シャボテン公園は犬連れOK|同伴できる範囲と6つの注意点

伊豆シャボテン動物公園はシャボテン公園と犬連れで入園できますが、リードを1メートル以内にした上で、園内9か所には同伴できません。
ペットベース編集部が独自で調査した伊豆シャボテン動物公園の犬連れガイドです。単独や少人数で来園する飼い主さんが一番知りたいのは「入れないエリアがある間、愛犬をどうするか」という一点だと考え、公式の一次情報と現地の一次情報をもとに、犬と回れる順路まで組み立てました。
検索結果を見比べると、多くの記事が同伴不可の9か所を箇条書きで並べて終わっています。それ自体は正しい情報ですが、実際に旅行の計画を立てるときに知りたいのは、もう一歩踏み込んだ部分ではないでしょうか。
「その9か所の間、犬はどこにいればいいのか」「結局どれくらいの範囲を一緒に楽しめるのか」。公式FAQの記載をもとに、その答えまで具体的に示していきます。
なお、伊豆高原には同じグループが運営する「伊豆ぐらんぱる公園」という別施設があります。名前が似ているため検索段階で混同されがちですが、この記事で扱うのはあくまで伊豆シャボテン動物公園です。ぐらんぱる公園については記事後半で整理します。
伊豆シャボテン動物公園は、静岡県伊東市富戸1317-13にあり、伊豆急行「伊豆高原駅」から東海バスで約20分、タクシーなら約10分の距離です。伊東駅からは東海バスで約35分かかります。
駐車場は乗用車400台・バス18台分が用意されており、園の目の前は大室山への玄関口にもなっています。コインロッカーもあるため、犬用のキャリーや荷物が多いときは活用するとよいでしょう。
目次▼
シャボテン公園は犬連れで入れる|結論と3つの前提
伊豆シャボテン動物公園の公式サイトでは、ペット同伴の来園者向けに案内が用意されています。
ポイントは、リード・予防接種・同伴不可エリアの3つ。事前に確認しておきたいのは、この3条件。
1メートル以内のリードを付けること、法律で定められた予防接種を済ませていること、そして園内9か所には同伴できないことの3点です。
園内では動物たちの多くが放し飼いになっており、犬と動物が至近距離ですれ違う場面が日常的に起こります。だからこそ、リードの長さが1メートル以内という細かい指定があるのだと考えられます。
予防接種については、公式サイトに「法律で定められている予防接種を受けていないペットはご遠慮下さい」と明記されています。狂犬病予防注射のことを指していると考えられ、伊東市も年1回の接種を義務として案内しています。
伊東市の狂犬病予防注射のページでは、狂犬病予防法によって飼い犬に年1回の予防注射が義務付けられていることと、注射を受けた証として「狂犬病予防注射済票」が交付されることが説明されています。愛犬と一緒に施設を訪れる前に、注射済票が首輪に付いているかを確認しておくと安心です。
出典: 伊東市 狂犬病予防注射について
犬と一緒に入れない9か所を先に押さえる
公式サイトが同伴不可としているのは、次の9か所です。
- バードパラダイス
- カンガルーの丘
- なかよし牧場
- カピバラ虹の広場
- アニマルボートツアーズ
- レッサーパンダ館
- タッチdezoo
- ベビールーム
- 飲食店内
性質はさまざまでも、共通するのは動物や食事との至近距離という一点。いずれも動物との距離が近い、いわゆる「ふれあい」を主目的にしたエリアです。動物への餌やり体験ができるカピバラやカンガルーのゾーンと、飲食店内が同じ扱いになっている点は見落としやすいところ。
伊豆旅行の様子を伝える別のYouTube動画でも、「アニマルボートツアーとバードパラダイスは犬を連れて入れない」「レッサーパンダも入れない」というやり取りが交わされていました。
リストの中身と実際の現地案内が一致していることが確認できました。窓口のチケット売り場では、同伴不可のエリアについて案内されることもあるようです。
一方で、これらのエリアの外からの見学ができる場所も多く、YouTubeで見つけた来園者の動画でも「屋内の展示やふれあいコーナーなど犬の立ち入れないエリアはいくつかあるが、外からの見学が可能なエリアも多い」と話されていました。入れないからといって完全に諦める必要はなさそうです。
入れないエリアはどうするか|公式は「交代で利用」を案内
ここが、上位の検索結果があまり答えていない部分です。
公式FAQには次のように書かれています。「リードを付けていただければご入園いただけます。園内には入園できないエリアもございますので、飼い主様が交代でご利用いただくようご協力をお願いいたします。」
つまり、同伴不可エリアに入りたいときは、ひとりが犬と外で待ち、もうひとりが体験してから交代する、という利用が公式に想定されています。単独で来園する場合は、その9か所の体験自体を諦めるか、犬を車に残さず外の見学ルートで楽しむ形になります。カギを握るのは、交代というひと工夫。
2人以上のグループで来園するなら、9か所の体験時間をあらかじめ短めに見積もっておき、待つ側は近くの日陰やベンチで犬を休ませながら過ごすと負担が少なくなります。YouTubeの動画でも、複数の来園者がベビーカーや犬を交代で見ながら見学している様子がうかがえました。
Xでも似た体験談が見つかりました。先代犬を連れて訪れた飼い主さんは、犬はリードを付けていればOKだけれど放し飼いの孔雀やミニサルがいるので、何かあってはいけないと犬を抱っこしていたと投稿しています。
プレーリードッグ舎の前で犬を地面に下ろした瞬間、見張り役のプレーリードッグの合図で全員が穴に隠れてしまったというエピソードも添えられていました。
放し飼いの動物と犬が近づく構造だからこそ、体験コーナーの外側でも気の抜けない場面があるということです。動物側が犬に驚いてしまうケースがあることも、覚えておきたいポイントです。
孔雀に果敢に近づいたポメラニアンの様子を投稿しているアカウントもありました。突かれそうな気配を感じてすぐに撤退した、というエピソードが添えられています。放し飼いの動物との距離感は、実際にその場で犬の反応を見ながら調整するしかない部分もあるようです。
一方で、ペンションでは大型犬にビビっていたのに、シャボテン公園ではロバに積極的に近づいていったという「カンタくん」の投稿もあります。犬の性格や動物との相性によって、反応は大きく変わるようです。
犬と回れる順路|同伴可エリアだけで組み立てる
同伴不可エリアを避けながら歩ける園内の散策路
同伴不可の9か所を除くと、実際にはかなりの範囲を犬と一緒に歩くことができます。
編集部が公式マップと来園者の体験談をもとに組み立てたのが、次の順路です。
入園ゲート→太陽の広場周辺→シャボテン温室→カピバラ展示(外からの観覧)→レストランテラスという流れなら、同伴不可のエリアを避けながら、園の主要な見どころをひと通り押さえられます。

伊豆シャボテン動物公園
静岡県 伊東市
編集部が確認した実際の口コミでも、園内のほぼ全体がふれあいコーナーになっており、追加料金なしで多くの動物に接することができたという声が多く寄せられています。キリンへのおやつあげ体験など、他の施設ではなかなかできない体験も評価されていました。
犬を連れた場合はこうした餌やり体験自体には参加できませんが、動物たちが園路を自由に歩く姿をすぐそばで見守れる環境そのものが、犬にとっても新鮮な刺激になっているようです。バードエリアは階段が急な区間もあるため、抱っこ紐を用意しておくと小型犬連れでも歩きやすくなります。
滞在時間の目安としては、動物園としての見学だけで2時間半前後という声が複数の動画で語られていました。犬の休憩や交代利用の時間を含めると、半日程度を見込んでおくとゆとりのあるスケジュールになります。
Instagramでは、チワワと一緒に伊豆シャボテン動物公園を訪れた飼い主さんの投稿が見つかりました。放し飼いのペリカンのすぐそばで、リードを付けた愛犬が写っている一枚です。動物と犬の距離の近さが、写真からも伝わってきます。
ペットカートの貸し出しはある?
編集部が公式サイトを確認した限り、ペットカートの貸し出しに関する記載は見当たりませんでした。有料のベビーカー貸出はありますが、これは人間の赤ちゃん用です。
リードを付けての徒歩入園が前提になっているため、持ち物としてはリードとおやつ、水分補給用のグッズを用意しておくのが基本になります。小型犬を抱っこ紐で運ぶ来園者の姿も動画で確認できました。頼れるのは、抱っこ紐と小まめな休憩。
シャボテン公園と近隣の伊豆アニマルキングダムを比較したYouTube動画では、伊豆シャボテン動物公園には犬の体重やサイズによる入場制限がなく、大型犬も一緒にお散歩を楽しんでいたと紹介されていました。犬種を問わず入園できるのは、この施設の大きな特徴のひとつです。
一方で、園内は溶岩地形を生かした造りになっており、洞窟のような細く感じる通路もあると同じ動画で語られています。ペットカートを使わない前提で来園するなら、混雑する時間帯の通路の狭さも念頭に置いておきたいところです。
動物ふれあい体験に犬は参加できる?
「ふれあい」と一口に言っても、実は2種類あります。
ひとつは、カピバラやカンガルー、キリンなどへの餌やり体験。これは動物側のスペースに入っての体験のため、犬は同伴できません。
もうひとつは、犬自身が参加できる特別なイベントです。過去にはゴールデンウィーク期間中に、犬同士のふれあいや撮影会が企画されたこともあるようですが、時期によって内容が変わるため、来園前に公式サイトやSNSで最新の開催情報を確認するのが確実です。
この2つを混同してしまうと、「動物への餌やり体験に犬も参加できる」と勘違いしてしまいがちなので注意しましょう。動物用のふれあいと、犬自身が主役になれる特別な時間。似ているようで実は別物です。
犬自身が参加できるイベントは常設のプログラムではなく、開催の有無や内容は時期によって変わります。旅行の計画段階で公式サイトのトピックスやSNSをチェックしておくと、当日の楽しみ方の幅が広がります。
伊豆シャボテン動物公園と犬の関わりは近年に始まったものではないようです。Xには、2009年に伊豆シャボテン動物公園でラブラドールとゴールデンレトリーバーを連れて訪れたときの写真を懐かしむ投稿もありました。
大型犬を連れて楽しめる動物園として、以前から親しまれてきた場所であることがうかがえます。
YouTubeで見つけた来園者の動画では、フェネックの展示エリアで犬たちが尻尾を振って大興奮する様子や、リスザルトンネルを通り抜けながら天井の猿を目で追って興奮する様子が紹介されていました。
ガラス越し・柵越しに動物を見られるエリアが多く、直接の餌やりでなくても十分に犬が楽しめる場面は多いようです。
投稿者のなかには、カピバラに餌をやる飼い主にヨークシャーテリアがやきもちを焼いて吠えてしまった、という体験を共有している人もいました。
犬が興奮しやすい動物ゾーンでは、リードをしっかり短く持ち、他の来園者の迷惑にならない距離を保つ意識が必要だと感じます。
温室(サボテン温室)に犬と入れるか|公式の除外リストと口コミの食い違い
サボテンや多肉植物が並ぶ温室も犬と一緒に歩ける
検索していると「温室は犬NG」という口コミを見かけることがあります。結論から言うと同伴可。
しかし、公式サイトが同伴不可としているのは先述の9か所のみで、シャボテン温室はこのリストに含まれていません。つまり、リードを付けていれば犬と一緒に入れるエリアです。
温室内の様子について、YouTubeの動画では「洞窟のような細い箇所も多いので混雑時は注意が必要」というコメントがありました。1,500種類のサボテンや多肉植物が並ぶ通路は、場所によっては狭く感じられるようです。
大型犬を連れて行く場合は、混雑する時間帯を避け、細い通路ですれ違う来園者に配慮しながら歩くのがよさそうです。温室は屋根があるため、雨の日の避難場所としても使いやすいという副次的なメリットもあります。
温室内には樹齢約170年を超えるサボテンをはじめ、1,500種類の植物が展示されています。犬にとっても新しい匂いの連続で、鼻を動かしながら歩く姿が見られるかもしれません。植物にいたずらをしないよう、リードを短く持って歩くことをおすすめします。
なお、口コミサイトなどで見かける「温室は不可」という情報は、公式の除外リストと照らし合わせる限り根拠が見当たりません。時期によって案内が変わる可能性もゼロではないため、心配な場合は入園時に窓口で確認しておくと確実です。
食事は食堂街のテラス席で
テラス席なら犬と一緒に食事の時間も過ごせる
飲食店内へのペット同伴はできませんが、食堂街のテラス席は利用できると公式に案内されています。食事の選択肢は、店内ではなくテラス席の一択。繁忙期は満席になる場合があるとの注記も添えられているため、混雑が予想される時期は時間帯をずらすのがおすすめです。
YouTubeの比較動画でも、伊豆シャボテン動物公園は飲食店の種類が多く、テラスなら犬も一緒に過ごせると紹介されていました。周辺の伊豆アニマルキングダムと見比べたうえでの評価だったので、食事のしやすさという点では強みのひとつと言えそうです。
園内には「カピバーガー」を提供するレストランや、輸入雑貨・オリジナル商品を扱うショップもあります。犬を連れていると店内の座席には座れませんが、テラス席なら景色を見ながら食事を楽しめます。混雑する昼どきを避けて、少し早めか遅めの時間に休憩を取るのもひとつの工夫です。
周辺で犬とゆっくりランチをしたい方へ
園内のテラス席だけでなく、伊豆高原エリアには犬と入れるレストランやカフェも点在しています。詳しくは伊豆高原の犬連れランチガイドでまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
入園料は変動制|2,800円と3,000円の2段階
伊豆シャボテン動物公園の入園料は、平日と休日(土日祝・長期休暇)で金額が変わる料金カレンダー制になっています。
大人(中学生以上)は平日2,800円・休日3,000円、小学生は平日1,400円・休日1,500円、幼児(4歳以上)は平日700円・休日800円です。平日と休日の差は最大200円。
過去のブログ記事などで「大人2,600円」という記載を見かけることがありますが、これは料金カレンダーの改定前の情報と考えられます。来園前には公式サイトの最新の料金カレンダーで日付ごとの金額を確認するのが確実です。
犬自身の入園料は?
犬自体への入園料については、公式サイトに記載が見当たりませんでした。動物として観覧の対象になるわけではなく、あくまで飼い主に同伴する存在という位置づけのため、料金表に項目自体が設けられていないと考えられます。
ただし公式サイトに明記がない以上、「犬は無料」と断定することは避け、当日窓口で確認しておくと安心です。
これは「犬に入園料はかからないのでは」と不安に思う読者にとっては朗報の可能性が高い一方、「本当に無料なのか」「何か別料金が発生するのでは」という疑問には、現時点では公式の裏付けがないとしか答えられません。断定を避けたうえで、当日の窓口確認をおすすめする理由はここにあります。
営業時間は平日8:30〜18:00、土日祝8:30〜18:30が基本で、夏季には延長営業を行う日があります。最終入園受付は閉園の30分前です。福祉割引もあり、適用には障がい者手帳の提示が必要とされています。
出典: 伊豆シャボテン動物公園(公式)
大型犬・多頭・高齢犬で行く場合の注意点
先に紹介した温室の狭い通路や、放し飼いの動物との遭遇は、大型犬や多頭連れにとって特に気を配りたいポイントです。
YouTubeの比較動画では、伊豆シャボテン動物公園について「大型犬も楽しそうに散歩していた」という感想が語られる一方、洞窟のような細い箇所での混雑時は注意が必要だとも話されていました。園全体が溶岩地形を生かした造りになっているため、平坦な直線道路ばかりではないようです。
高齢犬や暑さに弱い犬種を連れて行くなら、繁忙期の日中を避け、開園直後や平日午前中の空いている時間帯を狙うのが安心です。Xの投稿でも「平日は空いていた」という声が見られました。
多頭で来園する場合は、リードが絡まりやすい温室内の狭い通路や、動物への興奮が伝染しやすいふれあいエリア周辺で特に注意が必要です。1頭ずつ交代で見学するくらいの余裕を持って計画すると、犬たちにとってもストレスの少ない一日になります。
高齢犬は段差や急な階段が負担になりやすいので、バードエリア付近の階段や、大室山のリフト乗り場までの傾斜を考慮しておくとよいでしょう。抱っこでの移動が中心になる場合は、体力面での無理をしないスケジュールを意識してください。
放し飼いの動物と犬がすれ違う場面では、動物側が驚いて逃げてしまうこともあります。ドッグランのような区画にたくさんの雀が入り込んでいたところ、来園者が近づくと一斉に外へ飛び去ったという体験談もありました。
犬が動物を追いかけてしまわないよう、リードを短く持つ意識を切らさないことが大切です。
夏場は屋外中心の園であることを意識する
伊豆シャボテン動物公園は屋外の展示が中心で、夏季には営業時間の延長も行われます。日射しの強い時間帯に長時間歩き続けると、犬にとっても人にとっても負担が大きくなります。
環境省が公開している暑さ指数(WBGT)は、気温だけでなく湿度・日射や輻射熱も加味して算出される熱中症リスクの指標です。同省の解説では、暑さ指数が28(厳重警戒の目安)を超えると熱中症患者が著しく増えるというデータが示されています。
訪問日の暑さ指数が高めの日は、休憩をこまめに挟む、日陰の多いルートを選ぶといった対策を意識するとよいでしょう。対策の基本は、こまめな休憩と日陰ルート。
駐車場に犬を残さない
炎天下の車内は短時間でも高温になり、熱中症のリスクが高まります。同伴不可エリアを見学する間に「車で待たせておけばいい」と考えるのは避け、公式が案内する交代利用の形で対応するのが安全です。
犬と一緒のマナー|リードとふん尿の始末
園内で守るべきマナーは、リードの長さだけではありません。
伊東市が公開している飼い犬のマナー・ルールのページでは、犬を飼う際の基本として、鑑札と当年度の注射済票を首輪に付けること、そしてふん尿の始末を徹底することが呼びかけられています。押さえるべきは、鑑札・注射済票・ふん尿処理のみっつ。旅行前に見直しておきたいのは、鑑札と注射済票。
放し飼いの動物が多い伊豆シャボテン動物公園では、他の来園者や動物への配慮がいつも以上に求められます。ふん尿の始末用の袋を多めに持参し、リードを緩めずに歩くことを心がけましょう。
伊東市への犬の登録と、鑑札・注射済票の携帯は、伊豆シャボテン動物公園に限らずペット同伴で施設を利用するときの基本になります。旅行前のタイミングで、首輪の鑑札や注射済票が外れていないか一度確認しておくと安心です。
出典: 伊東市 飼い犬のマナー・ルール
大室山とセットで回る(0.63km)
大室山では抱っこでリフトに乗り、山頂からの絶景を楽しめる
伊豆シャボテン動物公園から徒歩圏内、直線距離でおよそ0.63キロメートルの場所には、お椀型の形が特徴の大室山があります。
リフトで山頂まで上ると、約1キロメートルの遊歩道が整備された火口跡を一周でき、天気が良ければ相模湾から富士山まで見渡せる景色が楽しめます。
大室山のリフトは、体高45センチメートル以下の小型犬に限り、抱っこした状態での乗車が可能です。リフト運賃自体は犬に対してかかりません。
条件は、体高45センチメートル以下の抱っこ乗車のみ。園内では1メートル以内のオンリードが推奨されており、マナーを守った利用への協力が呼びかけられています。抱っこ移動の負担を減らす鍵は、体力に合わせたスケジュール。

大室山
静岡県 伊東市
体高45センチメートルを超える中型犬・大型犬は、公式サイトの案内を確認する限りリフトへの乗車が難しいため、山頂の遊歩道までは行けません。伊豆シャボテン動物公園でしっかり動物たちと触れ合ってから、大室山は人間だけで景色を楽しみに行く、という組み合わせ方も選択肢のひとつです。
シャボテン公園でしっかり歩いた後、大室山のリフトで景色を楽しむという組み合わせは、伊豆高原の観光として定番のコースです。より詳しいモデルコースは大室山の犬連れガイドにまとめています。
隣のぐらんぱる公園と混同しない
伊豆シャボテン動物公園から車で数分の場所に、同じグループが運営する「伊豆ぐらんぱる公園」という施設があります。
こちらはドッグランを備えたレジャー施設で、動物とのふれあいを主体とする伊豆シャボテン動物公園とは営業内容も料金体系も異なります。
名前の響きが似ているうえ、同じ会社が運営しているため、検索段階で両者を一緒に扱っている情報も見かけますが、来園前には別施設だと理解しておくと当日の予定が立てやすくなります。
伊豆シャボテン動物公園は動物とのふれあいと園内散策が主体、伊豆ぐらんぱる公園はドッグランや遊具など犬自身が体を動かせるアクティビティが主体、というのがおおまかな棲み分けです。違いをひと言でいえば、見る動物園と遊ぶ広場。
両方を1日で回るのは移動時間を考えると忙しくなりやすいため、どちらか一方に絞るか、宿泊を挟んで2日に分けて訪れるのが現実的です。
ドッグランを目的にするなら伊豆ぐらんぱる公園のほうが目的に合っている場合もあるので、来園目的に応じて選び分けてみてください。
伊豆高原全体の犬連れ情報もあわせてチェック
シャボテン公園以外にも、伊豆高原には犬と楽しめるスポットが数多くあります。選択肢は観光だけでなく、宿泊や食事まで多彩なラインナップ。
エリア全体の犬連れ情報は伊豆高原の犬連れ観光ガイドに、宿泊先を探すなら伊豆高原の犬と泊まれる宿ガイドにまとめています。
旅程を組む際の参考にしてみてください。伊豆高原エリア全体の情報は伊豆高原エリアページからも確認できます。
よくある質問(FAQ)
犬を預けられる場所はありますか?
公式サイトに専用の預かりサービスの記載は見当たりませんでした。確認できているのは、同伴不可エリアに入りたいときは飼い主同士が交代で利用する、という公式の案内のみです。単独で来園する場合は、その9か所の体験自体を見送るか、外からの見学ルートで楽しむ形になります。
犬自身の入園料はかかりますか?
公式サイトの料金表に犬用の項目は見当たりませんでした。無料と断定できる記載もないため、当日窓口で確認しておくのが確実です。確認の手段は、当日の窓口のひと言。
雨の日でも犬と楽しめますか?
シャボテン温室は屋根があるため、雨天時でも見学しやすいエリアです。ただし通路が狭い箇所もあるので、混雑時は特に足元とリードの扱いに気をつけましょう。
混雑を避けるおすすめの時間帯はありますか?
Xの体験談でも「平日は空いていた」という声がありました。繁忙期を避けるなら平日の午前中、開園直後の時間帯が比較的落ち着いています。夏季は営業時間が延長される日もあるので、公式サイトの料金カレンダーで当日の営業時間もあわせて確認してください。
前売りチケットは使えますか?
前売りチケットを利用する場合、現地でQRコードを紙のチケットに交換する必要があるという体験談があります。当日は入園ゲート前で並ぶ時間を見込んでおくと、スムーズに動物たちのいるエリアへ向かえます。なお、特定のチケット販売サービスへのリンクは掲載していません。
大型犬でも一緒に歩けますか?
体重やサイズによる入場制限は設けられていないため、大型犬も同伴できます。ただし温室や一部の通路は狭く感じる場面があるため、混雑時はリードを短く持ち、他の来園者や動物との距離に配慮しながら歩いてください。
シャボテン公園に犬連れで行くときのまとめ
伊豆シャボテン動物公園は、1メートル以内のリードと予防接種済みであることを前提に、9か所を除く広いエリアを犬と一緒に歩ける施設です。
入れないエリアは公式が「交代利用」を案内しており、単独で来園する場合は外からの見学ルートを組み合わせるのが現実的な対応になります。
温室は同伴可、食事はテラス席、犬自身の入園料やペットカートの有無は公式に記載がないため断定を避ける、という3点を押さえておけば、当日の動きに迷いにくくなるはずです。当日の頼りになるのは、この3つの押さえどころ。事前にチェックしておきたいのは、公式サイトの最新情報。
同伴不可の9か所があるからといって、犬連れの来園を諦める必要はありません。放し飼いの動物との距離感やリードの扱いに気を配りながら、無理のないペースで園内を歩いてみてください。
大室山とセットで回るコースや、周辺のランチ・宿泊情報もあわせて確認しながら、愛犬と一緒に伊豆高原の旅を楽しんでください。



