて眠る愛犬の様子を投稿しています。ハッシュタグには、わんわんパラダイス塩原の名前が添えられていました。
旅の疲れが出やすい犬でも、宿でゆっくり休める環境があれば翌日に響きにくいものです。塩原は、そうした「宿で休む時間」を大切にしたい旅に向くエリアです。
白河高原側は福島県で遠め
エンゼルフォレスト白河高原は福島県天栄村にあり、那須の基準点から直線で約23km離れています。東北道の白河ICから約30分、JR新白河駅からはタクシーで約30分です。
遠い分、湖畔や小川の流れるドッグラン、屋内ドッグランが一か所にまとまっています。観光を詰め込むより「宿とドッグランでゆっくり過ごす旅」に向いています。
犬連れで静かに過ごせる那須の穴場
人混みを避けたい日には、入場無料の公園が使えます。余笹川ふれあい公園(那須町)、烏ヶ森公園、黒磯公園(ともに那須塩原市)は、いずれも24時間営業で、犬は屋外で利用できます。
自社データベースでは、この3か所の入場料はいずれも0円です。ドッグランほど広くなくても、到着日の夕方や出発前の朝に愛犬を歩かせる場所として使えます。
木の俣渓谷の注意点:
木の俣渓谷と木の俣園地(那須塩原市)は、渓谷沿いを歩けるスポットです。駐車場は4月1日から9月30日まで1,000円、10月1日から3月31日までは無料と、時期で変わります。
冬は12月上旬から3月中旬ごろまでトイレが使えません。穴場ほど設備が少なくなりやすいので、季節に合わせた準備が欠かせません。
詳しくは那須エリアのペット可施設一覧で、各施設の条件を確認できます。
時期で変わる那須の犬連れ
冬は凍結した路面と施設の冬季休業が、犬連れ旅行でいちばん見落としやすい点です
那須は標高が高く、季節による差が大きい土地です。夏の暑さ、冬の雪と凍結、連休の営業時間の変化まで、時期を間違えると「着いたのに入れない」につながります。時期選びの要は、冬の営業確認。
夏は暑さ対策と涼しい場所選び
夏の犬連れ旅行は、愛犬の熱中症対策が最優先です。環境省は「動物の愛護と適切な管理」のページで、飼い主向けの啓発資料として「ペットの熱中症予防ポスター」を公開しています。
環境省「動物の愛護と適切な管理」のページには、ほかにも災害時のペット対策など飼い主向けの資料がまとまっています。旅行前に目を通しておくと、車内や屋外での注意点を整理できます。
水辺で涼む:
那須では、日陰や水辺を選べば涼しく過ごせます。動画投稿者のおでかけワンさんは、乙女の滝の展望台に近づくだけで水しぶきでひんやりし、愛犬が気持ちよさそうに歩いたと伝えています。
森の中のジャイロライドパーク(那須塩原市)も、口コミでは「森の涼しさは真夏でも快適」と評価されています。ここには森のドッグランが併設されています。
暑い日の動き方:
散歩や屋外の観光は朝と夕方に寄せ、日中は屋内や日陰の多い場所に切り替えるのが基本です。車を離れるときは、愛犬を車内に残さないことを徹底してください。
Omochi Daysさんの動画でも、4月の千本松牧場で日差しが強く、牛が暑そうに見えたと話しています。春先でも日向は暑くなりやすいので、水を持ち歩きましょう。
冬は積雪と休業を先に確認
冬の那須で犬連れが困るのは、凍結した路面と、施設の休業・入園不可です。まず、施設ごとの冬の扱いを一覧にしました。
通常期の犬連れ条件:
NASU FARM VILLAGEは、公式サイトのFAQで犬連れの来場を認めています。ただし、馬が驚くため、厩舎内やお散歩できないエリアには入れません。
抱っこ・キャリー・バギーでの同伴をお願いしているエリアも一部あります。マップを見て、不明点はスタッフに確認してください。
シルバーウィーク営業のお知らせには、ペット同伴OK、抱っこやカートでのレストラン利用OK、大型犬の優先席ありと書かれています。
ドッグデー:
ドッグデーの日は、普段ホーストレッキングに使うコースが、犬と歩ける特別コースとして開放されます。2026年秋は9月26日・27日と10月24日・25日の開催が、公式サイトで案内されていました。
この日も、安全のため厩舎内には入れません。
X(旧Twitter)の@hono_21_さんは、NASU FARM VILLAGEを「ワンちゃんOKで広大な草原が気持ちよすぎた」と紹介し、犬連れの那須旅行におすすめだと書いています。
冬に営業していない施設が多いからこそ、冬の那須は「行ける場所の見極め」が大切です。反対に、冬でも楽しめる場所を知っていれば、人の少ない静かな那須を満喫できます。
冬でも楽しめる無料スポット:
おでかけワンさんの動画では、冬でも営業していて無料で楽しめる4か所が紹介されています。乙女の滝、つつじ吊り橋と矢幡ツツジ群落地、殺生石、南ヶ丘牧場です。動画の撮影は9月ですが、冬の行き方もあわせて説明しています。
【犬連れ那須観光】無料で冬も楽しめる那須観光スポット4選!|南ヶ丘牧場・乙女の滝・つつじ吊り橋・殺生石
乙女の滝は、駐車場から展望台まで約30mと近い一方、階段がかなり急だと動画は伝えています。冬は凍っていることがあるため、足元に注意が必要です。落差は約10mで、冬には滝が凍って「氷のカーテン」のようになることもあるそうです。
つつじ吊り橋は全長130m・高さ38mで、バリアフリーの歩道が整っています。橋の中央は金属メッシュの床になっており、下が見えるため、苦手な犬は多いとのことでした。通常の通路ならペットバギーでも通れそうだったと話しています。
殺生石と南ヶ丘牧場:
殺生石は、火山ガスの匂いが漂う史跡です。歩いて10分もかからない距離ですが、日によって匂いの強さが違い、特に小型犬は気分を悪くする子もいるため注意が必要とされています。
南ヶ丘牧場は入場無料で、冬も入場できます。冬の間は牛が放牧されず、砂利道なのでしっかりした車輪のバギーでないと進みにくいと紹介されていました。
さらに動画では、冬は雪で道路が通行止めになる可能性があるため、足元の滑りやすさと愛犬の防寒に十分注意するよう呼びかけています。
GW・連休・紅葉期は営業時間の変動に注意
連休や行楽シーズンは、施設の営業時間が日によって変わります。たとえば那須ハイランドパークの営業時間は9:30〜17:30が基本ですが、日により変動し、公式の営業カレンダーを見る必要があります。
りんどう湖ファミリー牧場や那須どうぶつ王国も、時期によって開園時間が変わる施設です。連休は「いつもの時間」で動かず、前日に必ず公式の営業カレンダーを確認してください。
紅葉の時期は、屋外で愛犬を歩かせやすい一方、行楽客が増える時期でもあります。宿や人気のアクティビティは早めに予約しておくと安心です。
「犬OK」でも入れない場所がある同伴条件の落とし穴
入口で「犬が入れる範囲」を確認してから動くと、待合室への預け直しなどの手戻りを防げます
那須の観光地は、「犬OK」と書かれていても敷地の一部だけという施設が少なくありません。ここでは、実際に条件のある施設を、公式情報と自社データベースをもとに並べます。
先に結論をいうと、事前に確認すべきことは3つです。入れるエリア、必要な持ち物(キャリー・カート・同意書)、そして冬季や定休日の扱いです。まずは入口の条件確認。
那須どうぶつ王国は「ファーム」だけ犬と歩ける
無料ドッグラン2か所で犬と遊べる「那須どうぶつ王国」

那須どうぶつ王国
栃木県 那須郡那須町
愛犬と過ごせるのは、王国の約半分にあたる「王国ファーム」エリアです。王国タウン内には犬を連れて入れません。
公式の愛犬連れ案内によると、犬が使えるのは次の場所です。王国タウンの専用通路、カフェ「マヌルヌマ」・BOCCA・メェーメェーキッチンのテラス席、ショップ「コムリー」、無料のドッグラン2か所(パラダイスラン、小型犬専用のパラダイスリトルラン)です。
王国タウンを見たいとき:
王国タウンを観覧する場合は、愛犬を「わんちゃん待合室」に預けます。料金は2時間500円で、犬以外のペットは預けられません。
ファームエリアは屋外のため、雨具が必要です。荒天時は封鎖されることがあり、ファームの営業終了は王国タウンより30分早くなります。
入国のルール:
ドッグラン以外ではリードが必須で、動物から50cm以上離れて歩く決まりもあります。犬のワクチン接種証明書の提示は不要ですが、狂犬病やその他のワクチンを接種済みの愛犬に限られます。
そして冬季は、愛犬連れの入国もわんちゃん待合室の利用もできません。冬の那須で王国を考えている場合は、この点を最初に確認しておきましょう。
動物エリアに入れない那須サファリパーク
犬と一緒にサファリを回れる「那須サファリパーク」

那須サファリパーク
栃木県 那須郡那須町
サファリゾーン、ふれあい広場、サファリウォークなど、動物のいるエリアには犬を連れて入れません。ただし、ペットお預かり所に犬と猫を無料で預けられます。
愛犬と一緒に回る方法として、ペット同伴のサファリレンタカーがあります。入園料に加えて1台4,000円で、事前予約が必要です。ケージは幅33cm×奥行50cm×高さ30cm以下と決まっています。
大型犬はこのサイズに収まりにくいため、預け先を使う旅程になりやすいところです。冬季は積雪や路面凍結があり、スタッドレスタイヤかチェーンが必要です。
りんどう湖は牧場ゾーンと屋内だけ入れない
犬が乗れるアトラクションが豊富な「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」

那須高原りんどう湖ファミリー牧場
栃木県 那須郡那須町
同伴犬は入園無料です。園内にはドッグランがあり、犬と乗れる乗り物がそろっています。一方で、家畜伝染病を防ぐため、牧舎やふれあい広場など牧場ゾーンの一部と、売店・食事場所の屋内には入れません。屋外のウッドテーブルでなら、愛犬と食事ができます。
乗り物は「わんっダフルパス」(犬用1日パス、1頭1,000円)で使えます。体格で乗れるものが分かれる点が特徴です。
リードと首輪の着用は必須です。入園時には同意書の記入があります。
「旅する豆柴」の動画では、小柄な柴犬がりんどう湖ファミリー牧場を回る様子が紹介されています。入園手続きと同意書の記入、レストラン「カンティーヌ」でのテラス席の利用、ペダルボート、観覧車、遊覧船までを順に追っています。
【那須高原×愛犬とお出かけ】犬同伴で楽しめる遊園地「那須高原りんどう湖ファミリー牧場」に行ってみた結果
動画で印象的なのは、買い忘れやすい点の指摘です。「わんっダフルパス」を入園口で買い忘れても、メリーゴーランドやゴーカート近くの自動販売機で引き換え券を買えると説明しています。
レストランは、犬同伴だとテラス席になるため、荷物を置いてから店内で注文する流れでした。ロイヤルジャージーソフトクリームの店は犬同伴禁止で、飼い主が一人で買いに行ったと紹介しています。
ジープで回るダイナソーのツアーについて、動画では「小型犬まで」と説明され、投稿者はウォークコースを選んでいます。現在の条件は変わることがあるため、公式で確認してください。同じ園内でも、場所ごとに条件が違うことがよくわかります。
建物の中は抱っこ・カートが前提のことが多い
美術館や体験型の施設では、犬が自分で歩けないことがあります。自社データベースの公式情報から、条件をまとめました。
那須ガーデンアウトレットは、フードコートやスターバックス、那須Kitchen&Tableなど多くの飲食店が「入店不可」です。58 LOHAS FARM ORGANIC SALOON(ジェラート・クレープ・スムージー)は入店OKと案内されています。
大型犬はリードを短く持ち、自分の方に強く引き寄せて歩きます。車内やモールの柱に犬を残して離れる行為は禁止です。
動画投稿者のOmochi Daysさんも、アウトレットのほとんどの店が抱っこ入店OKで、ペット不可だった店は食事の場所以外ではなかったと話しています。そのうえで、食事ができる店はほぼ犬NGなので、テラス席や屋根のある席が限られる点を指摘していました。
那須ロープウェイはキャリーが基本
那須ロープウェイは、公式のペット案内で、犬の同乗に条件を設けています。通常便は、体全体が隠れるタイプの専用キャリーバッグが必要です。頭など体の一部が出るタイプは、ペット専用でも乗車できません。
特別便と運休:
窓口には有料のレンタルキャリーバッグがあります。さらに、特別便では抱っこでの乗車ができ、リードの着用が必要です。公式ページには「1頭につき1,000円」と記載があります。
特別便は毎日走るわけではありません。2026年は、公式の日程表で3月25日から12月9日までの限定日(毎月第2・第4水曜が中心で、繁忙期は除く)に運行します。秋以降は11月11日・11月25日・12月9日です。運行時刻や運休の日は変わるため、乗車前に公式で確認してください。
利用者の声:
インスタグラムの@terrierge_kaoriさんは、那須ロープウェイに乗り、雲海の上から見る景色がきれいだったと投稿しています。天気が良かったのは一瞬だけだったとも書いていました。
山の天気は変わりやすいため、ロープウェイは強風や雷で運休することがあります。晴れの日でも、行けなかった場合の代わりの行き先を決めておくと安心です。
宿にも「入れない範囲」がある
宿でも、「ペット可」の範囲は施設によってまったく違います。同じ「犬と泊まれる」でも、次のような条件があります。
つまり宿選びでは、「犬可」の数だけで比べても意味がありません。愛犬の体格・年齢、食事を一緒にしたいか、部屋に何頭いられるかを先に決めると、候補が大幅に絞れます。
愛犬の体格・年齢別に選ぶ那須の犬連れ
体格によって行ける宿と遊べる場所は大きく変わるため、先に愛犬のサイズで絞るのが近道です
体格や年齢は、旅の可否に直結します。宿選びの出発点は、愛犬のサイズ。宿73件のデータでは、受け入れサイズに次のような差があります。
大型犬以上を受け入れるのは57件で、全体の約8割です。超大型犬まで受け入れる宿は32件あります。
小型犬は抱っこ・カートが使える場所が広がる
小型犬は、選択肢がもっとも広い体格です。抱っこやカートが前提の施設、たとえばステンドグラス美術館やとりっくあーとぴあ、テディベア・ミュージアムは、抱えて入るため小型犬が中心になります。
ロープウェイの特別便やりんどう湖のトーマスなど、抱っこで乗れる乗り物もあります。ガーデンアウトレットは、抱きかかえ入店OKの店舗が88店と多いのも強みです。
小型犬を受け入れる宿:
宿には、小型犬だけを受け入れる宿が6件あります。ゲストハウス もみの木、ホテル四季の館那須、ホテル森の風那須、HOTEL PARADISO、わんこと泊まれる宿 MON、那須貸切御宿 趣(Omomuki)です。
小型・中型犬まで受け入れる宿は9件で、リゾナーレ那須や那須温泉グランピング Nennがその例です。なお、条件は宿ごとに違うため、予約前に公式で体重の上限も確認してください。
大型犬は「専用のランと広い宿」を軸にする
大型犬の旅では、犬が走れる場所と、受け入れてくれる宿をセットで探すのがコツです。大型犬OKの宿のうちドッグランがあるのは42件、温泉または露天風呂があるのは34件です。
ドッグランでは、DogDeckGarden(那須町)が大型犬専用の貸切レーンを備えています。CHANCE DOG FIELD(那須町)は大型犬エリア約800㎡・小中型犬エリア約200㎡と、エリアが分かれています。
ドッグランの選び方:
エンゼルフォレスト白河高原のドッグランは、湖畔のランが大型犬優先で、小・中型犬専用の場所もあります。千本松牧場のドッグランも、動画では手前が小型犬エリア、奥が全犬種用だったと紹介されています。
なお、那須高原SAのドッグランは無料ですが、口コミでは犬種による区画分けがないという指摘があります。大型犬と小型犬が同じエリアにいることに不安を感じた人もいたため、愛犬の性格に応じて使うのが無難です。
多頭は「頭数上限」がカギ
多頭飼いの旅行では、宿の頭数上限を最初に見ましょう。宿73件のうち、上限が2頭の宿が19件で最も多く、3頭以上OKは14件です(3頭7件・4頭2件・5頭3件・6頭2件)。1頭までの宿が3件、記載なしが25件です。
わんわんパラダイス プレミア 塩原は、公式のよくある質問で「頭数制限もございません」と案内しています。那須温泉 dog’s pension しゃのんちも、種別・頭数の制限なしと案内されています。
ただし、頭数が増えると部屋の広さや料金も変わるため、予約時の頭数入力が必須の宿もあります。
シニア犬・体力に不安がある犬は段差と動線を見る
シニア犬の旅では、体格より「段差」と「移動距離」が問題になります。宿の口コミでは、いくつかの注意点が報告されています。
那須の犬宿クーネルは、階段の昇降が必要な構造のため、シニア犬や大型犬は移動に工夫が必要という声があります。ホテルフォレストヒルズ那須 with DOGSも、階段や砂利道が多く、シニア犬には負担になったという指摘がありました。
年齢で断られる宿:
また、那須温泉グランピング Nennのペット宿泊専用プランは、12歳以上の犬が不可です。年齢で断られる宿もあるため、予約前に確認してください。
観光でも、乙女の滝は階段が急だと動画で紹介されています。つつじ吊り橋の周辺はバリアフリーの歩道で、ペットバギーも通れそうだったとあり、体力に不安がある子には向きます。
CHANCE DOG FIELDは、口コミで「高齢犬から大型犬まで」あらゆるサイズが快適に過ごせると評価されています。
那須で犬と泊まれるペット可の宿を選ぶ5つの基準
犬連れの宿は、ドッグラン・食事・温泉・料金の4点を先に決めると候補が絞れます
那須には、犬と泊まれる宿が73件あります。数が多いぶん、「何を基準に選ぶか」が決まっていないと、いつまでも決まりません。
宿選びの基準は、ドッグラン、食事、温泉、棟のタイプ、料金帯の5つです。件数はすべて自社データベースの集計です。比べる軸は、この5つの基準。
まず、代表的な宿の条件を一覧にします。
基準1 ドッグラン付きかどうか
ドッグランがある宿は、宿73件のうち49件です。屋外だけの宿もあれば、屋内もある宿、貸切できる宿もあります。
到着後すぐに愛犬を走らせたい場合は、宿にドッグランがあるかを真っ先に確認しましょう。チェックイン前の遊び場にも、早朝の散歩にも使えます。
1,600㎡の天然芝ランと屋根付きランがある「那須温泉 ホテルフォレストヒルズ那須 with DOGS」

那須温泉 ホテルフォレストヒルズ那須 with DOGS
栃木県 那須郡那須町
約1,600㎡の天然芝ドッグランがあり、小型犬から大型犬まで走り回れたという口コミが寄せられています。屋根付きのドッグランもあり、雨の日にも愛犬を遊ばせられます。
客室は全室コテージタイプで、天然温泉つきの部屋には愛犬用の露天風呂もあります。Restaurant SOLARISでは、店内で愛犬と一緒に食事ができます。
部屋食と注意点:
部屋食プランを選べば、客室のテラスでバーベキューをしたり、部屋でしゃぶしゃぶを楽しんだりもできます。
一方で、自然の地形を活かした立地のため、階段や砂利道が多く、シニア犬には負担になったという声があります。虫の多さや給湯設備の古さを挙げる口コミもあるため、虫対策の準備をしておくと安心です。
湖畔の複数ドッグランとスパが魅力の「エンゼルフォレスト白河高原」

エンゼルフォレスト白河高原
福島県 岩瀬郡天栄村
福島県天栄村にある、超大型犬まで受け入れる宿です。頭数の上限は6頭で、ペット料金は1頭1泊2,200円です。
口コミでは、広いドッグランと、湖畔を歩く散歩コースが高く評価されています。プライベートドッグランつきのコテージもあり、犬用バイキングや部屋食プラン、導入されたばかりの「わんちゃんスパ」も好評でした。
ただし、他の部屋から犬の鳴き声が聞こえたという報告もあります。静けさを重視する場合は、予約時に部屋の位置を相談してみてください。
基準2 食事を愛犬と一緒にできるか
食事の場所は、犬連れの宿でいちばん差が出る項目です。宿73件のうち、レストランに犬を連れて入れるのは45件、不可が17件、記載なしが11件でした。
食事に犬を連れて入れない宿でも、部屋食やテラス食、貸別荘のバーベキューで愛犬と過ごせることがあります。「食事は一緒がいいか、別でもいいか」を決めておくと選びやすくなります。
オーナーの握る寿司と犬同席の食堂が評判の「那須の犬宿クーネル」

那須の犬宿クーネル
栃木県 那須郡那須町
口コミでは、オーナーの握る寿司やステーキ、フレンチトーストといった料理が高く評価されています。愛犬を食堂まで連れていけて、犬用メニューも用意してもらえたという声があります。
ドッグランは手入れが行き届いていて広いと評判です。階段の昇降が必要な構造のため、シニア犬や大型犬は移動に工夫が必要です。
料金とアクセス:
ペット料金は1頭1泊1,540円で、頭数は各部屋2頭までが目安です(公式では相談可とされています)。那須ICから約15分の場所にあります。
X(旧Twitter)の@exp9rsさんは、クーネルに泊まって料理の美味しさに驚いたと投稿しています。ご主人がお寿司屋さんを15年やっていたと知って納得したそうで、部屋もきれいで、愛犬がドッグランでお友達に遊んでもらって大満足だったと書いていました。
気になる宿は、日程が決まったらすぐに空室を確認するのが安心です。
バイキングも愛犬と一緒に楽しめる「大江戸温泉物語わんわんリゾート 那須塩原」

大江戸温泉物語わんわんリゾート 那須塩原
栃木県 那須塩原市
ペット同伴で食事ができるため、愛犬を見守りながらバイキングを楽しめると好評です。客室は床がクッションシートで、犬が走っても安心という声があります。
屋内外にドッグランがあり、フロント横にはペット用のおやつビュッフェもあります。超大型犬は受け入れておらず、料金は1頭1泊2,200円です。
動線の注意:
一方で、わん棟から温泉やバイキング会場への移動にエレベーターを乗り継ぐ必要があり、駐車場から入口が遠いという指摘もあります。
動画投稿者のOmochi Daysさんは、この宿での宿泊の様子を別の動画にまとめています。
基準3 温泉・露天風呂が付いているか
温泉や露天風呂のある宿は、宿73件のうち42件あります。大型犬OKの宿だけを見ても、34件が温泉または露天風呂つきです。
宿によっては、客室のお風呂に犬を入れない決まりがあります。犬と入浴したい場合は個別に確認が必要で、入浴が目的なら愛犬用の露天風呂がある宿を軸に探しましょう。
塩原温泉で露天風呂とドッグランを楽しめる「わんわんパラダイス プレミア 塩原」

わんわんパラダイス プレミア 塩原(旧:亀の井ホテル 塩原 ワンちゃんの宿)
栃木県 那須塩原市
犬種・サイズ(超大型含む)・頭数に制限がない宿で、露天風呂とドッグランの両方があります。旧「亀の井ホテル 塩原 ワンちゃんの宿」で、西那須野塩原ICから約20分の場所にあります。
宿泊料金は小型犬(10kg未満)3,300円、中型犬(10〜25kg未満)4,400円、大型犬(25kg以上)5,500円です。マナーウェアを着用すれば、ベッドや布団で一緒に寝られます。
客室のお風呂には犬は入れません。事前に愛犬同伴宿泊規約のオンライン同意が必要で、ヒート中や生後4か月未満の犬は宿泊できません。
基準4 犬が泊まれるのは「どの棟」か
同じ宿でも、犬が泊まれる棟は決まっていることがあります。リゾナーレ那須は別館の愛犬ルーム、ホテルエピナール那須はテラス棟、ホテルハーヴェスト那須はペットコテージが対象です。
那須ログコテージ フィンランディアは、2025年6月にペット同伴の宿泊棟ができたコテージ型の宿です。1頭4,400円で、各棟に屋根付きのバーベキュー場があります。
ホテル併設の宿は、設備が整っている反面、犬が入れる場所が限られがちです。コテージ型は、部屋で犬が自由に過ごせるのが強みです。
基準5 ペット料金の相場
ペット料金は、宿73件を基本額で分けると次のようになります。なお、サイズ別の料金をとる宿は、この表の基本額と異なる場合があります。
最も多いのは1,000円台で、3,000円台までで大半を占めます。ペット料金とは別に、宿泊設備料や施設使用料がかかる宿もあります。
最終的な料金は、予約画面で愛犬の頭数と体重を入力して確認してください。
那須の犬連れランチ・カフェは「店内OK」か「テラスのみ」かで選ぶ
雨や暑さの日は、店内OKか屋根付きテラスかが店選びの決め手になります
食事の場所は、店内に犬を連れて入れるか、テラス席だけかで大きく分かれます。自社データベースのカフェ16件を分けてみました。
店内で犬と過ごせるのは5件、テラス席のみが7件、記載なしが4件です。雨の日や暑い日は、店内OKの店が頼りになります。選ぶときの基準は、店内かテラスかの区別。
「記載なし」の4件は、あむにゃむ、ペニーレイン 那須店、CAFE こうたろう、森のカフェ 風雅です。店内の可否を公式サイトで確認してから向かいましょう。
店内OKの店は雨の日の味方
ハンモックで食事ができる「ハンモックカフェ メッツァレイヤ」

ハンモックカフェ メッツァレイヤ
栃木県 那須郡那須町
店内に犬OKの席があり、エアコンの効いた室内で愛犬とゆったり過ごせます。店内には色とりどりのハンモックが13席吊るされていて、座りながら食事ができます。
注文はスマートフォンでのセルフオーダーです。平日は10:00〜17:00、土日祝は10:00〜20:00(L.O.19:30)と、週末は夜まで使えます。
お盆など混む時期は予約を止めることがあるため、電話で確認しておくと安心です。
各テーブルにドッグコットがある「Snow Peak Cafe 白河高原」

Snow Peak Cafe 白河高原(スノーピークカフェ)
福島県 岩瀬郡天栄村
エンゼルフォレスト白河高原に隣接するカフェです。店内は冷房が効いていて、各テーブルの脇にドッグコットが置かれています。リードの装着は必須です。
朝8:30からのモーニングプレートは前日までの予約が必要です。素泊まりで泊まった日の朝食場所としても使えます。
テラスのみの店は予約と天気を確認する
リードフックのあるテラスで和牛ハンバーグを楽しむ「Cafe Facile」

Cafe Facile(カフェファシル)
栃木県 那須郡那須町
結婚式場に併設されたカフェで、犬連れはテラス席だけ利用できます。リードを固定するフックがあり、犬用のおやつを出してくれたという口コミがあります。
国産和牛のハンバーグやマルゲリータの評価が高く、再訪を望む声もあります。
公式サイトで確認したい食事処
屋外席での食事は、牧場系の施設にもあります。千本松牧場のファームレストランと食事処もみじ亭には、屋外のペット同伴席があります。
南ヶ丘牧場の軽食「サンガ」は、店内も犬OKです。おでかけワンさんの動画では、ここのソフトクリームがとても濃厚で、犬と一緒に入れる点がありがたいと紹介されていました。
チーズガーデンとアウトレット:
Omochi Daysさんは、動画の説明欄で「チーズガーデン 塩原珈琲」(那須塩原市下田野531)と書かれているカフェで、ランチをとったと紹介しています。ペット用のテラス席と店内の入口が分かれていて、テラスは屋根も壁もあるので快適だったそうです。
一方で、那須ガーデンアウトレットは飲食店のほとんどが犬NGなので、昼食の場所を先に決めておくのが鉄則です。
那須の犬連れ観光と犬と遊べる牧場・ドッグランの組み合わせ方
牧場とドッグランを半日ずつ組み合わせると、愛犬も飼い主も疲れにくい旅程になります
観光地の数は多いのに、1日で回れる箇所は限られます。犬連れで無理なく動くなら、「牧場・テーマパークを半日、ドッグランを半日」の組み合わせが基本です。組み合わせの目安は、半日単位。
犬と遊べる那須の牧場・テーマパーク
入場無料で犬の遊び場が充実した「千本松牧場」

千本松牧場
栃木県 那須塩原市
牧場への入場も駐車場も無料で、ペット同伴で入れます。営業時間は9:00〜16:00(最終受付16:00)で、雨天休業の場合があります。
ドッグランは1頭30分500円、60分700円、フリータイム1,200円です。貸切のプライベートドッグランは30分1,000円、60分1,500円です。
Omochi Daysさんの動画では、リニューアルから約1年の千本松牧場を、愛犬と回る様子が紹介されています。ソフトクリームの店のテラス席、小型犬エリアと全犬種エリアに分かれたドッグラン、大人500円で犬と入れる動物ふれあい広場などです。
犬OKが多すぎる!ドッグフレンドリーな那須🍆千本松牧場・チーズガーデン・竜化の滝・アウトレット
ふれあい広場では、ウサギとモルモットのブースに犬OKの表示がなかったため、愛犬は外で待機したそうです。地面の状態が気になり、動物ブースの中では歩かせなかったとも話しています。
売店は犬NGで、ファームレストランも店内は入れず、テラス席で食事をとる形です。動画の撮影は4月で、金額や条件は変わる可能性があります。
犬と乗れる観覧車やゴーカートがある「那須ハイランドパーク」

那須ハイランドパーク
栃木県 那須郡那須町
入園は犬1頭500円で、入園同意書の登録が必須です。犬と乗れるアトラクションが1日乗り放題になる「わんっダフルパス」は1頭2,000円(入園料・同伴者は別途)です。
狂犬病と3種以上の伝染病の予防接種を、1年以内に受けた犬が対象です。園内ではリード着用が必須で、ペット用のアトラクション、ドッグレストラン、ドッグランがあります。
営業時間は9:30〜17:30が基本ですが、日により変わります。入園料は1,600円で、アトラクションは別料金です。
入場無料でソフトクリームも犬と食べられる「南ヶ丘牧場」

那須高原 南ヶ丘牧場
栃木県 那須郡那須町
牧場内は、リードをつけるかケージに入れれば犬と歩けます。飼育関連の施設、食品製造工場の周辺、飲食店や物販店の店内などは入れません。
排せつ物の持ち帰りが決まりです。営業時間は8:00〜17:30で、年中無休です。那須ICから約15分で、散歩がてら立ち寄る使い方に向きます。
犬と遊べる那須のドッグラン
ドッグランは、「走らせる」ための場所と「食事もできる」場所に分かれます。自社データベースのドッグラン4件は、次のとおりです。
高速道路の途中で無料で寄れる「那須高原SAドッグラン」

那須高原SA ドッグラン
栃木県 那須郡那須町
高速道路のサービスエリアにあり、東北道の那須ICから約8.0km、白河ICから約9.2kmです。無料で、24時間使えます。
区画分けがないため、愛犬の性格に応じて使い分けるのが無難です。周辺には遊歩道もあり、リードをつけたまま散歩できます。
大型犬専用の貸切レーンがある「DogDeckGarden(那須ドッグデッキガーデン)」

DogDeckGarden=那須ドッグデッキガーデン
栃木県 那須郡那須町
大型犬専用のドッグランで、貸切レーンは1頭1時間1,000円、2頭目は500円増しです。プライベートドッグランは縦長で壁が高く、大型犬も使いやすい設計だと評判です。
北欧風の明るいカフェが併設されていて、展望デッキからは那須山を望めます。営業は10:00〜17:00(受付は16:00まで)で、火曜が定休日です。
大型犬と小中型犬を分ける「CHANCE DOG FIELD(チャンスドッグフィールド)」

CHANCE DOG FIELD(チャンスドッグフィールド)
栃木県 那須郡那須町
大型犬エリア約800㎡と小中型犬エリア約200㎡に分かれていて、ココペーバーを敷いた足に優しい路面です。個室や半個室のプライベートスペースもあります。
初回に入会登録料が1頭1,000円かかり、観光で一度だけ使う場合は割高に感じるという口コミがあります。ドッグランは10:00〜16:00(最終入場15:00)、カフェは11:00〜16:00(L.O.15:00)です。
雨でも使える屋内ドッグランがある「エンゼルフォレスト白河高原のドッグラン」

エンゼルフォレスト白河高原のドッグラン(湖畔・屋内・小川・ドッグウォーク)
福島県 岩瀬郡天栄村
湖畔のラン、小川の流れるラン、ドッグウォーク、屋内ドッグランの4種類を、日帰り料金で使えます。屋内ドッグランは9:00〜18:00で、日帰りの受付は総合フロントです。
日帰りは1頭1日1,100円、2頭目以降は1頭550円、14時以降の半日利用は1頭550円です。宿泊者は無料です。
日帰りで使える動物たちのいるドッグパーク「ドッグパーク フォレストヒルズ那須」

ドッグパーク フォレストヒルズ那須
栃木県 那須郡那須町
ビジター利用は1回1,000円で、会員は入園無料です。営業は9:00〜20:30と長く、敷地には馬やヤギなど多くの動物がいるという報告があります。
インスタグラムの@foresthills_farmさんは、那須高原フォレストヒルズでポニーに乗って写真撮影をするワンちゃんの様子を投稿しています。撮影は500円と投稿内に書かれ、那須が紅葉まっただ中の時期の投稿でした。
半日・1日で組み合わせる
組み合わせは、愛犬の体格と体力で変わります。次の表は、自社データベースの営業時間と条件から組んだ目安です。
【東京発】那須の犬連れモデルコース1泊2日
雨の日は、屋根のある場所と抱っこで入れる施設を軸に組むと予定が崩れにくくなります
ここでは、愛犬の体格と天気で変わる3つの1泊2日モデルコースを紹介します。時間は、公式の営業時間と自社データベースのアクセス情報だけを根拠にしています。
東京から那須までの所要時間は、出発地や渋滞で変わります。八王子発の動画では、「約3時間かかった」と話していました。出発時刻は余裕を持たせてください。どのコースも、早めの出発がコツ。
小型犬編 抱っこ・カートで広く回る
小型犬は、抱っこやカートで入れる施設が使えるので、観光の幅が広がります。千本松牧場とアウトレットを1日目に、湯本の牧場とロープウェイを2日目に回す流れです。
2日目に美術館に入るなら、ステンドグラス美術館かとりっくあーとぴあが候補です。どちらも抱っこかカートが条件で、床や椅子に直接座らせない点に注意してください。
大型犬編 走れる場所を軸に組む
大型犬は、入れる観光地が限られる代わりに、ドッグランと広い宿を軸に組むと満足度が上がります。1日目に牧場、2日目に専用ドッグランです。
宿を選ぶときの注意点は、リゾナーレ那須のように中型犬20kgまでの宿があることです。大型犬は、予約前に体重の上限を必ず確認しましょう。
雨の日編 屋根のある場所をつなぐ
雨の日の那須は、屋根のあるテラス席と、抱っこで入れる施設をつなぐと動きやすくなります。ここは「犬とお出かけ・八王子発・ろんぱくちゃんねる」の動画が参考になります。
動画は、雨予報の日に屋内中心で計画した1泊2日の旅です。高速のサービスエリアで休憩し、ステーキハウス寿楽本店で昼食をとって、那須とりっくあーとぴあを見学し、ペニーズガーデンでティータイムという流れで紹介されています。
【犬連れ旅行栃木那須観光】雨の那須も悪くない⁈意外と楽しいランチ&観光1泊2日わんこ旅1/3 2026.7
動画では、いくつかの発見が紹介されています。サービスエリアには、ペット用のプリンを宣伝する掲示がありました。雨あがりのドッグランは水たまりになりやすいと話していました。
動画では、ステーキハウス寿楽本店に犬用の入口が別にあり、テラス席は屋根の下にあるため、横殴りの雨でなければ犬と食事ができると話しています。ペニーズガーデンも含め、犬の同伴条件は動画の2026年7月時点の内容です。利用前に店舗へ確認してください。
動画の説明には、途中で激しい雨に見舞われても、それを含めて旅を楽しむ様子が収められているとあります。
雨の日の選択肢をもっと知りたい場合は、那須エリアのペット可施設で施設ごとの条件を確認できます。
X(旧Twitter)で「12歳ビーグルの日常」を発信する@miriyo3yoroさんは、那須から無事に東京へ帰宅したと投稿し、今週末もまた那須旅行へ行き、次はテラスでバーベキューをすると書いています。
何度も通うリピーターがいるのは、宿やテラスで愛犬とのんびり過ごす時間が、那須の魅力として根づいているからでしょう。旅の組み立て方がわかれば、次の旅行はもっと楽になります。
那須の犬連れ旅の備え
高原や牧場、自然の道を歩く那須の旅では、旅先の急な体調不良やマダニへの備えが大切です。出発前に準備しておきたいことを、順に整理します。備えの柱は、病院・マダニ・ワクチンの3本柱。
動物病院は宿のそばを先に確認する
旅先で愛犬の体調が急に悪くなったとき、土地勘のない場所で動物病院を探すのは大きな負担です。那須は施設が点在するため、宿から病院までの距離も事前に知っておきたいところです。
出発前に確認したい点は3つあります。宿の最寄りの動物病院はどこか、夜間や休日に診てもらえるか、診察に必要なものは何か、です。
近隣の病院は、予約時に宿へ聞いておくと教えてもらえることがあります。かかりつけの獣医師に旅行の予定を伝えて、持病や常用薬の情報を書面でもらう方法もあります。
マダニ・ノミ対策は旅の前から
草むらや林を歩く機会が多い旅では、マダニ対策が欠かせません。栃木県は、ペットに付いたマダニを適切に駆除するよう呼びかけています。
県の公式ページによると、ペット用のダニ駆除剤は、かかりつけの獣医師に相談するよう案内されています。体調に変化があれば動物病院を受診するようにも書かれています。
県内の状況:
また同ページでは、県内で発熱や衰弱などの症状があった飼育ネコと飼育イヌの血液や糞便から、SFTSウイルスが検出されたと注意喚起しています。2025年9月から2026年4月にかけての県内の事例は、いずれもネコで、栃木市と益子町のものです。
那須地域の事例ではありませんが、マダニが身近な危険であることがわかります。出典は栃木県「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と犬猫のマダニ対策」です。
散歩の後にやること:
散歩や牧場の見学から戻ったら、耳の後ろ、脇の下、足の付け根を触って確かめましょう。マダニを見つけても無理に引き抜かず、獣医師に相談するのが安全です。
ワクチン証明と鑑札・注射済票を持つ
宿や観光施設では、ワクチンの接種状況を条件にしているところが多くあります。自社データベースから、条件の例をまとめました。
厚生労働省の公式ページでは、狂犬病予防注射を受けると市区町村から「注射済票」が交付され、鑑札と同じように犬に装着しておく必要があると説明しています。証明書だけでなく、首輪に鑑札と注射済票を付けて旅に出ましょう。
出典は厚生労働省「犬の鑑札と注射済票について」です。
持ち物と留守番・預け先
宿が備品を用意していることは多いものの、持参するものは宿ごとに異なります。公式の案内にある持ち物の例は、首輪、リード、フード、おもちゃ、毛布やマット、トイレに不安がある犬のためのマナーベルトです。
スイートヴィラ 那須高原Doggy’sオハナは、トイレトレー、ペットシーツ、食器、足拭きタオル、ウェットティッシュ、散歩用のうんち袋を持参品としています。予約前に持ち物の一覧を見て、足りないものを買い足しておきましょう。
愛犬を預けるときの選択肢:
観光地では、預けられる場所が決まっています。那須サファリパークは、ペットお預かり所に犬と猫を無料で預けられます。那須どうぶつ王国は、わんちゃん待合室が2時間500円です。
宿では、犬だけを部屋に残して外出することを禁止する宿もあります。Doggy’sオハナは「ペットのみを室内に残しての外出禁止」で、Earthboat Nasuも室内にペットだけを残して外出しないことを条件にしています。
リゾナーレ那須は、犬だけを客室に残すときはケージを使う決まりです。ホテルハーヴェスト那須は、食事や外出のときに備え付けのペットサークルを使います。
初めての那須で多い失敗と対処
ここまでの調査や動画、投稿から、初めての那須で起こりやすい失敗を8つに絞りました。どれも事前に知っていれば避けられる内容です。対処の合言葉は、事前確認と欲張らない旅程。
X(旧Twitter)の@Shihomi0305さんは、子どもと犬と一緒の那須旅行を振り返り、それぞれのペースや行ける場所に合わせるのでバタバタだったと投稿しています。ゆっくり休まる時間は少なかったものの、子どもと犬の成長を感じられる旅だったそうです。
とくに注意したいのは、同行者がいる旅です。子どもや親と一緒だと、全員のペースを揃えるのが難しくなります。愛犬を最優先にするなら、見たい場所を1日2か所までに絞ると余裕が生まれます。
よくある質問(FAQ)
那須は冬も犬連れで行けますか?
冬も行けますが、行ける場所は限られます。那須どうぶつ王国は冬季の愛犬連れ入国ができず、NASU FARM VILLAGEは12月から2月まで全日休業です。
一方で、乙女の滝、つつじ吊り橋、殺生石、南ヶ丘牧場のような屋外の無料スポットは冬も楽しめると紹介されています。積雪や凍結があるため、スタッドレスタイヤかチェーンの準備が必須です。冬の旅は、事前確認がカギ。
大型犬でも泊まれる宿はありますか?
あります。自社データベースでは、宿73件のうち57件が大型犬以上を受け入れていて、32件は超大型犬まで受け入れています。
大型犬OKの宿のうちドッグランがあるのは42件です。ただし、体重の上限を設けている宿もあるので、予約時に愛犬の体重を伝えてください。
雨の日でも楽しめますか?
楽しめます。抱っこやカートで入れる那須とりっくあーとぴあ、屋内ドッグランのあるエンゼルフォレスト白河高原、店内OKのカフェなどがあります。
屋根のあるテラス席を選べば、雨の日でも愛犬と食事ができます。強風や雷でロープウェイが運休することもあるため、代わりの行き先も決めておきましょう。
愛犬は王国タウンに入れますか?
入れません。那須どうぶつ王国では、愛犬と過ごせるのは王国ファームエリアで、王国タウンには犬を連れて入れません。
王国タウンを見たいときは、わんちゃん待合室に預けます。料金は2時間500円です。冬季は愛犬連れの入国も待合室の利用もできません。
ワクチン証明書は必要ですか?
施設によって違います。リゾナーレ那須は狂犬病予防注射と5種以上の混合ワクチンの証明書のコピーが必要で、ハイランドパークは狂犬病と3種以上の予防接種が条件です。
那須どうぶつ王国は接種済みの犬のみが対象で、証明書の提示は不要です。予約前に必ず公式で確認し、証明書は持って出かけると安心です。
愛犬を預けて観光することはできますか?
できる施設があります。那須サファリパークはペットお預かり所で犬と猫を無料で預けられ、那須どうぶつ王国はわんちゃん待合室が2時間500円です。
宿の部屋に犬を残して外出することは、禁止している宿が多くあります。留守番の可否は、必ず予約前に確認してください。
動物病院はどう探せばいいですか?
宿の最寄りの動物病院を、予約時に宿に聞いておくのが確実です。夜間や休日の対応可否は、出発前に病院へ電話で確認してください。
かかりつけの獣医師に旅行の予定を伝えておくと、持病や薬の情報をもらえます。マダニの駆除剤についても、旅の前に相談しておきましょう。
那須で犬連れ旅行をするためのまとめ
那須の犬連れ旅行は、エリア、時期、愛犬の体格の3つを先に決めると、選ぶ宿も行き先も一気に絞れます。準備の基本は、事前確認。
エリアは、観光地が集まる那須高原、ドッグランと温泉を重視するなら塩原や白河高原が目安です。時期は、冬に休業や入園不可の施設が多いことが最大の注意点です。
注意したい点:
そして「犬OK」と書かれていても、入れる範囲は施設ごとに違います。どうぶつ王国は王国ファームだけ、サファリは動物エリア不可、美術館は抱っこやカートが条件と、事前の確認が旅の成否を分けます。
体格別では、大型犬OKの宿が57件、超大型犬まで受け入れる宿が32件あり、小型犬だけの宿も6件あります。愛犬のサイズに合う宿とドッグランを先に決めると、旅程が組みやすくなります。
備えのポイント:
備えとしては、ワクチン証明書、鑑札と注射済票、マダニ対策、宿の最寄りの動物病院の確認が基本です。高原の自然を安心して楽しむための土台になります。
この記事で紹介した施設の条件は、2026年10月時点の公式情報と自社データベースにもとづきます。出発前には各公式サイトで最新情報を確認し、那須エリアのペット可施設一覧も活用しながら、愛犬と無理のない旅を楽しんでください。
