伊豆で犬連れ観光34選|エリア別モデルコース付き

伊豆で犬連れ観光を計画するなら、東伊豆・中伊豆・西伊豆とエリアを分けて考えると、愛犬と実際に回れる場所がぐっと見つけやすくなります。
ペットベース編集部が独自で調査した、伊豆エリアの犬連れ観光ガイドです。自社データベースで所在地・営業時間・ペット同伴条件を確認できた観光スポット20件とドッグラン14件、合計34件をエリア別に整理しました。
愛犬のサイズで行ける場所を絞り込める早見表と、移動時間込みのモデルコースもあわせて紹介する構成です。
エリアが広い伊豆: 伊豆半島は東西で50km以上の広がりがあり、東伊豆の伊東市街から西伊豆の土肥までは車で1時間以上かかります。「伊豆」とひとくくりにすると、実際に自分の行き先で使える情報にたどり着きにくいのが実情です。
エリアの分け方: そこで、東伊豆(伊東市街・東伊豆町・河津町)、中伊豆(三島市・沼津市・伊豆の国市・伊豆市・函南町)、西伊豆(西伊豆町・伊豆市土肥) の3エリアに分けて紹介します。
伊豆高原(伊東市富戸・八幡野エリア)は観光スポット8件・ドッグラン2件を確認していますが、すでに公開している伊豆高原の犬連れ観光ガイドで1泊2日モデルコースを含めて詳しく扱っているため、ここでは簡単な紹介にとどめます。
伊豆高原の中では、大きな芝生広場でリードなしに遊ばせられる「わんわんPark」がある伊豆ぐらんぱる公園が人気の観光スポットです。

伊豆ぐらんぱる公園
静岡県 伊東市
伊豆高原にある神祇大社は、ペット用の絵馬やお守り、愛犬を清めるための水場を備えた神社で、犬連れでの参拝を歓迎しています。伊豆高原の犬連れスポットをまとめて回りたい場合は、上記のガイド記事もあわせてご覧ください。
目次▼
伊豆の犬連れ観光はエリアで選ぶ(東伊豆・中伊豆・西伊豆)
伊豆はエリアごとに表情が変わります
伊豆エリアの観光スポット20件・ドッグラン14件を自社データベースで確認した内訳は、次のとおりです。
エリア別の件数:
- 東伊豆(伊東市街・東伊豆町・河津町):観光スポット4件・ドッグラン3件
- 中伊豆(三島市・沼津市・伊豆の国市・伊豆市・函南町):観光スポット6件・ドッグラン8件
- 西伊豆(西伊豆町・伊豆市土肥):観光スポット2件・ドッグラン1件
- 伊豆高原(伊東市富戸・八幡野):観光スポット8件・ドッグラン2件
中伊豆はドッグランの件数が最も多いエリアです。沼津・三島から伊豆縦貫自動車道でアクセスしやすい立地に、高速道路のSA併設型からケーブルカー乗車客専用まで多様なドッグランが点在しています。
一方で東伊豆と西伊豆の中心は、犬と一緒に散策できる公園やビーチ、遊覧船といった海沿いの景観スポット。次の章から、東伊豆・中伊豆・西伊豆の順に、実際に確認できているペット同伴条件とあわせて紹介します。
伊豆エリア全体のペット可施設については、伊豆エリアガイドでも一覧できます。
東伊豆(伊東市街・東伊豆町・河津町)で犬と行ける観光スポット
温泉街から続く海沿いの散歩道
東伊豆は伊東の温泉街から東伊豆町・河津町にかけての海沿いエリアです。遊覧船やビーチなど、海を楽しむスポットが中心になります。
国道135号沿いに観光スポットが点在しているため、海岸線を南下しながら1日で複数のスポットを回りやすいのもこのエリアの特徴です。
犬と一緒に船旅ができる「ベルクルーズいとう」

ベルクルーズいとう
静岡県 伊東市
道の駅伊東マリンタウンから出航する遊覧船で、ペットは無料で同伴できます。リードまたはケージでの乗船が条件で、混雑時や他の乗客の迷惑になる場合は乗船を断られることがあるため、受付カウンターで一声かけてから乗るのが安心です。
海底室からの魚の観覧やカモメの餌付けなど、犬を連れたまま海上散歩を楽しめるのがこの遊覧船の魅力です。出航は1日7便あり、事前のインターネット予約で割引が受けられます。
道の駅伊東マリンタウン自体にも普通車272台分の無料駐車場があるため、遊覧船と合わせて道の駅内の散策も組み込みやすい立地です。海鮮グルメや土産物店も充実しており、犬の休憩を挟みながら回れます。
波打ち際を犬と散歩できる「伊東オレンジビーチ」

伊東オレンジビーチ
静岡県 伊東市
温泉街の目の前に広がるビーチで、リード着用であれば犬との同伴が可能です。ただし海への入水は禁止されているため、波打ち際の散歩や写真撮影が主な楽しみ方になります。
隣接するなぎさ観光駐車場は103台分あり24時間利用できますが、最初の1時間200円、以降30分ごとに100円加算という時間制料金です。海水浴シーズンには「海の家」がオープンし、シャワーや食事も利用できます。
温泉街の目の前という立地なので、砂浜の散歩を楽しんだ後にそのまま日帰り入浴施設へ足を伸ばすという過ごし方もできる海岸です。
バラ園を犬と歩ける「河津バガテル公園」

河津バガテル公園
静岡県 賀茂郡河津町
フランス・パリのバガテル公園と姉妹提携するバラ園で、リードを付ければペット同伴での入園ができます。2026年3月31日にドッグランは閉鎖されているため、現在は園内散策のみの利用になる点は押さえておきたいところです。
令和8年9月30日までの間は入園無料という案内が出ており、4月28日〜6月30日の春バラシーズンは水・木曜日も含めて無休で開園します。それ以外の時期は水・木曜日が定休日にあたるため、訪問日を選ぶ際は注意してください。
設備について: 大型バスも停められる駐車場が用意されている一方で、園内にショップやカフェ、自動販売機はなく、トイレのみ利用できる施設です。飲み物は事前に用意しておくと安心です。
園内シャトルバスの運行はなく、公共交通機関を使う場合は町営バスの利用が案内されています。車での訪問が中心になる観光地。
動物とふれあえる「伊豆アニマルキングダム」

伊豆アニマルキングダム
静岡県 賀茂郡東伊豆町
犬は大きさ・犬種を問わず同伴入園できる動物園です。狂犬病予防注射済票と混合ワクチン接種証明書(原則5種以上)の提示が同伴入園の条件になっています。
展示動物に吠えさせたり接触させたりしないこと、遊園地の遊具は観覧車を除いて利用できないことなど、他の来園者・動物への配慮を前提にしたルールが設けられています。
伊豆稲取駅からは路線バスでアクセスでき、最終バスに乗り遅れた場合も完全予約制のシャトルバスが用意されています。東伊豆エリアの観光の締めくくりに立ち寄りやすいスポットです。
園内での過ごし方: 園内にはレストランもあり、カピバラとのふれあいイベントなど季節・曜日限定の企画も開催されています。安全点検のため一部アトラクションが運転休止になる場合もあるため、目当ての施設がある場合は公式サイトで最新の運転状況を確認しておくと確実です。
季節イベントの人出について:
伊東の花火大会シーズンは、電車やバスでの移動も含めて人出が増える時期にあたります。愛犬を連れて花火大会周辺に出かける場合は、混雑を見込んで移動手段や時間に余裕を持たせておくと安心です。
中伊豆(修善寺・伊豆の国・三島・沼津)で犬と行ける観光スポット
吊橋はペットカートに乗せて渡るのが決まりです
中伊豆は沼津・三島から伊豆縦貫自動車道でアクセスしやすい内陸エリアです。吊橋やロープウェイ、テーマパークなど、規模の大きな観光施設が集まっています。
伊豆全体で最もドッグランの件数が多いのもこのエリアで、観光とドッグランでの運動をあわせて計画しやすい立地です。
犬とスリルを味わえる「三島スカイウォーク」

三島スカイウォーク
静岡県 三島市
日本最長級の歩行者専用吊橋で、ペットは専用カートに乗せての通行が必須です。南ゲートで1台500円(耐荷重〜24kg)、大型犬用は1,000円(耐荷重〜55kg)でカートを借りられるほか、幅70cm以内で飛び出し防止のフック・カバー付きなら持参のカートも使えます。
吊橋を渡った先の南展望台エリアには、天然芝のドッグラン「SKY DOG RUN」があります。利用には吊橋の入場料が必要で、ドッグラン内にペットカートは持ち込めないため、南展望台下のカート置き場に預ける流れです。
雨の日・支払いについて: 雨の日でも傘は使えませんがカッパの無料配布があり、雨天でも運行される点は伊豆でも屋外散策の選択肢を広げてくれます。
支払いはクレジットカードや交通系IC、QRコード決済にも対応しており、コインロッカー(200円〜500円)も南ゲートと吊橋を渡った先の2か所にあります。屋根付きの駐輪場もあり、バイクでの立ち寄りにも対応しています。
吊橋の人気ぶりを物語る投稿として、愛犬4頭を連れて長い行列に並び、順番を待って写真を撮ったという体験談も見つかりました。混雑時は待ち時間が発生することを見込んで、開園直後の時間帯を狙うのもひとつの方法です。
一年中犬と入園できる「修善寺 虹の郷」

修善寺 虹の郷
静岡県 伊豆市
虹の郷の入園条件: イギリス村やカナダ村など複数のエリアで構成されるテーマパークで、入園できる動物は犬のみと定められています。入園料は無料ですが、入園時に「虹の郷とのお約束(承諾書)」の提出が必要です。
2回目以降の来園をスムーズにしたい場合は、500円で購入できる「わんちゃんパスポート」が便利です。パスポート所有者は毎月11日の「ワンワンの日」に飼い主1名の入園料が無料になり、園内を走るロムニー鉄道のワンちゃん専用客車にも乗車できます。
園内の設備: 冷暖房完備の飼い主専用休憩所や独立したドッグランエリアもあり、犬を連れての長時間滞在にも配慮された作りです。イギリス村・カナダ村・伊豆の村など複数のエリアで構成されており、電動バイクや電動カートのレンタルもあるため、広い園内を効率よく回ることもできます。
園内には和紙工房や遊木民といったものづくり体験施設、日本庭園、フェアリーガーデンなども点在しており、観光としての見どころも豊富です。
犬とケーブルカーで山頂へ「十国峠山頂」

十国峠山頂
静岡県 田方郡函南町
ケーブルカーで上がれる山頂には、小型犬専用エリアと犬種フリーエリアに分かれたドッグランが併設されています。乗車には1年以内のワクチン接種証明とリード装着が必須で、犬の乗車料金は1匹300円です。
毎月11日の「わんわんの日」はワンちゃんの乗車が無料になるサービスもあります。山頂駅舎・売店内はペット入場不可のため、屋外エリアでの利用が中心になる点は覚えておきたいところです。
駐車場について: 防災上の理由から駐車場は基本的に24時間利用できますが、休業などによる閉鎖もあるため、訪問前に営業状況を確認しておくと安心です。
池のほとりを散歩できる「門池公園」

門池公園
静岡県 沼津市
沼津市にある門池を囲む公園で、リードを着用すれば犬との同伴散歩ができます。公園自体は24時間開放されており、駐車場の利用時間は9:00〜18:00です。
池の周りをぐるっと一周できる遊歩道が整備されているため、モデルコースの合間に短時間だけ立ち寄って足を伸ばす使い方にも向いています。
静かな森を歩ける「原生の森公園」

原生の森公園
静岡県 田方郡函南町
函南町にある公園で、リード着用であれば犬との散策が可能です。24時間開放されていますが、トイレは4月初旬から11月下旬までの季節限定営業となっています。
火気の使用やバーベキュー、キャンプは禁止されており、静かな自然環境を保つためのルールが敷かれた公園。にぎやかな観光地の合間に、犬とゆっくり歩くのに向いた穴場のひとつです。
中伊豆エリアには、このほかに伊豆パノラマパークがあります。ロープウェイでの同伴条件や碧テラスでの過ごし方が具体的にわかるよう、次の章で独立して紹介します。
伊豆パノラマパークを愛犬と楽しむ
ロープウェイで山頂の碧テラスへ

伊豆パノラマパーク
静岡県 伊豆の国市
葛城山(かつらぎやま)の山頂に広がる展望公園で、ロープウェイでの犬の同伴が認められています。小型犬はバッグやケージに入れれば乗車でき、中型犬・大型犬は施設規定サイズ(幅60cm・奥行90cm・高さ80cm以内)のケージに入れての乗車が条件です。ペットの乗車料金はかかりません。
片道約7分のロープウェイで山頂駅に到着すると、青を基調にした展望広場「碧テラス」が広がります。ドリンクを注文すれば30分ほど滞在できるラウンジもあり、犬と一緒に絶景を眺めながら休憩できるスポットです。
実際にロープウェイで碧テラスまで登った飼い主の投稿でも、「富士山が雲で見えなかった」とのコメントとともに、山頂からの眺めを愛犬と楽しむ様子が伝わってきます。
実際にロープウェイに乗ってみた様子:
同施設を訪れた犬連れの旅行動画では、ロープウェイ乗り場でペットカートを無料でレンタルし、頭まで隠れる状態にして乗車する流れが紹介されています。約7分の空中散歩の間、犬は終始おとなしくしていたとのことで、静かな乗り物ゆえに大きなパニックには至らなかった様子がうかがえます。
碧テラスでの過ごし方: 碧テラスでは、飼い主がホットコーヒーを注文する一方で愛犬にはいつものおやつを与えており、施設内の飲食物は犬に与えられない点への配慮がうかがえます。おやつを持参しておけば、景色を眺めながら愛犬と一緒に一息つけます。
もう一つの展望スポット「アクアリング」では、ガラス張りの回廊やコード感のある足場に犬が少し腰が引けていたという描写もあり、高所が苦手な犬には配慮が必要になりそうです。
食事とテラス席: 山頂にある「かつらぎ茶寮」はテラス席がペット同伴利用可能で、うどんなどの軽食を楽しめます。山麓のトラットリア伊豆パラディーゾもテラス席のみペット同伴可で、山麓レストランには犬と食事ができるテラス席が5テーブル用意されています。
山頂公園内の散策にかかる時間は、要所のみなら30分程度、丸太アスレチックなどを含めてゆっくり回ると1時間半〜2時間ほどが目安です。犬の体力や気温に合わせて滞在時間を調整するとよさそうです。
混雑しやすい時間帯について: 夏季(2/16〜10/15)は9:00〜17:30、冬季(10/16〜2/15)は9:00〜17:00の営業で、上り最終時刻は営業終了の30分前です。展望を楽しむなら午前中の早い時間帯、または午後遅めの時間帯がねらい目。ロープウェイの待ち時間を抑えやすくなります。
西伊豆(西伊豆町・松崎町・土肥・戸田)で犬と行ける観光スポット
静かな西伊豆の海岸線
西伊豆は駿河湾に面した海岸線が続くエリアです。東伊豆・中伊豆と比べると、自社データベースで確認できる観光スポット・ドッグランの件数は少なく、観光スポット2件とドッグラン1件にとどまります。件数は誇張せず、実情のままお伝えします。
いずれも西伊豆町仁科・土肥エリアに集中しているため、限られた件数でも1日でまとめて回りやすいのは西伊豆ならではの利点です。
海を望む芝生広場「安城岬ふれあい公園」

安城岬ふれあい公園
静岡県 賀茂郡西伊豆町
西伊豆町仁科にある公園で、リードを付けての犬の散歩が可能です。キャッチボールもできますが、他の利用者への配慮が求められます。
開園時間は季節で異なり、2月〜11月は8:00〜17:00、12月〜1月は8:30〜16:30です。冬場に訪れる場合は、営業時間が短くなる点に注意してください。
駿河湾を望む岬に位置しており、西伊豆エリアならではの静かな海景色を犬と一緒に楽しめる公園です。
だまし絵を犬と楽しむ「伊豆トリックアート迷宮館」

伊豆トリックアート迷宮館
静岡県 賀茂郡西伊豆町
抱っこ、キャリーバッグ、カートやバギーに入れれば犬と一緒に入館できるトリックアート専門の美術館です。床にも作品が描かれているため、犬を直接歩かせることはできません。
350台収容の大型無料駐車場があり、伊豆縦貫道の延長で新東名の長泉沼津ICから伊豆中央道へ直結するルートも使えるようになっています。「サンセットプラザ堂ヶ島」の3階にあり、西伊豆観光の合間に立ち寄りやすい立地です。
入館料は大人1,100円、小学生以下の小人600円で、3歳以下は無料です。抱っこやカートに入れれば屋内でも犬と一緒に過ごせる、西伊豆では珍しいタイプのスポットです。
桜の木に囲まれた芝生ラン「土肥金山ドッグラン」

土肥金山ドッグラン
静岡県 伊豆市
桜の木に囲まれた芝生スペースが、犬とのびのび過ごせる場所として整備されたドッグランです。
営業時間は9:00〜16:00(最終受付15:30)、利用料金は1,000円です。同じ敷地内には観光施設の土肥金山があり、ドッグラン利用の前後に見学の時間を組み込みやすい立地です。西伊豆エリアで犬を自由に遊ばせられる貴重なスポット。
愛犬のサイズ別・行ける伊豆観光スポット早見表
紹介したスポットの多くは大型犬も同伴できますが、体高・体重に制限がある場所も一部あります。自社データベースの dog_size_small_ok / medium_ok / large_ok / xlarge_ok の値をもとに、観光スポット20件を一覧にまとめました。
大型犬の同伴に制限がある唯一のスポット「大室山」

大室山
静岡県 伊東市
伊豆高原にある大室山は、体高45cm以下の小中型犬に限りリフトへの同乗が認められています。大型犬・超大型犬はリフトに同乗できないため、山頂までの移動手段としては利用できません。
自社データベースで確認できる観光スポット20件のうち、サイズによる制限が明記されているのはこの大室山のみです。大型犬を連れている場合は、この点だけ押さえておけば安心して伊豆観光を計画できます。
自社データベースで確認できる範囲では、大型犬・超大型犬の同伴に制限があるのは大室山のみです。それ以外の19件は大型犬の同伴について公式サイト・確認済みデータ上の制限が見当たらず、リードでの同伴が基本条件になっています。
早見表の「要確認」について: 表内の「要確認」は、公式サイトや確認済みデータに超大型犬(xlarge)についての明記がないことを示しています。同伴不可と決まっているわけではありませんが、超大型犬を連れて行く場合は、念のため訪問前に施設へ直接確認しておくと安心です。
乗り物系アトラクションの注意点: 三島スカイウォーク・小室山公園・十国峠山頂・伊豆パノラマパークなど、リフトやロープウェイを備えた施設は、乗り物ごとに専用カートやケージのサイズ規定が設けられています。
同じ施設内でも「歩いて入れるエリア」と「乗り物に乗る場面」で条件が変わることがあるため、両方をあわせて確認しておくと現地で戸惑いません。
大型犬の飼い主から見た実際の声:
伊豆ぐらんぱる公園を訪れたラブラドールの飼い主による投稿では、「大型犬は乗れないだろうと諦めていたら、いくつかのアトラクションはOKをもらえて予想以上に楽しめた」との体験が語られています。
アトラクションごとに条件が異なる場合があるため、大型犬を連れて行く際は現地の受付で確認するのがおすすめです。
ドッグランのサイズ区分は、次の「伊豆のドッグラン」の章で施設ごとに詳しく紹介する内容。
複数頭での訪問について: 伊豆高原のニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンは、ミュージアムをカートまたは抱っこで、フラワーガーデンをリード(1m以内)で楽しめる施設です。
複数の飼い主が集まって10匹の犬と一緒に訪れたという投稿もあり、多頭飼いの家庭や友人同士のグループでも利用しやすいスポットであることがうかがえます。
伊豆のドッグラン(エリア別)
伊豆のドッグラン14件のうち、8件は無料で使えます
自社データベースで確認できる伊豆エリアのドッグランは14件です。無料で使える公共施設併設型から、会員制・時間制の民間施設まで運営形態はさまざまです。
14件のうち無料で利用できるのは8件、有料は6件です。有料の施設も1頭あたり300円〜1,400円程度と、都市部の屋内ドッグランに比べると比較的リーズナブルな料金設定になっています。
予約制と公式に明記されているのはヴァルトの森ドッグ倶楽部のみで、それ以外の施設は確認済みデータ上、予約についての記載が見当たりません。訪問前に念のため確認しておくと安心です。エリア別に紹介します。
東伊豆のドッグラン
予約制でゆったり遊べる「ヴァルトの森ドッグ倶楽部」

ヴァルトの森ドッグ倶楽部
静岡県 伊東市
2025年1月から事前予約制で運営されているドッグランです。利用前に電話またはお問い合わせで営業状況を確認する流れになっています。
料金はビジター1時間800円、会員1時間600円です。同じ敷地内にはドッグホテルやキャンピングカーサイトもあり、宿泊を絡めた利用もできます。
ドッグホテル利用時は1年以内の狂犬病予防接種証明書と5種以上の混合ワクチン接種証明書の提示が必須で、対象は原則6か月〜12歳の健康な犬です。
お寺の境内で遊べる「栖足寺 愛犬広場ドッグラン」

栖足寺 愛犬広場ドックラン
静岡県 賀茂郡河津町
河津町にあるお寺の境内に設けられた無料のドッグランです。境内をペットと一緒に散歩・参拝でき、本堂内も抱っこでの入堂が可能です。
ペット御朱印やペット祈祷、ペット供養会など、犬にまつわる祈願・供養のサービスが充実しているのもこの寺院の特徴です。
海を見ながら遊べる「志津摩光る海ドッグラン」

志津摩光る海ドッグラン
静岡県 賀茂郡東伊豆町
東伊豆町稲取の海沿いにある屋外ドッグランです。利用料金は1頭1時間300円で、自社データベースの口コミ評価は4.5(15件)となっています。
ドッグラン前には5台分ほどの駐車スペースがありますが、園内に人用のトイレはなく、最寄りのトイレまでは距離があります。フンは必ず持ち帰るルールです。
稲取エリアは伊豆アニマルキングダムや河津バガテル公園にも近く、東伊豆モデルコースの後半に組み込みやすいドッグランです。
中伊豆のドッグラン
中伊豆は8件と、伊豆エリアで最もドッグランが集中しているエリアです。
サービスエリア併設で立ち寄りやすい「ドッグラン 駿河湾沼津上り」

ドッグラン 駿河湾沼津上り
静岡県 沼津市
新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリア(上り線)に併設されたドッグランです。24時間営業・利用無料で、ドライブの休憩がてら気軽に立ち寄れます。
エリア・コンシェルジュでは車椅子・ベビーカーの無料貸し出しや無線LANの利用もでき、犬連れ以外の同乗者にとっても休憩しやすいサービスエリアです。
4区画でレベルに合わせて遊べる「伊豆ドッグランド」

伊豆ドッグランド
静岡県 伊豆市
初心者エリア・フリーエリア・大型犬専用エリア・小型犬専用エリアの4区画に分かれたドッグランです。フェンスで囲まれた場内はリードなしで自由に遊べます。
料金はビジター1頭目1,400円、2頭目以降700円で、会員は1頭目1,000円、2頭目以降500円です。ワクチン・狂犬病予防接種の証明のほか、ノミ・ダニ予防も求められます。
犬と一緒に宿泊できるキャンプ利用も可能で、夏季(7月〜9月)は15時以降、冬季(10月〜6月)は14時以降から利用できます。
ケーブルカー利用者専用の「天空のドッグラン」

天空のドッグラン
静岡県 田方郡函南町
十国峠のケーブルカー乗車客専用のドッグランで、小型犬専用エリアと犬種フリーエリアの2区画があります。犬の乗車料金は300円です。
前章で紹介した十国峠山頂と同じエリアにあり、ケーブルカーで山頂へ上がった流れでそのまま利用できる立地です。
川沿いで無料開放される「川の駅 伊豆ゲートウェイ函南ドッグラン」

川の駅 伊豆ゲートウェイ函南 ドッグラン
静岡県 田方郡函南町
狩野川沿いの「川の駅 伊豆ゲートウェイ函南」に併設された無料のドッグランで、広さは25m×25mです。フェンスの高さは約1.5mあります。
駐車場は普通車38台・障がい者用2台・大型車6台分あり、国道136号上り線(沼津方面行)からのアクセスが便利な立地です。水防多目的センターでは狩野川の水生生物展示や防災展示も見学でき、ドッグラン利用の合間に親子で立ち寄れる学びのスポットです。
ドッグラン付きキャンプ「犬キャン」のプランも用意されており、春と秋には年2回のペースでドッグフェスも開催されています。水防多目的センター内には多目的トイレや更衣シャワー室もあり、カヌー・カヤックなど川遊びの拠点としても使われている施設です。
狩野川沿いで無料開放される「狩野川神島公園ドッグラン」

狩野川神島公園「川の駅 伊豆城山」ドッグラン
静岡県 伊豆の国市
伊豆の国市の狩野川神島公園に併設された無料のドッグランです。小型犬エリアとフリーエリアの2区画に分かれ、フェンスの高さは約1.5mです。
狩野川の増水状況によって一時撤去されることがある点は、事前に押さえておきたい注意点です。凶暴性のある犬や発情中の犬、ワクチン未接種の犬は入場できません。
犬のイベントが不定期に開催されており、開催状況は施設のSNSで確認できます。駐車場の利用時間は9:00〜17:00で、17:00には施錠されるため退出時間には注意が必要です。
買い物ついでに寄れる「カインズ沼津店 ドッグラン」

カインズ沼津店 ドッグラン
静岡県 沼津市
ホームセンター「カインズ沼津店」の駐車場に隣接するドッグランです。カインズ会員限定(入会金・年会費無料)で、無料で利用できます。
1回の利用時間は1時間までと決められており、狂犬病予防接種証明書および5種以上の混合ワクチン接種証明書の提示が利用条件です。店舗内へのペット同伴入店も可能で、買い物とドッグラン利用をあわせて楽しめます。
トリミングサービスも併設されており、ドッグランで遊んだ後にそのままお手入れをお願いするという使い方もできる店舗です。
トリミングサロン併設の「dogs salon KAMALEI」

dogs salon KAMALEI(ドッグスサロン カマレイ)
静岡県 沼津市
沼津市にあるトリミングサロン併設の屋上ドッグランです。小型犬エリアと大型犬エリアの2区画に分かれています。
1日フリーパスは550円、1か月以内にトリミングを利用していれば330円に割引される料金体系です。ペットホテル機能も備えており、ドッグランとあわせて利用できます。
初回利用時は簡単なカウンセリングがあり、愛犬の性格や健康状態を確認してから利用が始まる流れです。駐車スペースは10台分で、雨に濡れない降車スペースも備えている点も嬉しいポイントです。
会員制で静かに遊べる「ドッグラン クラム」

ドッグラン クラム
静岡県 沼津市
沼津市にある小型犬・中型犬専用の会員制ドッグランです。1回の来園で同伴できる犬は2頭までで、3頭以上は事前の相談が必要になります。
月額会員は2,000円で回数制限なく利用でき、都度会員は500円で1日利用できます。QRコードを読み取ってクレジットカード決済で登録する仕組みです。
ダイヤルキーによる無人運営で、登録後は暗証番号がメールで送られてくる流れです。ミニアジリティ遊具も設置されており、運動不足解消にも向いています。
西伊豆・伊豆高原のドッグラン
西伊豆では土肥金山ドッグラン(前章で紹介)が唯一確認できているドッグランです。
伊豆高原には和食だワンドッグラン&駐車場(和食店併設。鮪のほっぺたステーキなど犬用メニューもあります)とさくらの里 ドッグラン(大型犬エリアと小型犬エリアに分かれた無料ドッグラン)の2件があります。
周遊プランへの組み込み方: 詳しくは伊豆高原の犬連れ観光ガイドで紹介しています。
西伊豆・伊豆高原ともに件数は多くありませんが、宿泊とあわせて計画すれば、東伊豆・中伊豆のドッグランと組み合わせて伊豆全域を周遊するプランも立てやすくなります。
ドッグラン利用時のワクチン証明について: 多くのドッグランで、狂犬病予防注射と混合ワクチンの接種証明(1年以内)の提示を求めています。
静岡県でも犬の登録と狂犬病予防注射の実施を案内しており、生後90日を超えた犬は毎年の予防接種が法律で義務付けられています。
伊豆のドッグランを利用する前に、最新の接種証明書を用意しておくと安心です。
共通して確認しておきたいルール: 14件のドッグランに共通する条件として、フェンス外ではリードを装着すること、排泄物は必ず持ち帰ること、施設内は禁煙であることの3点はほぼすべての施設で明記されています。
ヒート中の犬や攻撃性のある犬の利用を断る施設も多いため、他の利用者とのトラブルを避けるためにも、愛犬の体調や性格を踏まえて利用するかどうかを判断してください。
1日で回る伊豆犬連れモデルコース(東伊豆編・中伊豆編)
駿河湾を望むドライブルート
紹介したスポットの座標をもとに、実際に車で回れる移動時間の目安を組んだモデルコースです。営業時間・定休日と矛盾しないよう組んでいますが、季節や道路状況によって前後する点はご了承ください。
東伊豆編(伊東市街〜東伊豆町・河津町)
9:00〜10:00 ベルクルーズいとうで遊覧船
朝一番の便でベルクルーズいとうに乗船します。道の駅伊東マリンタウンに隣接しているため、乗船後にマリンタウン内を散策するのもおすすめです。混雑期は出航10分前までの来場が推奨されているため、逆算して家を出る目安になります。
10:30〜11:00 伊東オレンジビーチを散策(車で約5分)
伊東オレンジビーチまで移動し、波打ち際を犬と散歩します。リード必須・入水不可の点を忘れずに。なぎさ観光駐車場は最初の1時間200円のため、短時間の散策に向いた料金体系です。
11:30〜13:00 国道135号を南下し、伊豆アニマルキングダムへ(車で約30分)
伊東市街から国道135号を稲取方面へ南下し、伊豆アニマルキングダムへ向かいます。海沿いの道で信号も多いため、繁忙期は距離の割に時間がかかる想定をしておくと安心な区間です。
ワクチン接種証明書は同伴入園の必須条件なので、出発前にかばんへ入れておくと現地で慌てずに済みます。
13:30〜14:30 志津摩光る海ドッグランでひとっ走り(車で約5分)
すぐ近くの志津摩光る海ドッグランへ移動し、海を見ながら愛犬を自由に遊ばせます。営業時間の記載がない施設のため、事前に現地確認しておくとより安心です。
園内に人用トイレが無いため、このタイミングで水分補給と合わせてトイレ休憩を済ませておくと、後半の行程がスムーズになります。
15:00〜16:00 河津バガテル公園または栖足寺 愛犬広場へ(車で約10分)
河津町方面へさらに南下し、季節に合わせて河津バガテル公園(水・木曜定休、春バラシーズンは無休)か、栖足寺 愛犬広場ドッグラン(8:00〜日没)のどちらかを組み込みます。
中伊豆編(三島・伊豆の国・修善寺)
9:00〜10:30 三島スカイウォークで吊橋体験
開園直後の時間帯を狙って三島スカイウォークへ向かいます。ペットカートを借りて吊橋を渡り、SKY DOG RUNで一休みするのが定番の過ごし方です。
11:00〜13:00 伊豆縦貫道経由で伊豆パノラマパークへ(車で約20分)
伊豆中央道を経由して伊豆の国市へ移動し、伊豆パノラマパークでロープウェイと碧テラスを楽しみます。ランチは山頂の「かつらぎ茶寮」のテラス席が犬連れでも利用できます。
14:00〜15:30 修善寺 虹の郷へ(車で約15分)
伊豆の国市から修善寺方面へ移動し、修善寺 虹の郷でロムニー鉄道やドッグランエリアを満喫します。
閉園時間(10月〜2月は16:00、それ以外は17:00)から逆算して、遅くとも14時台には到着したいところです。わんちゃんパスポートを持っていれば、次回の入園がさらにスムーズ。
西伊豆の犬連れモデルコース
西伊豆は観光スポットの件数が少ない分、1泊2日でゆったり回るのに向いています。宿泊先の候補は伊豆で犬と泊まれる宿のガイドで西伊豆エリアの宿を探せます。
1日目 午前:土肥金山ドッグランで運動
土肥エリアに到着したら、まず土肥金山ドッグラン(9:00〜16:00、最終受付15:30)で車移動の疲れをほぐします。桜の木に囲まれた芝生スペースが、思い切り体を動かすのにちょうどよい広さです。
同じ敷地内には観光施設の土肥金山があるため、犬を遊ばせている間に交代で見学するといった過ごし方もできます。朝一番に立ち寄れば、その日の残りの時間を安城岬ふれあい公園やトリックアート迷宮館にゆったり使えます。
1日目 午後:安城岬ふれあい公園へ(車で約30分)
土肥から国道136号・17号を西伊豆町方面へ北上し、安城岬ふれあい公園で駿河湾を望みながら散歩します。海沿いの道は見通しがよい一方でカーブが続くため、余裕を持った運転を心がけてください。
1日目 夕方:伊豆トリックアート迷宮館へ(車で約5分)
安城岬から目と鼻の先にある伊豆トリックアート迷宮館(最終入館16:00)に立ち寄ります。抱っこかカートに入れての入館になるため、小型犬用のスリングやカートを用意しておくとスムーズです。
2日目:宿でゆっくりしてから帰路へ
西伊豆は東伊豆・中伊豆に比べて移動距離が長くなりがちな旅程です。2日目は宿周辺でゆっくり過ごし、帰りは伊豆縦貫自動車道を使って中伊豆エリアを経由するルートを検討すると、道中でもう1か所立ち寄りやすくなります。
帰路の途中で中伊豆編のスポットを1〜2か所組み込めば、西伊豆と中伊豆を1回の旅行でまとめて楽しむ欲張りなプランにもアレンジ可能。
混雑・駐車場・季節の注意点
伊豆の人気観光スポットは、GW・夏休み・紅葉シーズンに混雑しやすい傾向があります。犬連れの場合は人混みでの吠えやパニックのリスクも上がるため、事前に実情を把握しておくと安心です。
十国峠での実際の混雑体験:
愛犬とドライブで十国峠を訪れた投稿では、「車も人も多くて駐車できずに通り過ぎた所もあった」との声が寄せられています。ケーブルカー乗り場周辺の駐車場は台数に限りがあるため、繁忙期は早めの到着を心がけるとよさそうです。
花火大会・夏休みシーズンの人出:
伊東の花火大会シーズンなど、夏休み期間は公共交通機関も含めて人出が増えます。犬を連れての移動は、通常より時間に余裕を持たせておくことをおすすめします。
国立公園エリアでのマナー: 大室山や城ヶ崎海岸を含む伊豆半島の一部は、富士箱根伊豆国立公園のエリアに含まれています。国立公園内でのペット同伴自体に法的な規制はありませんが、他の利用者や野生動物への配慮から、山岳部などでは同伴を控えるよう呼びかけている地域もあります。
紹介した観光スポットは同伴が確認できているものだけですが、リードを外さない・鳴き声に注意するといった基本のマナーは、繁忙期ほど意識しておきたいポイント。
吊り橋・混雑エリアでのリード管理:
城ヶ崎海岸の吊り橋を犬と渡った投稿では、後ろを歩いていた人から「もっとリードを短く持って、真ん中を歩かせて」と声をかけられたというエピソードが紹介されています。
吊り橋のように人とすれ違うスペースが限られる場所では、普段よりリードを短く持つ意識が、他の利用者との思わぬトラブルを防いでくれます。
熱中症への注意: 夏場の伊豆は舗装された駐車場やビーチのアスファルトが高温になりやすく、犬の肉球にとって負担が大きい環境です。
環境省の熱中症予防情報サイトでは、犬や猫は人に比べて体高が低く地面からの熱を受けやすいこと、冷房の効いていない車内はわずかな時間でも高温になることが注意喚起されています。
日中の炎天下を避け、朝夕の涼しい時間帯に屋外スポットを組み込むのがおすすめです。
駐車場の実務情報: 三島スカイウォーク・伊豆アニマルキングダムともに駐車場を備えています(台数・利用時間は公式サイトで要確認)。伊東オレンジビーチのなぎさ観光駐車場は103台分ありますが、イベント開催時は利用できない場合があります。
紅葉シーズンの修善寺 虹の郷: 秋の紅葉ライトアップ期間は入園料が通常より高く設定され、打ち上げ花火開催日はさらに料金が上がります。紅葉目当てで訪れる場合は、事前に開催期間と料金を確認しておくと当日の混乱を避けられます。
犬連れの場合は、混雑がピークになる週末の日中を避けて平日や午前中の早い時間に訪れると、愛犬にとってもストレスの少ない観光になりやすいです。
初めての伊豆犬旅行の持ち物: 現地で慌てないために、出発前に準備しておきたいものをまとめました。
- リードとハーネス(吊橋や混雑エリアでは普段より短めのリードが安心です)
- 狂犬病予防注射・混合ワクチンの接種証明書(ドッグラン・動物園・遊覧船で提示を求められることがあります)
- 水と携帯用の器(アスファルトが熱くなる夏場は特に必須です)
- フン処理用の袋とペットシーツ
- 涼感マットや保冷剤(車内での待機時間が発生しやすい観光地のため)
これらは伊豆に限らずどの犬連れ旅行でも役立つ基本の持ち物ですが、吊橋やロープウェイでの移動が多い伊豆だからこそ、リードの長さと接種証明書は特に忘れずに準備しておきたいところです。
アクセスと移動のコツ
伊豆エリアは東西の移動距離が長いため、道路事情を把握しておくと計画が立てやすくなります。犬にとっても長時間の車移動は負担になりやすいため、ルート選びは快適な旅の土台になる要素です。
伊豆縦貫自動車道の開通状況: 国土交通省中部地方整備局の伊豆縦貫自動車道の案内ページによると、2026年3月時点で沼津岡宮ICから伊豆中央道を経由して月ヶ瀬ICまでの区間と、河津七滝IC〜河津逆川ICの約3kmが開通しています。
中伊豆エリアへのアクセスは、この区間を使うと大幅に時間短縮できる区間です。
一方で、天城峠道路のうち月ヶ瀬〜茅野間(延長5.7km)は現在事業中の区間で、開通時期は公式に明示されていません。中伊豆から西伊豆・南伊豆方面へ天城峠を越える際は、従来の国道414号などの山道を使う必要があります。
渋滞しやすい時間帯・区間: 東伊豆の国道135号沿いは、GW・夏休み・紅葉シーズンの週末に渋滞が発生しやすい区間です。
伊豆からの帰り道で渋滞に巻き込まれ、車内で犬が車酔いしてしまったという投稿もあります。長距離の渋滞が想定される日は、こまめな休憩や車内の換気、酔いやすい犬であれば移動前の食事量を控えるといった対策をしておくと安心です。
休憩に使えるスポット: 中伊豆エリアのドッグラン 駿河湾沼津上りは新東名の駿河湾沼津サービスエリアに併設されており、24時間無料で利用できます。長距離移動の休憩がてら、犬を軽く運動させるのにぴったりの休憩地点。
渋滞を避ける工夫: 東伊豆・中伊豆間を移動する場合、繁忙期の国道135号を避けて、伊豆スカイラインや伊豆縦貫自動車道を経由する内陸ルートに切り替えると、移動時間を読みやすくなります。
伊豆スカイラインは函南町の熱海峠から伊豆市の天城高原まで続く延長40.6kmの有料道路で、十国峠エリアからそのまま中伊豆方面へ抜けられるルートです。営業時間は6:00〜22:00で、通行料金は区間ごとに設定されています。
カーブが多い山岳路のため、車酔いしやすい犬は休憩をこまめに挟みながらの利用がおすすめです。
出発時間の工夫: 早朝出発や、混雑のピークになりやすい正午前後を避けた移動時間の設定も、犬にとっての車内滞在時間を短く保つ工夫のひとつです。
よくある質問(FAQ)
大型犬でも行ける伊豆の観光スポットはありますか?
自社データベースで確認できる観光スポット20件のうち、大型犬・超大型犬の同伴に制限があるのは大室山のみです(体高45cm以下の小中型犬に限りリフト同乗可)。それ以外の19件は大型犬の同伴について確認済みデータ上の制限がありません。
ドッグランではドッグラン クラムが小型・中型犬専用で、それ以外の13件は大型犬も利用できる区分です。
西伊豆にも犬と一緒に行ける場所はありますか?
あります。安城岬ふれあい公園と伊豆トリックアート迷宮館の観光スポット2件、土肥金山ドッグランの計3件を確認しています。東伊豆・中伊豆に比べると件数は少なめですが、いずれもリードでの同伴、または抱っこ・カートでの入館が可能です。
伊豆パノラマパークのロープウェイに犬と一緒に乗れますか?
乗れます。小型犬はバッグやケージに入れて、中型犬・大型犬は施設規定サイズ(幅60cm・奥行90cm・高さ80cm以内)のケージに入れての乗車が条件。ペットの乗車料金はかかりません。詳しくは本記事の「伊豆パノラマパークを愛犬と楽しむ」で紹介しています。
GWや夏休み、紅葉シーズンの伊豆は混雑しますか?
混雑します。十国峠では駐車できずに通り過ぎたという声もあり、東伊豆の国道135号沿いも週末は渋滞が発生しやすい区間です。繁忙期は開園直後の時間帯を狙う、駐車場の代替案を用意しておくといった対策がおすすめです。
犬連れで伊豆観光をするなら何月がおすすめですか?
GW・夏休み・紅葉シーズンは混雑が集中しやすい時期です。花見や紅葉といった季節の見どころを外してもよいのであれば、初夏や初冬の平日は比較的落ち着いて観光できる時期と言えます。
同じ時期に訪れる場合も、開園直後の時間帯を狙う、駐車場に余裕を持たせるといった工夫で、犬にとってのストレスを減らせます。
伊豆縦貫自動車道はどこまで使えますか?
2026年3月時点で、沼津岡宮ICから月ヶ瀬IC(伊豆中央道区間を含む)までと、河津七滝IC〜河津逆川ICの約3kmが開通しています。
天城峠道路のうち月ヶ瀬〜茅野間(延長5.7km)は現在事業中で、開通時期は公式に明示されていません。中伊豆から西伊豆・南伊豆方面へは従来の山道を使う必要があります。
伊豆高原の観光スポットも詳しく知りたいのですが?
伊豆高原には、大室山・城ヶ崎海岸・小室山公園・さくらの里・伊豆シャボテン動物公園・伊豆ぐらんぱる公園・ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンなど、観光スポット8件とドッグラン2件を確認しています。
1泊2日のモデルコースも含めて、伊豆高原の犬連れ観光ガイドで詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
伊豆で犬と泊まれる宿はどこで探せますか?
宿泊施設については、伊豆で犬と泊まれる宿のガイドで条件別にまとめています。西伊豆エリアの宿を探す場合もこちらが参考になります。
ドッグランを利用するのに予防接種の証明は必要ですか?
多くのドッグランで、狂犬病予防注射と混合ワクチンの接種証明(1年以内)の提示を求めています。静岡県も犬の登録と狂犬病予防注射の実施を義務付けているため、伊豆のドッグランを利用する前に最新の証明書を用意しておくことをおすすめします。
伊豆のドッグランは事前予約が必要ですか?
施設によって異なります。ヴァルトの森ドッグ倶楽部は2025年1月から事前予約制ですが、駿河湾沼津上りや川の駅 伊豆ゲートウェイ函南ドッグランなどは予約不要で利用できます。訪れる前に、各施設の営業状況を電話や公式サイトで確認しておくと安心です。
伊豆パノラマパークの駐車場は無料ですか?
無料です。乗用車200台分の駐車場が用意されており、ロープウェイ利用者は追加料金なしで駐車できます。混雑しやすい休日は朝の早い時間帯の到着がおすすめです。
三島スカイウォークは雨の日でも犬と渡れますか?
渡れます。橋の上では安全上の理由から傘は使えませんが、雨天時は入場ゲートでカッパが無料配布されます。犬はペットカートに入れての通行になるため、雨で足元が濡れる心配も少なくて済みます。
伊豆パノラマパークは荒天時に運休しますか?
強風や雷が発生した際は、安全のためロープウェイが運休します。雨自体では通常運行しますが、天候が崩れやすい日は公式サイトで運行状況を確認してから出発すると安心です。
夏の伊豆観光で熱中症対策は必要ですか?
必要です。舗装された駐車場やビーチのアスファルトは夏場高温になりやすく、体高の低い犬は人よりも熱の影響を受けやすいとされています。
環境省の熱中症予防情報サイトでも、冷房の効いていない車内はわずかな時間でも高温になると注意喚起されています。日中の炎天下を避け、朝夕の涼しい時間帯に屋外スポットを組み込むのがおすすめです。
伊豆の犬連れ観光のまとめ
伊豆エリアは東伊豆・中伊豆・西伊豆で観光スポットの性格が大きく異なります。海沿いのビーチや遊覧船を楽しみたいなら東伊豆、ロープウェイやテーマパークなど規模の大きな施設で1日過ごすなら中伊豆、静かな海岸線をゆったり回りたいなら西伊豆が向いています。
移動時間や混雑の実情も含めて、実際に計画を立てるときに使える形でまとめた内容。日帰りなら東伊豆編・中伊豆編のモデルコース、1泊2日なら西伊豆編のモデルコースを土台に、愛犬の体力や興味に合わせてアレンジしてみてください。
伊豆パノラマパークのロープウェイや三島スカイウォークの吊橋のように、乗り物系のスポットはサイズ規定やカートの持ち込みルールが施設ごとに細かく決まっています。事前に条件を確認しておくことが、当日スムーズに楽しむための一番の近道です。
大型犬の飼い主の方へ: 自社データベースで確認できる20件の観光スポットのうち19件は同伴の制限が見当たらず、大室山を除けばほとんどの場所を選択肢に入れられます。サイズ別の早見表や移動時間込みのモデルコースを参考に、愛犬と一緒に伊豆の旅程を組んでみてください。
エリア全体のペット可施設は伊豆エリアガイドからも探せます。伊豆高原エリアを中心に回りたい方は、伊豆高原の犬連れ観光ガイドもあわせてご覧ください。愛犬との伊豆旅行が、良い思い出になりますように。



