那須で犬と泊まれる宿の選び方|3タイプと条件別ガイド

ペットベースペットベース編集部・2026/10/20公開
那須で犬と泊まれる宿の選び方|3タイプと条件別ガイド

那須で犬と泊まれる宿は、「犬が入れる範囲」「愛犬の条件」「総額」の3点で絞ると選びやすくなります。

ペットベース編集部が独自で調査した、那須の犬と泊まれる宿の選び方ガイドです。栃木県の那須町・那須塩原市・大田原市と、福島県の天栄村(白河高原側)で公開中の宿泊施設73件を、公式サイトの案内と自社データベースで整理しました。

同じ「犬OK」でも、すべての客室で泊まれる宿と、決まった棟や部屋だけの宿があります。ここを読み違えると、食事の間は犬を部屋に残す、温泉は交代で入るといった予定外が起こります。

調査の対象と時点:

調べたのは2026年10月時点の公式情報です。犬を預けるためのペットホテルは目的が違うので扱わず、犬と一緒に泊まれる宿だけを比べています。

エリア全体の旅の組み立て方や観光・ランチは、那須の犬連れ旅行ガイドにまとめました。この記事は宿選びに絞っています。

この記事でわかること:

  • 犬が入れる範囲で分ける、宿の3タイプと件数
  • 超大型犬・多頭・シニア犬・吠えやすい犬・初めての宿泊に合う宿の見つけ方
  • 2人と犬1頭の1泊総額の目安と、料金差が生まれる理由
  • 予約前に確認する書類・サイズ・留守番・キャンセル料の違い
  • チェックインから翌朝までの流れと、季節ごとの注意点
目次▼

那須で犬と泊まれる宿は「犬が入れる範囲」の3タイプで選ぶ

三つの犬連れ宿の建物を前に道で立ち止まる夫婦と柴犬犬が入れる範囲を先に決めると、宿選びの失敗が減ります

那須で犬と泊まれる宿を比べるときは、宿の名前や設備より先に、「犬がどこまで入れるか」を見ます。公式の案内と自社データベースをもとに、編集部が次の3タイプに分けました。

選び方の軸は、犬の居場所。食事、入浴、チェックインの3場面で、犬がどこにいるかが宿ごとに違います。

タイプ犬が泊まれる範囲件数向いている人
全室・全棟型すべての客室・棟・一棟貸し33件部屋でも庭でも犬と過ごす時間を長くしたい人
別棟型犬専用の棟・離れ・テント・区画20件ホテルの温泉や施設も使いつつ、犬とは別棟で過ごしたい人
一部客室型ホテル・旅館の建物内の数室だけ7件犬連れでも宿のサービスを受けたい、留守番ができる犬を連れた人
範囲が確認できなかった宿客室への同伴は可だが、対象の範囲が書かれていない13件予約前に公式へ問い合わせる必要がある人

73件の内訳は、全室・全棟型が33件、別棟型が20件、一部客室型が7件、範囲が確認できなかった宿が13件です。13件は「客室に同伴できる」とだけ書かれていて、全室なのか一部なのか判断できなかったため、あえてどのタイプにも入れていません。

タイプごとの設備の違い:

自社データベースの記載をタイプ別に集計すると、設備にも傾向が出ます。

タイプ件数ドッグランあり超大型犬まで受け入れ温泉または露天風呂あり
全室・全棟型33件25件18件18件
別棟型20件10件8件13件
一部客室型7件3件3件5件

全室・全棟型はドッグランのある宿が多く、33件中25件です。一方で別棟型は、ホテルの温泉を持つ宿が多く、20件中13件に温泉か露天風呂があります。

予約前に自分へ聞く3つの質問:

  • 夕食の間、犬は一緒にいられるか、部屋で待つか
  • 入浴の間、犬は誰と、どこで待つか
  • チェックインの手続きの間、犬はどこにいるか

この3つに答えられる宿なら、予約後に「思っていたのと違う」となる可能性はぐっと下がります。以降は、タイプごとに宿の実例を見ていきます。

全室で犬と泊まれる宿|ペットと泊まれるコテージの選び方

リビングの大きな窓から庭の専用ドッグランを走る柴犬を眺める夫婦全室型は、部屋の中でも庭でも犬と過ごせる時間が長くなります

全室・全棟型は、宿のすべての客室や棟で犬と泊まれるタイプで、那須では最も数の多い選択肢です。33件のうち26件が那須町、6件が那須塩原市、1件が天栄村にあります。

犬の宿泊を前提につくられているため、足洗い場や滑りにくい床、犬用の備品がそろっている宿が目立ちます。ただし、全室で泊まれることと、食事や入浴まで犬と一緒にできることは別の話です。全室型を見るときの合言葉は、食事と入浴の自由度。

まず、全室型のうち表で比べやすい5つの宿の条件を並べます。

施設名受け入れサイズ頭数上限ドッグラン温泉・露天風呂ペット料金
四季の宿 こよみ小型・中型・大型(超大型不可)記載なしありあり(露天風呂あり)小型・中型2,200円・大型3,300円(2頭目から小型・中型1,100円・大型2,200円)
HAMIRU’S FOREST WITH DOG小型・中型・大型・超大型制限なしなし(系列施設で利用)あり(露天風呂あり)1頭1泊2,000円
愛犬と暮らす宿 Villa Leaf小型・中型・大型・超大型制限なしありなし無料
ドッグコテージハートヒルズ那須小型・中型・大型・超大型制限なしあり(屋外)なし1頭1泊1,000円(マウンテン系の犬種は3,000円)。公式サイト・電話予約は1泊目の1頭分が無料(マウンテン系は除く)
エンゼルフォレスト那須小型・中型・大型・超大型記載なしあり(屋外)あり(露天風呂あり)3頭まで1室3,000円・4頭目から1頭1,000円(1泊ごと)

こよみとHAMIRU’S FOREST WITH DOGは、食事を部屋でとる宿です。食事の間も犬と離れずに過ごせます。

ドッグランは「どこまで貸切か」で選ぶ

那須でドッグラン付きコテージを探すときは、犬を走らせる場所が「部屋専用」「宿泊者だけの共用」「系列施設」のどれなのかを確かめます。夜でも使えるか、犬同士が顔を合わせるかが変わるためです。

全コテージが愛犬同伴で、客室専用と共用のドッグランを選べる「エンゼルフォレスト那須」

エンゼルフォレスト那須の外観
宿泊ドッグラン

エンゼルフォレスト那須

栃木県 那須郡那須町

犬OK大型犬OK
¥8,694〜/泊・1名(参考)

公式サイトは、すべての客室で犬と泊まれると案内しています。多くのコテージにプライベートドッグランが付いていて、これとは別に、小型・中型犬優先と大型犬優先の共用ドッグランが2か所あります。

愛犬同伴料金は3頭まで1室3,000円で、証明書の持参は不要です。そのかわり、予防接種などを定めた「愛犬同伴宿泊規約」に署名します。大型犬は体高50cm以上と決められていて、攻撃的な犬は泊まれません。

部屋での過ごし方:

ベッドには犬を上げられず、寝るときは備え付けのサークルか、持参したクレートを使います。サークルは1台だけで追加できないため、2頭以上ならクレートを持っていくと夜も落ち着けます。

客室の温泉に犬は入れません。例外は貸別荘の「1624-フィーカ-」で、愛犬用のヒノキ風呂があります。レストランkokkoは犬と一緒に使えます。

約700坪の天然芝を貸し切れる「愛犬と暮らす宿 Villa Leaf」

愛犬と暮らす宿 Villa Leafの外観
宿泊ドッグラン

愛犬と暮らす宿 Villa Leaf

栃木県 那須郡那須町

犬OK猫OK大型犬OKペット料金無料
¥30,240〜/泊・1名(参考)

1日1組限定の一棟貸しで、約700坪の天然芝のドッグランをそのまま貸し切れます。公式サイトによると、夜は22時までナイトランもできます。リビングの大きな窓がドッグランに面しているので、部屋にいながら犬を眺められます。

犬の宿泊は、サイズにかかわらず何匹でも無料です。食事は付かず、キッチンで自炊するか持ち込む形で、定員は6名です。大型犬や多頭で、ほかの犬に会わずに過ごしたい人に向きます。

宿泊者専用の550坪ドッグランがある「ドッグコテージハートヒルズ那須」

ペットと泊まれる宿 ドッグコテージハートヒルズ那須の外観
宿泊ドッグラン

ペットと泊まれる宿 ドッグコテージハートヒルズ那須

栃木県 那須郡那須町

犬OK猫OK大型犬OK
¥12,200〜/泊・1名(参考)

8,000坪の敷地に独立型のコテージが5棟だけ建つ、小さな宿です。公式サイトによると、頭数や種類の制限はなく、ペット料金は1泊1匹1,000円です。マウンテン系の犬種だけ3,000円で、公式サイトか電話で予約すると、マウンテン系を除き、1泊目の1頭分が無料になります。

宿泊者専用の550坪のドッグランは、地面が山砂です。夕食は18時30分からの洋食フルコースで、ダイニングには犬も一緒に入れます。冬の12月〜3月は、最寄りのバスが運休します。

那須でペットと泊まれる温泉宿は「犬の入浴」まで確かめる

温泉つきの宿でも、犬が入れるのは客室の風呂だけ、犬専用の浴槽がある、犬はどの浴場にも入れない、と宿ごとに違います。全室型33件のうち18件に温泉か露天風呂がありますが、犬が入れるかどうかは別に確かめます。

全棟に犬専用の温泉浴槽がある「四季の宿 こよみ」

四季の宿 こよみの外観
宿泊ドッグラン

四季の宿 こよみ

栃木県 那須郡那須町

犬OK猫OK大型犬OK
¥17,710〜/泊・1名(参考)

全棟が一棟貸しで、どの棟にも犬専用の浴槽と、100㎡以上の専用ドッグランがあります。公式サイトによると、夕食と朝食は部屋で犬と一緒にとり、犬用のごはんは3種類で、いずれも880円(税込)です。

楽天トラベルでは、超大型犬は泊まれません。ペット料金は小型・中型犬が2,200円、大型犬が3,300円で、2頭目から安くなります。留守番はできないので、外出は犬も一緒に動く前提で考えます。

犬用の温泉風呂「ワン乃湯」やドッグプールがある「那須温泉 dog’s pension しゃのんち」

那須温泉 dog’s pension しゃのんちの外観
宿泊ドッグラン

那須温泉 dog’s pension しゃのんち

栃木県 那須郡那須町

犬OK猫OK大型犬OK
¥15,300〜/泊・1名(参考)

1日2組限定の宿で、ドッグランが3つ、源泉かけ流しのドッグプール、川沿いの散歩道があります。犬専用の温泉風呂「ワン乃湯」とトリミングスペースもあり、犬種・頭数の制限はありません。

トイプードルのマリオとジルを連れたおでかけ動画では、到着後に犬たちが追いかけっこをして遊ぶ場面が紹介されています。夕食では、テーブルの奥に犬のごはんとクッキーが用意されていて、犬たちが食べられる時を待ちわびていました。

宿の中のフリースペースでは、コーヒーや紅茶、カモミールティーが自由に飲めるとも語られます。犬用グッズも並んでいて、飼い主も犬も楽しめる宿だと伝わってきます。

【犬と泊まれる宿】那須高原「しゃのんち」で過ごす癒しの時間|愛犬たちが笑顔になった休日

塩原側では、わんわんパラダイス プレミア 塩原のように、客室と食事の席に犬と一緒に入れる宿もあります。Instagramの@haaru0808さんは、初めての那須旅行でわんわんパラダイス プレミア 塩原に泊まったと投稿しています。

部屋食で犬と離れずに過ごせる宿

食事の間、犬を部屋に残したくないなら、部屋食か、犬と同席できるダイニングがある宿を選びます。分離不安のある犬や、初めての旅で落ち着かない犬には、このタイプが安心です。

食事も露天風呂も部屋で完結する「HAMIRU’S FOREST WITH DOG」

HAMIRU’S FOREST WITH DOG(ハミルズフォレストウィズドッグ)の外観
宿泊

HAMIRU’S FOREST WITH DOG(ハミルズフォレストウィズドッグ)

栃木県 那須郡那須町

犬OK猫OK大型犬OK
¥18,900〜/泊・1名(参考)

愛犬と泊まるための6室限定のヴィラで、全室に人用の客室露天風呂と、犬用の露天風呂が付いています。公式サイトによると、夕食は「お部屋で愛犬とごゆっくり」と案内されていて、すき焼きかしゃぶしゃぶから選びます。

ペット料金は、大きさに関わらず1頭2,000円で、頭数や種類の制限はなく、証明書の持参も不要です。敷地内にドッグランはなく、宿泊特典として、車で約10分の系列施設「那須ハミルの森」のドッグランが使えます。

全室型でも確認したい3つの落とし穴

全室型は選びやすい反面、宿ごとに「ない」ものがあります。

  • 食事が付かない宿がある: Villa Leafのような自炊型は、夕食を自分で用意します。犬を連れて入れる店は多くないため、食材の買い出しを済ませてから向かいます
  • 犬の入れる範囲に例外がある: 全室で泊まれても、浴室や寝室、2階には入れない宿があります。ハートヒルズ那須はロフトとベッドの上に犬を上げられません
  • 受け入れる犬に条件がある: こよみは超大型犬不可で、ハートヒルズ那須はマウンテン系の犬種が割増です

「全室OK」の一言で決めず、食事・入浴・犬の条件の3つを、公式の案内で確かめてから予約します。

敷地内の犬専用棟に泊まる宿|那須のペット可ホテルの選び方

敷地内の別棟コテージへ石畳を犬と歩いて向かう女性別棟型は、ホテルの設備と犬との時間を分けて使う宿です

別棟型は、ホテルやリゾートの敷地内にある、犬専用の棟・コテージ・テント・区画に泊まるタイプで、20件あります。那須町が18件を占めます。

ホテルの温泉やレストランを使えるのが魅力ですが、犬はそこに入れない宿が目立ちます。入浴や食事の間、犬をどうするかを先に決めておくことが、満足度を分けます。別棟型で見るべきは、犬の居場所とホテルの設備の距離。

まず、別棟型のうち5つの宿の条件を並べます。

施設名受け入れサイズ頭数上限ドッグラン温泉・露天風呂ペット料金
ホテルラフォーレ那須小型・中型・大型(超大型不可)小型・中型は2頭、大型は1頭ありあり(露天風呂あり)1頭1泊3,300円
東急バケーションズ那須小型・中型・大型・超大型6頭ありあり(露天風呂あり)記載なし
那須温泉 ホテルサンバレー那須小型・中型・大型(超大型不可)小型3頭・中型2頭・大型1頭なしあり(露天風呂あり)1匹目は無料・2匹目から小型1,100円・中型2,200円
SANU 2nd Home 那須1st小型・中型・大型(超大型不可)2頭なしなし1滞在3,300円(宿泊料金に含まれる)
那須温泉グランピング Nenn小型・中型(大型・超大型不可)2頭ありあり(露天風呂あり)1頭3,300円(別途)

表のとおり、料金の単位は宿ごとに違います。1頭1泊のラフォーレ、1匹目が無料のサンバレー、1滞在で宿泊料金に含まれるSANUと、同じ金額でも意味が変わります。

犬と離れる場面の違い:

別棟型で最も差が出るのは、食事と入浴の間の犬の過ごし方です。公式の案内から、5つの宿の違いを整理しました。

宿食事の間の犬入浴の間の犬チェックインの動線
ホテルラフォーレ那須本館レストランには入れない。夕食デリバリープランなら部屋で食事温泉は本館にあり、犬は入れないホテルで手続きし、車でコテージへ移動
東急バケーションズ那須犬だけの留守番はできず、外出は犬も一緒ホテルの露天風呂・プールに犬は不可手続きの間、犬は車かキャリーの中
ホテルサンバレー那須バイキング会場は犬不可。部屋のケージで待つか敷地内のペットホテルを使う大浴場は犬不可。部屋のケージで待つ受付はふくろうの森ではなくオリエンタルガーデン
SANU 2nd Home 那須1st自炊で、犬と同じ建物の中で食べる浴室で犬のシャンプーや入浴はできないレセプションがなく、自分たちで進める
Nenn自分のテントサイトでBBQ。犬も一緒大浴場・貸切風呂は犬不可。テントのケージで待つ15時から最終18時

この表の見方は、「留守番ができるか」です。東急バケーションズ那須のように犬だけの留守番ができない宿では、ホテルのレストランや温泉に犬を連れて入れないため、使い方を先に決めておく必要があります。

犬は専用コテージ、人は本館の温泉という使い分けができる「ホテルラフォーレ那須」

ホテルラフォーレ那須の外観
宿泊ドッグラン

ホテルラフォーレ那須

栃木県 那須郡那須町

犬OK大型犬OK
¥6,300〜/泊・1名(参考)

犬と泊まれるのは、本館から少し上ったコテージ2棟の全16室「ドッグフレンドリールーム」です。客室ではベッドの上と温泉の浴槽を除いて、犬を自由にさせられます。ペット料金は1頭3,300円です。

レストランと屋内の共用スペースには犬は入れません。受け入れていない犬種として、秋田犬や土佐犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、北海道犬など17犬種が公式サイトで示されています。

予約したら、狂犬病予防注射済票のコピーと混合ワクチン接種証明書のコピー、宿泊滞在同意書を、メールかFAXで送ります。当日に持っていけばよい宿とは違うため、早めの準備が必要です。

愛犬家族だけのログハウス2棟に泊まる「東急バケーションズ那須」

東急バケーションズ那須の外観
宿泊ドッグラン

東急バケーションズ那須

栃木県 那須郡那須町

犬OK大型犬OK
¥6,480〜/泊・1名(参考)

8棟あるフィンランドログハウスのうち、犬と泊まれるのは「愛犬家族」の2棟だけで、一般の6棟はペット不可です。体重制限はなく、1棟に6頭まで泊まれます。目の前には共用のドッグランがあります。

チェックインやチェックアウトの手続きの間、犬は自分の車かドッグキャリーの中で待たせます。フロントのあるエントランスロビーには入れないので、手続きは同行者と交代で進めると楽です。

犬だけをログハウスに残して出かけることはできません。ベッド、浴室、トイレ、洗面台を犬に使わせないことも、利用規則で決められています。

戸建てのコテージ「ふくろうの森」で犬と泊まる「那須温泉 ホテルサンバレー那須」

那須温泉 ホテルサンバレー那須の外観
宿泊

那須温泉 ホテルサンバレー那須

栃木県 那須郡那須町

犬OK大型犬OK
¥12,650〜/泊・1名(参考)

大きな温泉リゾートの中で、犬と泊まれるのは「ふくろうの森」にある、犬と泊まれる洋室6室と、犬と入れる露天風呂付きの客室1室だけです。露天風呂付きの客室は電話でしか予約できません。

頭数は犬の大きさで決まり、小型犬3匹、中型犬2匹、大型犬1匹までです。1匹目は無料で、2匹目から小型犬は1,100円、中型犬は2,200円かかります。

犬は部屋と屋外にしか入れないので、バイキングや大浴場に行く間は、必ず部屋のケージに入れます。敷地内にはペット専用のホテルがあり、1匹3,300円で預けられますが、宿泊する人だけが電話で予約できます。

犬との食事も自炊で気楽な「SANU 2nd Home 那須1st」

SANU 2nd Home 那須1stの外観
宿泊

SANU 2nd Home 那須1st

栃木県 那須郡那須町

犬OK大型犬OK
¥17,838〜/泊・1名(参考)

森の中の一棟貸しキャビンで、犬と泊まれるのは「ドッグフレンドリー」のキャビンだけです。愛犬同伴費は1滞在3,300円で、宿泊料金に含まれるとされています。

トイレトレー、トイレシート、ケージ、ドッグフードは置いていないため、使い慣れたものを持っていきます。公式の利用規則では、リードとケージは必ず持参するよう求めています。

ほかに、犬の泊まれる棟が決まっている別棟型として、那須温泉 ホテルエピナール那須のテラス棟や、那須ハイランドパークオフィシャルホテル TOWAピュアコテージがあります。

グランピングで犬と泊まるなら「トイレとお風呂」を確認する

那須のグランピングに犬と泊まれる施設のNennは、犬と泊まれる7mドームテントにお風呂とトイレがありません。大浴場とトイレ棟を使いますが、犬はトイレ棟に入れないため、トイレの間はテントのケージで待たせます。

小型犬・中型犬(25kg未満)で、12歳以上の犬は泊まれません。夕食と朝食は自分のテントサイトでBBQをするので、雨や雪の日でも、タープの下で犬と食事ができます。

一部の客室だけ犬と泊まれる宿|那須塩原のペット可ホテルを含めて

旅行用のクレートで眠る白い犬と窓辺で山を眺める飼い主一部客室型は、食事や入浴の間の犬の居場所を先に決めておくと安心です

一部客室型は、ホテルや旅館の建物の中で、特定の客室だけが犬と泊まれるタイプです。7件と少なく、那須町に4件、那須塩原市に2件、天栄村に1件あります。

宿のサービスをそのまま受けられる反面、犬の居場所は客室の中が中心です。館内の移動はケージやキャリーを使い、食事のときは部屋で留守番をさせる宿が多くなります。

まず、一部客室型のうち5つの宿の条件を並べます。

施設名受け入れサイズ頭数上限ドッグラン温泉・露天風呂ペット料金
ホテル四季の館那須小型のみ(6kg以下)2頭ありあり(露天風呂あり)1室に1頭分を含む・2頭目3,300円
ウェルネスの森 那須小型・中型・大型・超大型記載なしあり(小型犬専用)あり(露天風呂あり)無料
高原の指定席 ザ・ヴィンテージビュー小型・中型・大型・超大型記載なしなし露天風呂あり体重別2,284〜3,996円(1匹)
HOTEL PARADISO小型のみ(中型以上は事前相談)2頭なしなし2頭目から1頭2,000円
本家 星野屋別館小型・中型(15kgまで)記載なしなしなし無料

犬の居場所が客室中心の宿は「留守番ができるか」で選ぶ

全客室に専用の温泉風呂が付き、犬と大人で静かに過ごせる「ホテル四季の館那須」

ホテル四季の館那須の外観
宿泊ドッグラン

ホテル四季の館那須

栃木県 那須郡那須町

犬OK
¥23,500〜/泊・1名(参考)

犬と泊まれるのは、愛犬同伴専用客室の2タイプだけで、同じグループの部屋でもほかの客室には犬を入れられません。6kg以下の小型犬を1室2頭までで、小学生以下の子どもは泊まれません。

館内の移動は必ずケージに入れ、レストランには連れて行けないため、夕食の間は部屋で留守番です。敷地内の「ワンちゃん広場」はドッグランとして使えます。

吠えたりして迷惑がかかった場合は、部屋の変更や、犬を車へ移すようスタッフから頼まれることがあります。静かに過ごせる犬向けの宿です。

犬は部屋の中で一緒、食事の間は留守番になる「高原の指定席 ザ・ヴィンテージビュー」

高原の指定席 ザ・ヴィンテージビューの外観
宿泊

高原の指定席 ザ・ヴィンテージビュー

栃木県 那須郡那須町

犬OK大型犬OK
¥9,990〜/泊・1名(参考)

ペット連れは、1階の「ペット入室OK 外出自由型ツイン・ダブル」を使います。24時間出入りできる専用の出入口と足洗い場があるので、夜のトイレの散歩にも便利です。公式サイトは、ペット専門の宿ではないと明記しています。

夕食と朝食の間、犬はダイニングに入れず、部屋のケージ、車、テラスのいずれかで留守番します。公式サイトには、ペットの一時預かりもできる(要予約)と書かれています。

ケージは宿に用意がないため、犬が中で寝られる大きさのものを持参します。ペット料金は、楽天トラベルの宿泊プランでは体重別で、2kg未満が2,284円、15kg以上が3,996円です。

犬は2階の専用6室に泊まり、館内は頭まで隠して移動する「ウェルネスの森 那須」

ウェルネスの森 那須(共立リゾート)の外観
宿泊ドッグラン

ウェルネスの森 那須(共立リゾート)

栃木県 那須郡那須町

犬OK猫OK大型犬OKペット料金無料
¥10,450〜/泊・1名(参考)

犬と泊まれるのは、ヨーロピアン館2階の「ペットとお泊りルーム」6室だけで、予約のときは「ペットとお泊りルーム」の部屋タイプを選びます。犬と一緒だとエレベーターに乗れないため、部屋まで階段で上がります。

フロントや共用の場所を通るときは、頭まで隠れるケージか専用のカートに入れます。食事会場の案内は、楽天トラベルのペット宿泊情報と宿泊プランで書き方が分かれているので、犬と食事をしたい人は予約のときに必ず確かめます。

公式のお知らせによると、2027年1月4日から3月25日までは、館内メンテナンスのため休館です。冬の旅行を考えている人は、日程に気をつけてください。

那須塩原のペット可ホテルは「食事の動線」で選ぶ

那須塩原市には、一部客室型として塩原温泉 赤沢温泉旅館と、HOTEL PARADISOがあります。

赤沢温泉旅館は、犬を連れられるのはプチスイート202号室と和室10畳の部屋だけで、レストランと浴場には連れて行けません。館内に猫が4匹いるため、犬が猫に反応しやすい場合は注意が必要です。

飲食店が集まるヴィレッジでテラスや専用の芝生を使える「HOTEL PARADISO」

HOTEL PARADISOの外観
宿泊

HOTEL PARADISO

栃木県 那須塩原市

犬OK
¥4,600〜/泊・1名(参考)

那須パラダイスヴィレッジに併設され、13の飲食店が集まっています。犬と泊まれるのは「愛犬同伴対応ルーム」(17㎡)で、小型犬以下の大きさを推奨しています。

規約では、飲食を提供する屋内には、キャリーバッグに入れていても犬を連れて入れません。1階のテラスと指定の通路は「ドッグフリーエリア」で、小型・中型犬専用の芝生の「ドッグテラス」では、犬と一緒に食事ができます。

公式サイトでは、素泊まりが1人8,000円(日〜木)、9,000円(金・土)の表示でした(プレオープン特別価格)。規約では、この料金に犬1頭分が含まれ、2頭目から1頭2,000円です。

一部客室型を選ぶ前に考えたいこと

一部客室型は、犬の居場所が客室に限られるぶん、留守番ができる犬かどうかが決め手です。ケージで静かに待てる犬なら、ホテルならではの食事や温泉を楽しめます。

逆に、食事の間も犬と離れたくない人や、留守番が苦手な犬には向きません。その場合は、全室型の部屋食の宿から選ぶのが近道です。

一部客室型を選ぶ基準は、愛犬の留守番力。

愛犬の条件から絞る|体格・頭数・年齢・性格別の選び方

大きな白い犬と小さな老犬のポメラニアンが並ぶ庭先と飼い主体格・頭数・年齢・性格で、合う宿のタイプは変わります

3タイプを知ったら、次は愛犬の条件に合わせて絞ります。向く宿のタイプと確認する項目を、条件別に整理しました。絞り込みの順番は、体格、頭数、年齢、性格、旅の経験。

愛犬の条件向きやすいタイプ先に確認する項目
超大型犬全室・全棟型体高・体重の上限、犬種の制限、泊まれる棟
多頭全室・全棟型頭数の上限、料金が1頭ごとか1室定額か
シニア犬平屋・1階の客室がある宿段差・階段、床材、移動距離
吠えやすい犬・他の犬が苦手な犬一棟貸し・独立した玄関の宿隣室との距離、夜の吠えへの対応
初めての宿泊備品がそろう全室型ケージで寝られるか、留守番の可否

超大型犬は「犬種」と「部屋のタイプ」の両方を見る

宿73件のうち、超大型犬まで受け入れるのは32件で、そのうち18件が全室・全棟型です。超大型犬を連れていくなら、まず全室型から探すのが現実的です。

ただし、宿全体で受け入れていても、泊まれる部屋が限られる宿があります。DOG SPA RESORT アルトピアーノは、客室全11室のうち大型犬が泊まれるのはAタイプ2室とBタイプ1室だけで、超大型犬は泊まれません。

犬種や体高で断られる宿:

エンゼルフォレスト那須は、体高50cm以上を大型犬としています。ドッグヴィラ カミーナのタイプは、小型・中型犬3頭までか、大型犬1頭のみです。

ホテルラフォーレ那須のように、秋田犬や土佐犬など17犬種を安全上の理由で受け入れていない宿もあります。体重だけでなく、犬種と体高まで確認します。

体重制限がない宿:

東急バケーションズ那須は、公式の愛犬利用規則で体重制限がなく、1棟6頭まで泊まれます。Villa Leafは、公式サイトでサイズに関係なく何匹でも無料としています。

多頭は「料金の単位」で総額が変わる

多頭で泊まるときは、頭数の上限に加えて、料金が1頭ごとか、1室の定額かを見ます。公式の案内では、次の4つの形がありました。

  • 1室の定額: エンゼルフォレスト那須は3頭まで1室3,000円、ペットコテージ Wansembleは、ペット料金が宿泊料金に含まれ、3頭まで同じ料金です
  • 1頭ごと: ホテルラフォーレ那須は1頭3,300円です
  • 2頭目から変わる: 四季の宿 こよみは、楽天トラベルのペット宿泊情報で小型・中型犬が2,200円、2頭目からは1,100円です。HOTEL PARADISOは2頭目から2,000円です
  • 上限が体格で変わる: ホテルサンバレー那須は、小型犬3匹・中型犬2匹・大型犬1匹までです

頭数が多いと、ケージやサークルの数も問題です。エンゼルフォレスト那須はサークルが1台だけで追加できないため、複数の犬が夜を過ごすクレートは持参します。

X(旧Twitter)の@shiga_isaoさんは、犬たちとの2泊3日の那須旅行を終えて東京に戻るとき、「来年も元気で一緒に行こうね」と投稿しています。ハッシュタグには、多頭飼いや老犬といった言葉が添えられていました。

シニア犬は「平屋・1階・床材」を見る

シニア犬の宿選びは、体の大きさより、段差と階段、床の滑りやすさが決め手です。四季の宿 こよみは、8棟のうち7棟が平屋で、如月だけが2階建てです。

アルトピアーノのBタイプは、客室で唯一の1階にあり、犬がくつろぐ場所は滑りにくい仕様です。公式サイトは、足をけがした犬やシニア犬に向くと案内しています。

ヴィンテージビューは、1階の専用出入口が24時間使えるので、夜中のトイレの散歩にも出やすい宿です。反対に、ウェルネスの森 那須は犬と一緒だとエレベーターに乗れず、部屋まで階段になります。

口コミで多い指摘:

口コミでは、Villa Leafの室内やテラスの段差が、シニア犬には急だったという指摘がありました。エンゼルフォレスト那須でも、2階への階段が小型犬には怖い構造だったとの報告があります。

吠えやすい犬・他の犬が苦手な犬は「顔を合わせない構造」を選ぶ

吠えやすい犬や他の犬が苦手な犬は、独立した玄関や、棟の中で食事・入浴・散歩が完結する宿が向きます。

3室とも独立した玄関で、ほかの犬と顔を合わせにくい「ペットコテージ Wansemble」

ペットコテージ Wansembleの外観
宿泊ドッグラン

ペットコテージ Wansemble

栃木県 那須塩原市

犬OK猫OK大型犬OK
¥10,800〜/泊・1名(参考)

那須塩原市にある全3室の小さな宿で、公式サイトのよくある質問では、3室とも独立した玄関だと案内しています。ドッグランは客室から様子を見られるので、ほかの犬がいない時間を選んで使えます。

ペット料金は宿泊料金に含まれ、スタンダードルームが1室2,200円分、デラックスルームが4,400円分です。種類や大きさに関わらず、1室3頭までです。

こよみの公式サイトも、人見知りの犬や旅に慣れていない犬でも安心して過ごせる、と案内しています。お風呂・食事・ドッグランがすべて棟の中で済むので、ほかの客や犬と顔を合わせません。

吠えたときの対応:

宿によって、吠えたときの対応は違います。

HAMIRU’S FOREST WITH DOGと同じ系列のグランピング施設「那須ハミルの森」は、夜中に吠えが心配な場合は利用を控えるよう案内しています。

Nennは、夜に吠えたり暴れたりして迷惑になるときは、施設のまわりを散歩させるよう求めます。

ホテルの一部客室の場合:

ホテルの一部客室では、HOTEL PARADISOが、無駄吠えなどで他の宿泊客に影響があると判断した場合は、犬を車へ移すよう頼むことがあると規約に書いています。

地域のマナー:

那須町も、ホームページで、夜間に吠え続けるときは室内に入れるなど、近所の迷惑にならないよう呼びかけています。

那須町「ペットを飼うときはマナーを守りましょう」には、ほかにも、むだ吠えをさせないよう適度に運動させることや、散歩中のふんを持ち帰ることが書かれています。

宿のルールは、地域のマナーの延長にあります。

初めての宿泊は「備品が多い宿」で夜の準備をする

初めての犬連れ宿泊では、犬が夜に落ち着けるかが最大の心配です。備品がそろう宿なら、荷物が減って犬の様子に集中できます。

四季の宿 こよみは、公式サイトでトイレトレー、サークル、犬用シャンプーなどをそろえ、犬用のこだわりの品がなければ手ぶらで来てよいとしています。アルトピアーノは、公式サイトでパピーやシニア犬でも安心して泊まれると案内しています。

ケージで寝る練習:

一方で、ホテルラフォーレ那須は「夜、ケージの中で寝られること」を条件にしています。ヴィンテージビューも犬はケージの中で寝かせる決まりで、ケージは宿にありません。出発前に、ケージで寝る練習をしておくと安心です。

ゴールデンウィークに那須のペンション「ラピステ」へ犬と1泊した方は、X(旧Twitter)で、最初はドキドキしてキョロキョロしていた犬も、ドッグランでは久しぶりに大はしゃぎしていたと書いています。ご飯もおいしく、犬と一緒に過ごせるので、犬好きにおすすめだそうです。

ペット料金だけで決めない|2人と犬1頭の1泊総額の目安

窓辺の机でメモ帳と電卓を前に旅行を相談する夫婦と足元で眠る犬料金差の正体は、部屋の独立性・食事・露天風呂の違いにあります

犬と泊まる旅の費用は、ペット料金だけでは決まりません。総額は、宿泊料金、ペット料金、犬の食事、貸切風呂などの有料サービスの合計です。

ペット料金は無料から3,000円台まで幅があっても、宿泊料金そのものの差のほうが、はるかに大きくなります。総額を決める最大の要素は、宿泊料金の中身。ここでは、公式サイトで確認できた料金で、2人と犬1頭の1泊の目安を出します。

ペット料金の単位は4種類:

ペット料金は、1頭1泊(ラフォーレ那須は3,300円)、1室の定額(エンゼルフォレスト那須は3頭まで3,000円)、1滞在(SANU 2nd Home 那須1stは3,300円で宿泊料金に含まれる)、無料(Villa Leafやウェルネスの森 那須)の4つに分かれます。

同じ「3,300円」でも、泊数や頭数で総額が変わります。連泊するなら、1滞在の宿は1泊あたりの負担が小さくなります。

2人と犬1頭の1泊総額の目安

公式サイトの表示で確認できた、2つの宿の総額を並べます。食事の有無が違うため、あくまで目安としてください。

宿公式の表示(税込)2人と犬1頭の1泊の目安含まれるもの
HOTEL PARADISO素泊まり1人8,000円(日〜木)・9,000円(金・土)。プレオープン特別価格16,000〜18,000円素泊まり。犬1頭分は規約で料金に含まれる
ペットコテージ Wansembleスタンダードルーム1室33,000円(月〜木)〜44,000円(土・祝前日)33,000〜44,000円朝食付き。ペット料金込みで3頭まで

この表から、同じ那須の犬と泊まれる宿でも、2人と犬1頭の1泊総額は約1万6千円から約4万4千円まで、2倍以上の幅があるとわかります。ペット料金の差は、最大でも3,000円ほどです。

料金差は「何の差」なのか

料金を押し上げるのは、部屋の独立性、食事、露天風呂、ドッグランの4つです。たとえば、Earthboat Nasuの公式サイトの客室一覧では、プライベートドッグラン付きの「Dog Cabin」が1泊2名38,500円から、ドッグランに露天風呂が加わるDog Cabinが41,500円からです。

Earthboat Nasuの部屋タイプ別の最低料金は、最も安い「お部屋おまかせ」の36,500円から、温泉露天風呂付きのOnsenの44,500円まで、8,000円の幅です(日程で変動します)。一方、Wansembleのように、部屋の差より泊まる日の差のほうが大きく効く宿もあります。

泊まる日で変わる料金:

Wansembleのスタンダードルームは、月〜木曜のレギュラーシーズンが33,000円、土曜・祝前日が44,000円、ゴールデンウィークやお盆などのピークは50,600円です。同じ部屋でも、日にちで1万7千円以上の差が出ます。

X(旧Twitter)の@laking1207さんは、わんわんパラダイス プレミア 塩原に泊まったとき、犬ファーストの宿は料理を妥協しがちだけれど、アップグレードしたと投稿しています。伊豆や箱根の相場と比べると、那須は控えめで満足度が高いと書いていました。

食事のグレードを上げるかどうかは、総額と満足度の分かれ目です。こよみのように、犬用の食事が880円、犬用ケーキが1,650円といった有料メニューを持つ宿もあり、犬の食事代まで見て予算を組みます。

那須で犬と泊まれる宿を安く泊まる3つの方法

犬と泊まれる宿の費用を抑えるなら、次の3つを組み合わせます。

  • ペット料金が無料の宿を選ぶ: Villa Leaf、ウェルネスの森 那須は無料です。星野屋別館も、ペット同伴プランは楽天トラベルの記載でペット無料です
  • 平日に泊まる: Wansembleは月〜木曜が最も安く、土曜・祝前日は1万円以上高くなります
  • 素泊まりと自炊を使う: HOTEL PARADISOの素泊まりや、SANU、Villa Leafの自炊型は、食事代を抑えられます

安さを優先するほど、犬の居場所や食事の選択肢が狭まることもあります。料金とタイプのバランスで決めるのが、失敗しないコツです。

プライベートドッグラン付きのコテージに泊まったのに、犬が全然使ってくれなかったと、X(旧Twitter)の@Babymario3yukiさんが投稿しています。那須塩原旅行の1日目で、「疲れたね」と添えています。

ドッグラン付きの部屋に払う差額は、初日に使わない可能性も見込んで決めます。共用のドッグランがある宿なら、翌朝に走らせる手もあります。

予約前に確認すること|ワクチン証明・サイズ制限・留守番・夜鳴きルール

リードと書類入れを持って旅行かばんと犬用ケージの前に立つ飼い主とコーギー書類・サイズ・留守番のルールは、予約前に確認するのが基本です

予約したあとに変更しにくいのが、書類、サイズ、留守番、夜のルールです。宿ごとに違うので、公式の案内で確かめます。確認の柱は、書類・サイズ・留守番・夜のルールの4本。

ワクチン証明は「いつ・どこに出すか」が違う

宿によっては、証明書を予約時に送り、当日は何も見せません。反対に、証明書の確認をしない宿もあります。確認のタイミングが違うだけで、前日にあわてる原因になります。

  • 予約時に送る: ホテルラフォーレ那須は、予約したら注射済票のコピーと混合ワクチン接種証明書のコピーを、メールかFAXで送ります
  • 当日に見せる: 東急バケーションズ那須は注射済票の装着か証明書の持参が必要で、ホテルサンバレー那須やNennは、チェックイン時に書類を見せます
  • 確認しない: 四季の宿 こよみは公式のよくある質問で、接種証明書の確認はしないとしています。獣医師の判断で打てない場合は、獣医師の証明書を持っていきます
  • 飼い主の判断に任せる: Villa Leafは、公式サイトで、完全プライベート空間のため接種は飼い主の判断に任せるとしています

狂犬病予防注射は、法律で年1回が義務づけられています。栃木県動物愛護指導センターは、接種率が令和4年度に70.9%まで下がったと伝え、愛犬に年1回の接種を受けさせることが重要だと呼びかけています。

義務の内容と背景は、栃木県動物愛護指導センター「年1回の狂犬病注射は犬の飼い主の法的義務」で説明されています。

混合ワクチンは法律で定められたものではなく、宿ごとの条件です。5種以上と指定する宿が多く、接種から2週間以上1年未満といった期間まで決める宿もあります。

体重・サイズ・犬種の確認

受け入れサイズは、小型・中型・大型と分かれていても、基準の体重が宿ごとに違います。

宿サイズの条件
ホテル四季の館那須6kg以下の小型犬
HOTEL PARADISO小型犬以下を推奨。中型犬以上は事前に電話で相談
那須温泉グランピング Nenn小型・中型犬(25kg未満)で、12歳以上の犬は不可
エンゼルフォレスト那須体高50cm以上を大型犬とする
ホテルラフォーレ那須小型(10kg以下)から大型(25kg以上)まで。17犬種は受け入れ不可

体重だけでなく、年齢や犬種で断られる場合があるため、愛犬の体高・体重・犬種・年齢を、予約前に宿へ伝えておきます。

留守番とケージの確認

犬だけの留守番は、宿によって「できない」「ケージに入れればできる」に分かれます。

  • できない: 東急バケーションズ那須、四季の宿 こよみ、Earthboat Nasu
  • ケージに入れればできる: HOTEL PARADISO、ホテル四季の館那須、SANU 2nd Home 那須1st

留守番ができない宿では、食事や入浴の間も犬と一緒に動くか、犬を預ける場所を前もって決めておく必要があります。

発情期と持病の確認

雌犬の発情期は、泊まれない条件にしている宿が多くあります。たとえば、ホテルラフォーレ那須、四季の宿 こよみ、Nennは、発情中や生理中の犬を受け入れていません。

高齢や持病でワクチンを打てない犬は、宿に事前に相談します。Wansembleは、ワクチンの接種が難しい場合は予約のときに伝えるよう案内しています。

犬の体調不良に備えるキャンセル料

旅行直前に犬の体調が悪くなることもあります。キャンセル料の発生時期は宿ごとにかなり違うので、予約前に確認します。

宿キャンセル料が発生する時期
ホテルサンバレー那須4日前〜2日前が30%、前日が50%、当日と不泊が100%
DOG SPA RESORT アルトピアーノ5〜3日前が30%、2日前〜前日が50%、当日が70%
那須温泉グランピング Nenn7日前から20%、3日前から30%、前日50%
HAMIRU’S FOREST WITH DOG5日前が20%から、前日が80%、当日100%
愛犬と暮らす宿 Villa Leaf14日前から50%

Villa Leafのように14日前から半額かかる宿もあれば、4日前から発生する宿もあります。犬の体調が心配な旅行ほど、キャンセル料が発生する時期の遅い宿が安心です。

予約の受付開始:

予約の受付開始時期は宿ごとに異なります。確認できたのはペットコテージ Wansembleで、宿泊日の90日前から予約を受け付けています。

Earthboat Nasuのように、ドッグランと露天風呂が付く「Dog Cabin」が1室限定の宿もあります。人気の部屋は、日程が決まったら早めに空室を見ておくと安心です。

チェックインから翌朝まで|犬連れ宿泊1日の流れ

夕暮れのテラスで夫婦が夕食をとり足元のベッドで犬が眠る夕食から就寝までの動き方を決めておくと、当日に慌てません

犬連れの宿泊は、人だけの宿泊とは動きが変わります。ここでは、宿の公式情報と、YouTube・Instagram・Xの投稿をもとに、チェックインから翌朝までの流れを整理します。当日の動きの軸は、犬の待たせ方。

到着とチェックイン

手続きの間、犬をどこに待たせるかは、宿ごとに決まっています。東急バケーションズ那須は車かキャリーの中、ウェルネスの森 那須は頭まで隠れるキャリーかケージの中に入れます。

四季の宿 こよみは、手続きを受付棟で済ませ、受付棟から宿泊棟までの2〜3kmをスタッフが車で先導します。Villa Leafはセルフチェックインで、15:00から入れます。

到着時間の目安:

ペットコテージ Wansembleは15時からで、最終は22時です。到着予定時刻を過ぎる場合は電話で連絡します。ハートヒルズ那須は夕食付きなら15時〜18時の到着です。

部屋に入ったら足を洗って落ち着く

部屋に入る前に、犬の足を洗うか拭く決まりの宿が目立ちます。ハートヒルズ那須は管理棟近くの足洗い場、東急バケーションズ那須は玄関外の犬用水洗い場、SANUは水道と犬用タオルを使います。

YouTubeの「旅する柴犬となりのこてつ」は、フォレストヒルズ那須に泊まった様子を紹介しています。ワンコ専用露天風呂と客室露天風呂のあるメゾネットのヴィラで、寝室には犬向けの掲示が用意され、リビングには犬用の皿やシャンプーセットがそろっていたと語られます。

テラスにはバーベキュー用のエリアもあり、レストランが苦手な犬でもゆったり過ごせると説明されています。部屋で完結できる設備が、犬連れには助かります。

【愛犬と旅行】★春夏秋おすすめ★栃木で人気の犬と泊まれる宿・客室露天風呂&フルコース料理を楽しめる「フォレストヒルズ那須」【旅する柴犬】関東編・家族連れ/子連れもOK

夕方のドッグランと夕食

チェックイン後の夕方は、ドッグランの出番です。同じ動画では、特大ドッグランで好きなだけ駆け回る様子が紹介されていました。

フォレストヒルズ那須のレストランでは、ドッグカートを借りて、犬も一緒に本格的なフルコースを食べる様子が映ります。犬用のごはんも用意されていると語られました。

那須温泉 ホテルフォレストヒルズ那須 with DOGSは、公式サイトで「全客室が愛犬同伴のコテージ」と案内され、特大ドッグランや屋根付きドッグランなど、複数のドッグランがあります。

夕食のスタイル:

  • 全員一斉に始まる: アルトピアーノは夕食が18時から、ハートヒルズ那須は18時30分から始まります
  • 部屋で好きな時間に食べる: HAMIRU’S FOREST WITH DOGは、部屋の冷蔵庫の食事を好きな時間に食べます
  • 自分のサイトでBBQ: Nennは夕食が21時までです
  • デリバリー: ホテルラフォーレ那須は、夕食デリバリープランで部屋まで届けてくれます

ハッシュタグに「那須の犬宿クーネル」を添えたX(旧Twitter)の@soranosukesibaさんは、半年ぶりの那須旅行で、お昼寝をほとんどしないまま出かけたのに、犬がドッグランで時間差で2回ハッスルしたと書いています。

犬のごはんもいただきましたが、眠さとお腹いっぱいで少し残してしまったそうです。

犬のごはんを残すこともあるので、食事の時間は犬の疲れ具合を見ながら決めます。

入浴と就寝

犬と一緒に入れるお風呂がある宿もあります。四季の宿 こよみは全棟に犬専用の浴槽があり、アルトピアーノは貸切風呂「ドッグファミリー」を1日1組、90分8,000円で、犬と一緒に使えます。

浴室に犬を入れられない宿も多くあります。SANUやHOTEL PARADISOは、浴室で犬のシャンプーや入浴ができない決まりです。犬は部屋のケージで待たせます。

就寝は、ケージやクレートで犬を休ませる決まりの宿があります。ホテルラフォーレ那須やヴィンテージビューのように、ケージで寝ることが条件の宿もあります。Nennは22時からサイレントタイムで、大きな音を控えます。

翌朝とチェックアウト

翌朝は、朝食の動き方が宿ごとに違います。Instagramの@anko.noah1182さんは、エンゼルフォレスト白河高原で朝食ブッフェを部屋に持ち帰り、お部屋のテラスで朝食をとったと投稿しています。

Wansembleも、雨の日と冬を除いて、朝食を中庭のテラスに持ち出して食べられます。フォレストヒルズ那須の動画でも、朝食ビュッフェにドッグカートを借りて向かい、犬の写真撮影ができるドッグショップで訪問記念の動画を撮る様子が紹介されていました。

チェックアウトの準備:

チェックアウトは10時の宿が多く、東急バケーションズ那須、ホテル四季の館那須、HOTEL PARADISOは11時、Villa Leafは12時です。延長は有料で、四季の宿 こよみは1時間4,000円、ホテルサンバレー那須は1時間3,300円です。

Nennでは、チェックアウト前にローラーで抜け毛を取り、犬のトイレを片付けて消臭スプレーを使うなど、簡単な掃除を求められます。出発前の時間に、余裕を持たせておきます。

季節で変わる宿選び|夏の暑さ・冬の積雪・連休の混雑

那須は季節で宿の使い勝手が変わります。季節ごとの観光や食事の詳しい注意点は、那須の犬連れ旅行ガイドにまとめています。ここでは、宿選びに関わる点だけを整理します。季節の鍵は、冬の足元と夏の暑さ対策。

夏の宿選び:

夏の宿選びでは、ドッグランを使える時間帯と、日差しや雨を避けられる場所があるかを見ます。ペットコテージ Wansembleのドッグランは、朝6時から日没(または19時)までで、アルトピアーノの夏季限定のDogプールは当日15時〜19時です。

屋根付きのドッグランは、日差しの強い日や雨の日に便利です。フォレストヒルズ那須の動画では、屋根付きのドッグランが、雨の日や日差しが強い日に使える場所として紹介されていました。

冬の宿選び:

冬は、雪や路面の凍結で、到着が遅れたり、公共交通が使いにくくなったりします。ホテルサンバレー那須は、12月から3月下旬は雪や路面の凍結があるので、スタッドレスタイヤかチェーンを用意するよう案内しています。

ハートヒルズ那須は、冬の12月〜3月に最寄りのバスが運休し、宿の送迎もありません。

雪道の運転:

国土交通省は、路面を覆うほどの積雪路や凍結路では、「スタッドレス」表記か「スノーフレークマーク」のある冬用タイヤを、全輪に付けるよう呼びかけています。

国土交通省「雪道での立ち往生に注意!」は、チェーンの装着は立ち往生する前に早めに行うことが大切だとも書いています。

エンゼルフォレスト那須は、降雪時は無料駐車場の台数が減る場合があります。ウェルネスの森 那須は、2027年1月4日から3月25日まで休館です。冬の予約は、営業日と交通手段を先に確かめます。

連休と繁忙期の宿選び:

連休は料金が上がります。Wansembleのスタンダードルームは、ゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク・年末年始が50,600円で、月〜木曜の33,000円と比べて、1万7千円以上の差があります。

連休に泊まるなら、早めの予約が基本です。紅葉の時期や連休の予約の埋まり方は、宿ごとの公式の告知で確かめます。

宿泊の前後に寄りたい場所

チェックイン前や、チェックアウト後に寄る場所は、宿から近い順に選ぶと動きやすくなります。観光やランチの詳細は那須の犬連れ旅行ガイドに譲り、ここでは宿からの直線距離だけを載せます。寄り道の目安は、宿から近い2か所。

犬が入れる範囲は施設ごとに違うので、それぞれのページで確認してから出かけます。エリア全体の施設は、那須エリアのペット可施設一覧で探せます。

よくある質問(FAQ)

ワクチン証明書は必要ですか?

宿によって違います。ホテルラフォーレ那須は予約時に書類を送り、東急バケーションズ那須やNennは当日に見せます。四季の宿 こよみは、証明書の確認をしないとしています。

狂犬病予防注射は、法律で年1回が義務です。混合ワクチンは宿の条件なので、5種以上や接種後の期間を、予約前に確かめます。

大型犬・超大型犬でも泊まれますか?

泊まれる宿があります。超大型犬まで受け入れる宿は32件で、そのうち18件が全室・全棟型です。

ただし、泊まれる部屋が限られる宿や、犬種で受け入れない宿があります。体重・体高・犬種を伝えて、泊まれる棟を確認してください。

多頭でも泊まれますか?

泊まれる宿があります。頭数の制限がない宿(Villa Leaf、HAMIRU’S FOREST WITH DOG、ハートヒルズ那須)や、東急バケーションズ那須のように1棟6頭まで泊まれる宿もあります。

料金は、1室の定額か、1頭ごとか、2頭目から変わるかで総額が違います。サークルやケージの数にも注意します。

冬の雪道でも泊まりに行けますか?

行けますが、備えが必要です。冬の備えの基本は、スタッドレスタイヤかチェーン。12月から3月下旬は雪や凍結があるので、早めに用意します。

公共交通が冬に運休する宿もあります。日程に余裕を持ち、宿の送迎の有無も確認してください。

いつまでに予約すればいいですか?

予約の受付開始時期は、宿ごとに違います。確認できたWansembleは、宿泊日の90日前から受け付けています。

連休や、1室限定の部屋(Earthboat NasuのDog Cabinなど)は、日程が決まったらすぐ空室を見るのが安心です。キャンセル料の発生時期も、宿ごとに確認します。

部屋に犬を残して食事や温泉に行けますか?

宿によって違います。HOTEL PARADISO、ホテル四季の館那須、SANU 2nd Home 那須1stは、ケージに入れれば部屋に残せます。

東急バケーションズ那須、四季の宿 こよみ、Earthboat Nasuは、犬だけの留守番ができません。食事や入浴の動き方を、予約前に決めておきます。

那須で犬と泊まれる宿のまとめ

那須で犬と泊まれる宿は、「犬が入れる範囲」「愛犬の条件」「総額」の3点で絞ると選びやすくなります。宿73件を分けると、全室・全棟型が33件、別棟型が20件、一部客室型が7件です。選ぶ順番は、犬の居場所、愛犬の条件、総額。

選び方の基準は、食事・入浴・チェックインの間に犬がどこにいるかです。部屋食の全室型は犬と離れず、別棟型や一部客室型は留守番ができる犬に向きます。

注意したい点:

愛犬の体格・頭数・年齢・性格によって、向く宿は変わります。ワクチン証明の出し方、サイズの基準、キャンセル料の時期は宿ごとに違うので、予約前に公式の案内で確認してください。

総額は、ペット料金より宿泊料金の差が大きく、2人と犬1頭の1泊で約1万6千円から約4万4千円まで幅があります。

気になる宿が見つかったら、那須エリアのペット可施設一覧で各施設の詳しい条件を見比べ、愛犬に合う1軒を選んでください。

#那須#犬連れ#宿泊#ペット可ホテル#栃木県

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