日光で犬連れ旅行ガイド|4エリアの回り方と同伴条件表

日光で犬連れ旅行をするなら、市街地・霧降高原・奥日光・鬼怒川の4エリアを1日に詰め込まないことと、行き先ごとに違う同伴条件を先に知っておくことが、いちばんの近道です。
ペットベース編集部が独自で調査した、日光の犬連れ旅行ガイドです。公式サイトや公的機関の案内、犬連れ旅行の動画・投稿をもとに、行き先の選び方から回り方までをまとめました。
日光は、世界遺産の社寺だけでなく、中禅寺湖や滝、高原の牧場、テーマパークまである広い観光地です。ところが場所ごとに「犬は歩ける」「抱っこならOK」「キャリーなら乗れる」「入れない」と条件がばらばらで、行ってから慌てずに済むよう、条件を先に知っておくことが大切です。
この記事でわかること:
そこで、4つのエリアの位置関係、日帰りと1泊2日のモデルコース、同伴条件の一覧表、いろは坂の渋滞、季節ごとの注意までを1本にまとめました。江戸村の同伴条件は、独立した章で詳しく書いています。
この記事の使い方:
先に「全体像」と「モデルコース」を読むと、行き先が絞れます。気になる場所が決まっていれば、目次から該当の章へ進んでください。
宿・ランチ・東照宮はそれぞれ詳しい記事があるので、ここでは要点だけを書いてリンクでつないでいます。
- 犬と泊まれる宿は、日光で犬と泊まれる宿19選にまとめています。
- 犬連れで入れる店は、日光で犬連れランチ9店にまとめています。
- 東照宮の境内の歩き方は、日光東照宮は犬連れでどこまで入れる?で書いています。
エリア全体の施設は、日光のペット可施設の一覧からも探せます。
目次▼
日光の犬連れ旅の全体像|4エリアの位置と移動の目安
日光は車で回る前提にすると、犬の休憩と荷物の自由度が上がります
日光の犬連れ旅は、日光市街・霧降高原・奥日光・鬼怒川の4エリアに分けて考えると、計画が立てやすくなります。4つのエリアは車で動く距離が離れているので、「あれもこれも」と詰め込むほど、犬の疲れと運転の負担が増えます。
下の表は、各エリアの主な行き先と、日光市観光協会(日光旅ナビ)や各施設の案内に出ている車の目安です。時間は交通状況で変わるので、あくまで位置関係をつかむために使ってください。
奥日光の入口にある明智平展望台は標高1,373m、霧降高原の大笹牧場は標高1,300mと、それぞれの案内に書かれています。市街地より気温が低く、季節によって路面の状態も変わるので、同じ日光でも服装と装備を分けて考えたほうが安心です。
移動の手段を決める:
この記事は、車で回る前提で書いています。犬連れは荷物が多く、車なら休憩も自由に取れるからです。
電車とバス:
電車で来る場合は、東武鉄道の案内に条件があります。犬・猫・鳥などの小動物は、縦・横・高さの合計が120cm以内の容器に入れ、容器に入れた重さが10kg以内であることが求められています。
この条件を超える大きさの犬は、電車を使うのが難しくなります。大型犬と行くなら、車で動く計画にすると、行き先の選択肢が広がります。
路線バスは、日光駅から明智平まで約40分、中禅寺温泉まで約50分、竜頭の滝まで約65分かかります。本数や犬を連れての乗車の条件は、バス会社ごとに違います。
4エリアを回すときの考え方:
エリアをまたぐと、移動だけで犬が疲れます。1日に回るエリアは1つか、多くても2つまでにして、ゆとりを残すのがおすすめです。
たとえば江戸村は、村内でずっと抱っこかバギーになります。同じ日に東武ワールドスクウェアも回ると、犬も人も最後までもたないことがあります。江戸村の日は江戸村を主役にして、午後は軽い散歩だけにしておくほうが、落ち着いて楽しめます。
奥日光は、いろは坂の混雑次第で、着く時間が大きく変わります。この点は後の章で、県の資料の数字をもとに詳しく書いています。
日光で犬連れモデルコース|日帰りと1泊2日の回り方
モデルコースは、犬の体力と移動の負担を軽くする順番で組みました。時間の目安は、各施設の案内にある所要時間やアクセスの数字だけを使っています。
どのコースも、全部をこなす必要はありません。「核になる場所を1つ決めて、残りは時間があれば寄る」くらいの気持ちで使ってください。
日帰りコース1|日光市街と霧降高原(初めての人向け)
初めての日光で、大きな移動をしたくない人に向いたコースです。市街地の観光と、高原の散策を組み合わせます。
コースの流れ:
午前は日光東照宮です。拝観券のいらない表参道から、表門の内側の広場までが、犬連れの目安になります。くわしくは東照宮の記事にまとめています。
お昼は、犬と入れる店で食べます。店内に入れる店とテラスのみの店は、ランチの記事で見分け方を書いています。
午後は霧降高原へ向かいます。日光ICから約10分の霧降の滝で、観瀑台まで約10分歩く散策をして、時間と体力に余裕があれば、さらに高原の大笹牧場でドッグランに寄る流れです。
休憩と雨の日の代わり:
霧降の滝までは石畳と石段の道なので、犬が疲れていたら、手前で引き返す判断も大切です。大笹牧場には、屋根付きの無料休憩所があり、犬を連れて入れます。
雨の日は、鬼怒川側の日光花いちもんめにある温室が候補になります。屋内の温室なので、雨でも花を見て回れます。
日帰りコース2|奥日光(4月から11月)
湖と滝を犬と楽しみたい人のコースです。遊覧船が動く4月中旬から11月30日の間なら、中禅寺湖を船でも楽しめます。
コースの流れ:
朝は早めに出発して、いろは坂を上ります。混む日は通過に何倍もの時間がかかるので、朝のうちに奥日光へ入る計画にします。
中禅寺湖では、湖畔を散歩して、遊覧船に乗ります。犬はキャリーに入れて乗船します。船の駅中禅寺では、ケージの無料貸出もあります。
そのあと、華厳の滝を地上の観瀑台から眺めて、時間があれば竜頭ノ滝か光徳沼へ向かいます。立ち寄りは、3か所までに絞ると、帰りの運転にも余裕が残ります。
休憩と雨の日の代わり:
いろは坂をほぼ上りきった場所にある明智平は、駐車場が広く、休憩しながら景色を楽しむ人でにぎわうと日光旅ナビに書かれています。犬を車から降ろして、短い休憩を取る場所の候補になります。
雨の日の奥日光は、足元が滑りやすく、気温も下がります。無理をせず、市街地側の屋内施設に切り替えるほうが、犬の体への負担が少なくて済みます。
1泊2日コース1|鬼怒川に泊まって江戸村と東武ワールドスクウェア
鬼怒川温泉を拠点に、テーマパーク2つを犬と回る、ゆったりした2日間です。2つは同じ日に詰めず、1日ずつに分けます。
1日目:
朝から日光江戸村へ向かいます。村内では犬を歩かせられず、抱っこかバギーになるので、午前中の元気な時間に主要な劇場を回ってしまうのがおすすめです。江戸村の同伴条件は、後の章で表にしました。
夜は鬼怒川の犬連れ宿に泊まります。宿の選び方は、宿の記事にまとめています。
2日目:
午前は東武ワールドスクウェアです。リードをつければ全サイズの犬と園内を歩けます。見学の目安は1時間30分から2時間と案内されています。
午後は日光花いちもんめに寄ると、温室の花を抱っこで見られます。帰りに今市の道の駅日光で休憩して、帰路につく流れです。
1泊2日コース2|市街地から奥日光へ上って湯元に泊まる
自然の中でゆっくり過ごしたい人のコースです。日光の自然を、泊まりで丁寧に味わいます。
1日目:
午前は霧降の滝やキスゲ平園地で、高原の空気を吸います。昼は東照宮や市街地で過ごして、午後に早めの時間でいろは坂を上り、中禅寺湖の湖畔を散歩します。
夜は奥日光の宿に泊まります。湯元温泉や光徳温泉の周辺に、犬連れの宿があります。
2日目:
朝の澄んだ空気の中で、光徳沼や竜頭ノ滝へ向かいます。帰りは、日光市街で遅めのランチをとって、道の駅日光で休憩してから帰ります。
冬は遊覧船が休業しているので、湖畔の散歩と宿でのんびり過ごすコースに切り替えてください。路面の凍結には、特に注意が必要です。
どのコースにも共通すること:
どのコースも、車で動く前提で、休憩を多めに入れています。目的地は、犬の様子を見ながら、増やすより減らす方向で調整してください。
日光は、場所ごとの条件がとても違います。次の章では、その違いを1つの表にまとめました。
日光で犬連れ観光の同伴条件一覧|歩ける・抱っこ・キャリー・入れない
日光の観光地は、「犬OK」と書かれていても、中身が場所ごとにまったく違います。行ってから入口で断られないように、犬が歩ける場所、抱っこやキャリーが必要な場所、一部が入れない場所を、1つの表にまとめました。
表の内容は、各施設や管理者の公式の案内にもとづいています。施設名のリンクから、詳しい条件のページへ進めます。
表の読み方:
「歩ける」場所でも、リードは短く持つのが基本です。キスゲ平園地とだいや川公園では、ロングリードとノーリードがはっきり禁止されています。
「抱っこ」「バギー」の場所では、犬のサイズがそのまま行ける範囲を決めます。大型犬と行くなら、リードで歩ける東武ワールドスクウェアや屋外の散策先を主役にしたほうが、一日が穏やかに進みます。
入れない場所があるときの動き方:
家族や友人と行くなら、1人が外で犬と待って、交代で見学する方法が使えます。1人で行く日は、犬が入れる場所を中心に組むと、行きたい場所を我慢せずに済みます。
キャリーやバギーの貸出は、場所によって違います。遊覧船は船の駅中禅寺で無料のケージを借りられ、東武ワールドスクウェアには有料のペットバギーがあります。一方、江戸村にはペット用品の貸出が一切ありません。持っていくものは、行き先に合わせて先に決めておいてください。
犬の大きさと体力で選ぶ行き先の目安
同伴条件の表を、犬の大きさと体力に当てはめると、行き先を選びやすくなります。ここでは、公式の条件をもとにした目安をまとめました。
表の使い方:
表は、行き先を絞るための目安です。同じ犬でも、その日の体調や気温で歩ける距離は変わるので、犬の様子を見ながら、予定を減らす余地を残してください。
迷ったときは、リードで歩ける場所を主役にして、バギーやキャリーが必要な場所は1か所だけにすると、犬の負担が偏りません。
日光江戸村は犬連れで入れる?同伴条件と楽しみ方
江戸村は、バギーかキャリーを家から持っていくのが入村の前提です
日光江戸村は、犬と一緒に入村できます。ただし村内で歩かせることはできず、ケージ・カゴ・バギーに入れるか、抱っこで過ごします。
江戸ワンダーランド日光江戸村は、江戸時代の町並みを再現したテーマパークです。ペットの入村料はかかりません(一部のイベントのときを除きます)。ワクチンの証明書も不要です。
劇場はすべて犬と入れますが、飲食店の室内には入れません。このあと、条件を表で確認したうえで、劇場と食事の動き方、犬と歩けるイベントまでまとめます。
日光江戸村の犬の同伴条件(公式のよくある質問より)
公式サイトの「よくある質問」と、ペット同伴イベントの案内に書かれている条件を、項目ごとにまとめました。
通行手形(入村券)は、2026年11月現在の公式の料金で、1日券が大人(中学生以上)5,800円、小人(小学生)3,000円です。14時以降(冬期は13時以降)に入る午後割引は、大人5,000円、小人2,600円です。
駐車場は乗用車800円で、日光宇都宮道路の今市ICから約15分です。開村時間は、夏期(3月20日から11月30日)が9:00から17:00、冬期(12月1日から3月19日)が9:30から16:00です。
大きな犬のときは:
村内ではずっとバギーかケージ、抱っこで過ごします。大きな犬と行くなら、犬が乗れる大きさのバギーやカートを用意できるかが分かれ目になります。
入口の受付で、抱っこになることを確認されたという声もあります。受付の様子は、後ほど動画で紹介します。
劇場と食事|犬と回るときの動き方
村内の劇場は、忍者の戦いを描く「忍者劇場」、お座敷遊びを喜劇にした「若松屋」、大岡越前のお裁きが見られる「南町奉行所」、伝統の水芸を見せる「水芸座」です。どれも20分から30分ほどで、毎日の花魁道中も見どころです。
犬と入れるのは、すべての劇場です。ただし、犬が吠えると演出の妨げになるため、ほかの客の迷惑にならないよう、犬の様子を見ながら動く必要があります。
犬連れの食事は食べ歩きが中心:
飲食店の室内には入れないので、犬連れの食事は食べ歩きが中心です。公式の食事のページには、炭火焼の「山くじら」で大串やきとり(700円)、「きゅうやま」で忍者まんなどの肉まん(400円)が出ています。
食事処の中でゆっくり食べたいときは、家族で交代しながら入る形になります。通行手形があれば当日は再入村できるので、近くの店で昼食をとって戻る方法もあります。
犬と村内を歩ける期間限定イベント「犬も歩けば八百八町」
年に数回、犬と一緒に村内を歩けるイベントが開かれます。2026年は「犬も歩けば八百八町」が、11月28日(土)から12月6日(日)まで開かれます。12月1日(火)と2日(水)は定休日です。
イベントの期間は、リードを着けた犬と一緒に村内を歩けます。村内では、リードとマナーウェア(おむつなど)の着用が求められます。
入村は通常の通行手形で、ペットの入村料は無料です。入村前にペット受付があり、同意書の提出が必要です。同意書は公式サイトから印刷して、事前に記入しておくこともできます。
土日だけのお楽しみ:
土曜と日曜には、犬の衣装コンテスト「八百八町着飾り合戦」が両国座で開かれます。参加は無料で、各日先着20組(1組3頭まで)です。受付は当日のみで、10:30までです。入村時のペット受付をすませてから申し込みます。
ほかにも、ペット専用の輿に乗って記念撮影ができる催し(各日11:00から12:00の1回)や、犬の記念撮影ができる写し処、犬の特徴をとらえた似顔絵を江戸の人相書き風に仕上げる催しがあります。
犬連れで日光江戸村へ行った人の声
日光江戸村に犬と行った人の動画と投稿を、公開された時期とあわせて紹介します。
動画で見る入村の様子:
「旅するまんじゅう一家」さんの動画(2026年5月公開)では、トイプードルの「チップ」と夫婦で日光江戸村を回っています。入口で、受付の人から「抱っこになりますがよろしいですか」と聞かれ、飼い主さんがバッグを持っていたため、そのまま入村できたやり取りが映っています。
村の中では、スタッフが犬を「お犬様」と呼んで歓迎する様子や、山くじらの大串を買って食べ歩く様子が紹介されています。動画の中では、犬の衣装体験をやってみたかったものの、イベントのときだけだと知って残念がる場面もあります。
Instagramの投稿:
@ririfujimoko さんは、2026年4月19日に愛犬の「モコ」ちゃんと日光江戸村を訪れた様子を投稿しています。お店の人たちが江戸時代の話し方で応対してくれて楽しかったこと、水芸を最前列で見たら水が飛んできて大笑いしたことが書かれています。
大岡越前のお裁きや花魁道中も見て、想像以上に楽しめたそうです。一方で、真っ暗な建物があって少し怖かったこと、夏は暑そうなので春か秋が向いていること、見る場所が多いので朝から行くのがよいことも書かれています。
犬も入村できる江戸の町「EDO WONDERLAND 日光江戸村」

EDO WONDERLAND 日光江戸村
栃木県 日光市
日光江戸村は、ペットベースの施設ページに、料金や営業時間、周辺の施設までまとめています。犬と行く日の計画は、このカードから詳しい条件のページへ進んで確認してください。
江戸村の近くには、東武ワールドスクウェアと日光花いちもんめがあります。次の鬼怒川の章で、2つの犬連れの過ごし方を紹介します。
江戸村に行く日の組み立て:
江戸村の日は、午前の入村から劇場と食べ歩きを回って、午後は村内で休む計画にします。犬は終始バギーか抱っこなので、休憩の間に水を飲ませて、バギーの中で足を伸ばさせてあげてください。
宿は、鬼怒川温泉の犬連れ宿が拠点になります。泊まる宿の選び方は、日光で犬と泊まれる宿19選にまとめています。
奥日光・中禅寺湖の犬連れ観光|遊覧船・華厳の滝・竜頭ノ滝・湯元
遊覧船はキャリーに入れて乗れますが、船の駅中禅寺に貸出ケージもあります
奥日光は、いろは坂を上った先にある、中禅寺湖・華厳の滝・竜頭ノ滝・光徳沼・湯元温泉を含むエリアです。中禅寺湖の観光で犬と一緒に楽しめることは、キャリーを使う遊覧船、湖畔の散歩、滝の見物の3つが中心です。
2026年11月3日のXの投稿では、愛犬の目線で「犬生初の奥日光に」と書かれていて、4週4休ギリギリで働く飼い主を朝6時に起こしてあげた様子が紹介されています。奥日光へ向けて、朝早くから動き出す人がいることが分かります。
中禅寺湖の遊覧船は、犬もキャリーに入れれば乗れます
中禅寺湖遊覧船の公式のよくある質問では、ペットはペットキャリーを使えば乗船できると案内されています。船の駅中禅寺では、ケージの無料貸出もあります。
遊覧船は、4月中旬から11月30日まで毎日運航しています。濃霧や強風など気象状況で運休になる日があります。12月1日から4月中旬は冬季休業です。
一周の所要時間は約55分です。船の駅中禅寺から菖蒲ヶ浜まで約20分、菖蒲ヶ浜から大使館別荘記念公園まで約20分、そこから立木観音まで約10分、立木観音から船の駅中禅寺まで約5分という内訳です。
船に乗る前に決めておくこと:
キャリーの中で55分ほど過ごせるかどうかが、乗るかどうかの分かれ目になります。普段からキャリーに慣れている犬なら、湖の景色を一緒に楽しめます。
大きな犬で貸出のケージに入らない場合は、湖畔の散歩と、ほかの観光に時間を回すほうが無理がありません。船の駅中禅寺から徒歩3分の県営駐車場(湖畔第一・第二駐車場)は、1回500円です。
出典: 日光旅ナビ(日光市観光協会)の中禅寺湖遊覧船のページ
華厳の滝は、エレベーターに犬は乗れません
日光三名瀑の1つ、華厳の滝は、中禅寺湖の水が高さ約97mの岸壁を一気に落ちる滝です。日光市観光協会の観光サイトで「ペット連れにおすすめ」に分類されています。
エレベーターの扱い:
ただし、滝つぼ近くの観瀑台へ降りるエレベーターは、公式サイトで「ペットの同伴はご遠慮下さい」と案内されています。犬と一緒のときは、エレベーターを使わず、地上の無料観瀑台から滝を眺めることになります。
地上の観瀑台には、スロープがあります。1月から2月にかけては、滝の周りの小さな滝が凍って、滝全体が青く染まる景色になると、日光旅ナビに書かれています。
出典: 華厳滝エレベーターの営業時間・料金のページ・日光旅ナビの華厳滝のページ
投稿で見る華厳の滝:
@ririfujimoko さんは、2026年4月18日に、中禅寺湖から徒歩8分ほどの華厳の滝を訪れた様子を投稿しています。まず神社でお参りをして、犬はエレベーターに乗れないので、上から滝を見たと書かれています。
「長い滝でした」という感想が添えられています。エレベーターに乗らなくても、地上の観瀑台から滝を眺められます。
竜頭ノ滝と光徳沼|歩く距離と坂を見て決める
竜頭ノ滝は、男体山の噴火でできた溶岩の上を、約210mにわたって流れ落ちる滝です。日光市観光協会が「ペット連れにおすすめ」に分類していて、紅葉は9月下旬ごろから始まり、日光市内でもっとも早く色づくと案内されています。
車なら清滝ICから約30分です。遊覧船の案内では、菖蒲ヶ浜付近の竜頭ノ滝下駐車場は、県営の無料駐車場とされています。
出典: 日光旅ナビの竜頭滝のページ
動画で見る奥日光の散策:
「旅する柴犬となりのこてつ」さんの動画(2025年11月公開)では、柴犬が戦場ヶ原の木道を、においをかぎながら歩いていきます。続いて竜頭ノ滝園地では、長い階段と急な坂を登る様子が映っています。
動画では、想像以上の急勾配で、途中でしっかり休憩を挟まないと疲れがたまると注意しています。遊覧船のクルージングはペットキャリーが必要だとも紹介されていて、公式の案内と一致します。
湧き水の小さな沼を歩く「光徳沼」

光徳沼
栃木県 日光市
光徳沼は、光徳園地を抜けた先にある、周囲約300mの小さな沼です。一年中湧き出る澄んだ水で、真夏でも水温は15℃を超えません。きれいな水にしか育たないバイカモや、初夏に咲くズミなどの植物が見られます。
光徳園地の駐車場は、普通車83台分です。園地の北側にある光徳牧場では、シーズン中に牛乳やアイスクリームが味わえます。光徳牧場は、12月1日から3月31日まで冬季休業です。
戦場ヶ原・湯ノ湖・湯滝は、先に扱いを聞いてから
戦場ヶ原、湯ノ湖、湯滝は、犬と歩ける道かどうかを、出発前に聞いておきたい場所です。
@ririfujimoko さんは、2026年4月19日に、湯滝と湯ノ湖を訪れた様子を投稿しています。湯滝の迫力に触れた一方で、遊歩道は犬NGらしいので、滝だけを見て帰ったと書かれています。
一方で、前の動画のように、戦場ヶ原の木道を犬と歩く様子を紹介した動画もあります。同じ奥日光でも、投稿や動画の内容は場所ごとに違います。
犬と歩く予定なら、出発の前に日光市観光協会(0288-22-1525)へ、歩く道の扱いを聞いておくと確実です。現地で引き返す事態を避けられます。
奥日光を犬連れで楽しむ詰め込みすぎない計画
2026年11月1日のXの投稿では、奥日光に初めて来た投稿者が、犬連れでも入れる店が多くて満喫していると書いています。一方で、中禅寺湖や華厳の滝はまだ回れていなかったので、また家族で来たいと続けています。
奥日光は、見どころが広い範囲に点在しています。1日で全部を回ろうとせず、「湖と滝」「光徳沼と竜頭ノ滝」のように半日ずつに分けて、泊まりで回る計画にすると、犬も人も疲れません。
奥日光で犬と入れる店は、日光で犬連れランチ9店にまとめています。湯元温泉や光徳温泉の宿は、日光で犬と泊まれる宿19選で紹介しています。
霧降高原・霧降の滝・大笹牧場の犬連れ散策
霧降エリアは、石段と階段が多いので、犬の足と体力に合わせて引き返す判断が大切です
霧降高原は、日光ICから車で約25〜30分の、自然が豊かなエリアです。霧降の滝、キスゲ平園地、大笹牧場の3つが、犬連れの目的地になります。3か所とも屋外が中心で、リードをつけて歩く楽しみ方になります。
キスゲ平園地|ノーリードとロングリードは禁止
霧降高原キスゲ平園地は、日光市の指定管理者として、一般財団法人自然公園財団が管理しています。管理者のお知らせに、ペット連れのお客様へのお願いとして、ノーリード・ロングリードが禁止と掲載されています。
6月から7月にはニッコウキスゲが咲きます。レストハウス前から園地の最上部まで、1,445段の階段が続いていて、100段ごとに段数が表示されています。頂上の小丸山展望台からは、晴れた日に富士山や東京スカイツリーも見えると、日光市の案内にあります。
駐車場と開園時間:
2026年6月1日から、駐車場が有料になりました。日光市の案内では、普通車が通常期(4月・5月・9月)500円、繁忙期(6月から8月、10月、11月)1,000円で、30分以内の利用と、12月から3月は無料です。
開園時間は、4月から11月が9時から17時、12月から3月が9時から16時です。12月29日から1月3日は休園します。
ヤマビルへの注意:
日光市は、霧降高原のハイキングコースなどで、ヤマビルに吸血されたという情報が多く寄せられていると案内しています。ヤマビルは4月から11月に活動して、特に6月から10月の雨の日とその翌日に活発です。
詳しい対策は、日光市の霧降高原キスゲ平園地のページにまとまっています。犬連れの日も、雨の翌日はコースを短くして、帰ったら犬と飼い主の足元をよく見てあげてください。
6月の黄色い花畑と階段が名物の「霧降高原」

霧降高原
栃木県 日光市
霧降高原の園地は、階段を一段ずつ登る散策が中心です。小型犬や、階段が苦手な犬は、途中の段数表示を目安に、行ける所まででよしとしましょう。
霧降の滝|観瀑台まで石畳と石段を約10分
霧降の滝は、華厳滝・裏見滝とともに日光三名瀑に数えられる、上下2段・全体の高さ約75mの滝です。日光ICから車で約10分です。日光市観光協会が、「ペット連れにおすすめ」に分類しています。
観瀑台までは、石畳と石段の道を約10分歩きます。雨の翌日は滑りやすいので、犬の足元にも注意が必要です。6月から10月の雨の日や翌日は、ヤマビルにも気をつけてください。
日光三名瀑のひとつを見に行く「霧降の滝」

霧降の滝
栃木県 日光市
霧降の滝は、観瀑台まで歩く道のりも散策の一部です。犬の歩くペースに合わせて、石畳と石段をゆっくり進んでください。
大笹牧場|高原の牧場でドッグランと景色を楽しむ
霧降高原の標高1,300mにある大笹牧場は、犬と過ごせる観光牧場です。ドッグランと場内の利用の詳しい条件は、次の「ドッグランと休憩場所」の章で書いています。
霧降エリアの宿は、日光駅や日光ICから車で約10分の場所にあるペンションなど、選択肢があります。宿の詳細は、日光で犬と泊まれる宿19選を見てください。
日光のドッグランと休憩場所|大笹牧場・fundogs・道の駅日光
ドッグランは、移動の合間に犬の運動不足を解消できる休憩場所です
日光は車で動く時間が長く、犬の運動不足とトイレの回数が気になる旅になります。観光の合間にドッグランや休憩場所を挟むと、犬の疲れも飼い主の運転の負担も、ぐっと軽くなります。
日光で犬を走らせられる場所として、ここでは大笹牧場のドッグランと、古民家カフェのあるドッグラン「fundogs」を紹介します。あわせて、道の駅日光と日光だいや川公園も、休憩の場所として書いています。
大笹牧場のドッグラン|標高1,300mの牧場で走らせる
大笹牧場は、霧降高原の標高1,300mにある観光牧場です。公式の「ペットをお連れのお客さまへ」では、犬を連れて場内に入れることが案内されています。入場の条件は、糞の処理を必ず行うことと、場内の飲食施設や売店に入らないことです。
公式サイトによると、ドッグランの広さは約10,000㎡です。高原の広い場所で、愛犬を思い切り走らせられます。入場料と駐車場は無料です。
犬連れで食事をするなら:
1階の屋外にあるテラスに、ペット同伴の人専用の席があります。ジンギスカンなどの焼肉を犬と一緒に楽しめます。期間は5月から10月で、強風の日はテラスの利用を控えるよう案内されています。
屋根付きの無料休憩所も、犬を連れて入れます。売店で買った商品を、ゆっくり食べられる場所です。
営業時間と冬の注意:
営業時間は、4月から11月が8:45から16:45、冬季は9:30から16:00です。1月4日から2月末の水曜と木曜は定休日です。
冬は牧場がスノーモビルランドに切り替わります。12月から3月に行く日は、ドッグランが使えるかを、大笹牧場(0288-97-1116)に先に電話で聞いてください。
約10,000㎡の広さを誇る高原のドッグラン「大笹牧場」

日光霧降高原 大笹牧場 ドッグラン
栃木県 日光市
大笹牧場へは、日光ICから車で約30分です。ペットが起こした事故やトラブルは、犬を連れた本人の責任と案内されています。ほかの犬や牛、ヤギなどの動物に近づくときは、リードを短く持って動きましょう。
ドッグランfundogs|古民家カフェと一緒に楽しむ
日光市猪倉にあるドッグランfundogsは、築120年の古民家を使った石蔵カフェが併設されたドッグランです。公式サイトによると、犬と一緒に店内でもテラス席でも食事ができます。
料金は、はじめての犬が1,000円、2回目以降は500円です。多頭飼いの2頭目から半額になります。貸切エリアは、ドッグラン料金に加えて平日1,500円(1時間)、土日祝3,000円(1時間)です。支払いは現金のみで、料金は税込みです。
営業日と入口の注意:
営業時間は10:00から16:30で、毎週水曜が定休日です。天気が雨の日は、営業日でも休業になる場合があるため、雨が心配な日は問い合わせてください。
入口がわかりにくいことも、公式サイトで案内されています。ナビの到着地点の右側にある古民家の入口を、10mほど通り過ぎると、石垣の間に砂利道があります。「犬散歩禁止」の看板が目印です。
食事のメニュー:
カフェのメニューは、手作りのナンカレー(各種単品950円、ドリンク付き1,200円)、タコライス、手作りの中華まんやケーキです。ランチとして犬と一緒に食べられます。
古民家カフェで一息つける「ドッグランfundogs」

ドッグラン fundogs
栃木県 日光市
走らせたあとは、カフェで人も犬も一息つけます。犬が興奮しすぎないように、リードを短く持ってテラスや店内を使ってください。
道の駅日光|日光へ入る前の休憩に
道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣は、今市の中心部にある複合施設の道の駅です。日光宇都宮道路の今市ICから約3分で、電車なら今市駅から徒歩約5分です。日光市観光協会の観光サイトでは、「ペット連れにおすすめ」に分類されています。
営業時間と使い方:
コンビニエンスストアは、5:00から24:30まで年中無休です。ニコニコマルシェ(商業施設)は9:00から18:00で、日光のお土産や農産物を買えます。
日光に入る前の休憩や買い出しに使いやすい位置です。店の中は、家族の1人が外で犬と待つ前提にして、交代で買い物をすると、条件を気にせず動けます。
出典: 日光旅ナビの道の駅日光のページ
日光だいや川公園|犬と歩ける園内の散歩場所
日光だいや川公園は、日光市観光協会が「ペット連れにおすすめ」に分類している公園です。公式のよくある質問では、公園内でペットとの散策を楽しめると案内されています。
入れない場所:
入れない場所もあります。園内の芝生、だいや体験館や緑の相談所などの施設内、キャンプ場の全域には、ペットは入れません。ロングリードとノーリードは禁止で、糞は必ず持ち帰ります。
芝生に入れないので、犬を思い切り走らせる場所ではありません。ドッグランで運動させたあとの散歩や、休憩の時間に向いています。
出典: 日光だいや川公園のよくあるご質問
鬼怒川エリアの犬連れ観光|東武ワールドスクウェアと日光花いちもんめ
リードで歩ける園内なので、全サイズの犬が一緒に世界旅行気分を味わえます
鬼怒川は、温泉街のイメージが強いエリアですが、犬と楽しめる観光施設も充実しています。日光江戸村のほかに、東武ワールドスクウェアと日光花いちもんめが、犬連れの観光先として使えます。
江戸村は、前の章で条件を詳しく書きました。ここでは、残る2つを紹介します。
東武ワールドスクウェア|全サイズの犬とリードで園内を歩ける
東武ワールドスクウェアは、世界遺産48件を含む世界の有名な建築物102点を、25分の1の縮尺で再現したテーマパークです。公式サイトでは、犬と楽しむ取り組みを「WORLDog!ふれんどりー」として紹介しています。
小型犬から大型犬まで、全サイズの犬が入園できます。ただし、予防接種、ノミ・ダニ予防、シャンプーやトイレ、無駄吠えをしないなどのしつけが済んでいる犬が対象です。ワクチン未接種、伝染病、発情期の犬は入れません。
園内のルール:
園内(飲食店・物販店を除く)では、リードを必ず着けて、大人が短く持ちます。柱や木へのつなぎ止めは禁止です。展示物の柵の内側には入れません。園内の水道は、犬が直接口をつけないようにして、容器に移して使います。
お土産店には、リードで入れません。ペットバギーか抱っこで入店して、バギーに乗らない大型犬は店の外で待ちます。
食事とバギーの貸出:
カフェテリアレストラン「ワールド」とカフェ「すふぃんくす」は、犬と店内で食事ができます。一部の店は、犬の入店ができません。
ペットバギーは、インフォメーションで貸し出しています。10kgまでが800円、25kgまでが1,300円で、事前の予約はできません。
世界一周気分で園内を歩ける「東武ワールドスクウェア」

東武ワールドスクウェア
栃木県 日光市
入園料は、当日券で大人(中学生以上)2,800円、小人(4歳以上)1,400円です。見学の目安は1時間30分から2時間で、当日なら再入園もできます。展示エリアはすべて屋外なので、夏の日差しと冬の寒さには、犬の体調にも気を配ってください。
日光花いちもんめ|ベゴニアの大温室を抱っこで見る
日光花いちもんめは、鬼怒川温泉の近くにある植物園です。長さ90m、幅20mの大温室で、一年中ベゴニアが見られます。公式サイトによると、犬は抱っこ・カート・スリングなど、地面を歩かせない状態なら、屋内外のほぼ全エリアに入れます。
犬のサイズの制限はなく、飲食コーナーも犬と一緒に使えます。ただし、いちご狩りには犬を連れて参加できません。ベゴニアの大温室は犬と見て回れて、いちご狩りのハウスは入れないと考えると、迷いません。
季節の花と料金:
ベゴニア園の入園料は、大人(中学生以上)1,200円、子供(4歳から小学生)600円です。屋外の日光ダリア園は8月中旬から11月上旬、日光ビオラ園は3月中旬から5月中旬が見ごろで、どちらも別料金です。
開園は9:00から16:30(受付終了16:00)で、年中無休です。
一年中ベゴニアが咲く大温室「日光花いちもんめ」

日光花いちもんめ
栃木県 日光市
園内では、犬を地面に降ろさず、抱っこかカートで動きます。小型犬なら、スリングを使うと両手が空いて、写真も撮りやすくなります。
鬼怒川で犬と入れる店は、日光で犬連れランチ9店で紹介しています。鬼怒川の犬連れ宿は、日光で犬と泊まれる宿19選にまとめています。
雨の日・悪天候の犬連れ日光|屋内と屋根のある代わりの行き先
雨の日は、温室のように屋根のある行き先に切り替えると、犬も飼い主も濡れずに楽しめます
日光は、山あいの天気が変わりやすい土地です。犬連れの日に雨が降ったときは、屋根のある場所へ切り替えると、予定をあきらめずに済みます。
屋根のある行き先:
- 日光花いちもんめのベゴニア温室は、屋内の大温室で、雨でも花を見て回れます。犬は抱っこかカートで入れます。屋外のダリア園とビオラ園は、雨やぬかるみで休園する場合があります。
- 大笹牧場には、屋根付きの無料休憩所があり、犬を連れて入れます。売店で買った商品を、雨の日でも落ち着いて食べられます。
- 江戸村の劇場は、すべて犬と入れます。ただし、劇場の間の移動は屋外なので、犬のバギーにレインカバーをかけられると、濡らさずに回れます。
雨の日に向かない行き先:
東武ワールドスクウェアは、展示エリアがすべて屋外です。雨の日は、犬も人も濡れやすくなります。ドッグランfundogsは、雨天時に営業日でも休業になる場合があります。
奥日光は、雨の日は気温も下がり、足元も滑りやすくなります。霧降の滝の石畳や石段も、雨の翌日は滑りやすいと案内されています。雨が続く日は、奥日光を後日に回して、市街地や鬼怒川の屋内の行き先にあてるほうが無理がありません。
店内で過ごせる食事先:
雨で屋外のテラス席が使えない日は、犬と店内に入れる店が頼りになります。日光で犬連れランチ9店に、店内で座れる店とテラスのみの店の見分け方、テラス席が使えない日の備えをまとめています。
東照宮の雨の日の歩き方は、東照宮の記事で、季節と天気ごとの境内の様子を書いています。
いろは坂と車移動の注意|渋滞・車酔い・休憩・駐車場
奥日光へ行く道は、日光市街から中禅寺湖へ上るいろは坂が基本になります。犬連れの旅では、この坂の混み具合が、その日の計画をいちばん左右します。
栃木県は、いろは坂を含む日光地域の渋滞対策を、秋の行楽シーズンとゴールデンウィークに行っています。その結果をまとめた資料に、混雑の実際の数字が載っています。
混む日は、通常25分の道が2時間を超えます
栃木県が2026年2月に発表した「2025年秋の渋滞対策の結果」では、馬返から中禅寺温泉までの、バスの通過にかかる通常の時間は25分とされています。この区間が、混む日にはどれほど延びたかが、数字で報告されています。
2024年11月3日は、交通量が最大の日で、通過に平均168分かかりました。2025年11月2日は、午前中の平均が53分、1日の平均が127分でした。
2025年11月1日から3日は、県が明智平県営駐車場を閉鎖する社会実験を行った期間です。それでも最も混雑した11月2日は、午前中は円滑だった一方、午後は例年と同様の渋滞が発生したと県はまとめています。
2026年秋の対策:
2026年の秋は、中宮祠地区の二荒橋前交差点で、10月31日と11月1日に右折禁止の社会実験が行われました。9月15日から11月22日まで、混雑を避けて観光するオフピーク観光が呼びかけられています。
渋滞の様子は、専用の「日光渋滞サイト」のライブカメラで見られます。配信は、週末などの決まった日に行われます。
2025年秋の結果は、栃木県の発表資料で読めます。
2026年のゴールデンウィーク:
この年は、二社一寺周辺の国道119号で最大約1.8km、通過に約60分の渋滞が出ました。一方、いろは坂から奥日光までの区間では、明智平県営駐車場や華厳の滝付近で、著しい渋滞は見られなかったと県が報告しています。
混雑は、季節と日で大きく変わります。紅葉の連休は渋滞する前提で、朝のうちに奥日光へ入る計画を立てると、犬の負担も減ります。
投稿と動画で見る、いろは坂と道中の休憩
@risa6100 さんは、2026年11月2日の投稿で、日帰りで日光を訪れた様子を紹介しています。渋滞緩和の社会実験が行われていて、その影響もあってか、いろは坂の途中から大渋滞になったそうです。
通常なら10分ほどで通過できるところが、1時間半かかったと書かれています。そこで予定を変えて、中禅寺湖の周辺を中心にゆったり過ごしたと報告しています。
「犬とお出かけ・八王子発・ろんぱくちゃんねる」さんの動画(2025年5月公開)では、東北道の羽生PA(下り)と日光口PA(下り)で休憩を挟みながら、いろは坂を上って中禅寺湖へ向かう様子が紹介されています。
中禅寺湖では、華厳の滝のエレベーターに犬は乗れない話や、竜頭ノ滝の水の音を怖がる犬の様子も語られています。途中で休憩を入れて、行き先を絞る計画は、犬の負担を軽くする助けになります。
車酔い・休憩・駐車場の考え方
いろは坂はカーブが続くので、犬が車内で動かないよう、ハーネスと座席ベルトで固定しておくと安心です。窓から顔を出させるのは避けましょう。
車に酔いやすい犬は、かかりつけの獣医師に事前に相談しておくと安心です。休憩の間隔は、犬の様子に合わせて短めに取ってください。
休憩できる場所:
いろは坂をほぼ上りきったところにある明智平は、駐車場が広く、清滝ICから約20分と日光旅ナビに書かれています。市街地側では、今市ICから約3分の道の駅日光が、トイレ休憩や買い出しに使いやすい場所です。
駐車場の料金の目安:
中禅寺湖の県営駐車場(湖畔第一・第二)は1回500円、竜頭ノ滝下駐車場は県営の無料駐車場です。霧降高原キスゲ平園地は、2026年6月から有料化されていて、繁忙期は普通車1,000円です。
東照宮周辺の駐車場の混雑と料金は、東照宮の記事で詳しく書いています。
季節別の犬連れ日光|春夏秋冬の行き先と装備
冬の奥日光は、路面の凍結と犬の防寒を先に準備しておくと、安心して歩けます
日光は、市街地と奥日光で標高が大きく違い、季節ごとの景色も条件も変わります。いつ行くかで、行き先と装備を選び直す必要があります。
春|新緑の前の奥日光は、まだ寒い
春の日光は、3月中旬から5月中旬の日光ビオラ園で花の季節が始まります。遊覧船は4月中旬から動き出し、明智平では5月から6月にツツジが咲きます。
2026年4月18日と19日に奥日光を訪れた投稿の写真では、華厳の滝や湯滝のまわりの木々は、まだ葉が出ていませんでした。新緑は5月に見ごろを迎えると、日光旅ナビの華厳滝のページに書かれています。
春先の装備:
日光市は、降雪がなく晴れている日でも、路面が凍結していることがあると案内しています。冬用タイヤの装着を求めているのは、秋の終わりから春先までです。4月の奥日光へ向かう日も、天気予報と路面の情報を確認してください。
夏|涼しい奥日光でも、車内に犬を残さない
夏は、標高の高い奥日光や霧降高原が、避暑の行き先になります。光徳沼は、湧き水のおかげで、真夏でも水温が15℃を超えないと案内されています。キスゲ平園地のニッコウキスゲは、6月から7月が見ごろです。
一方で、車内に犬を残すのは危険です。環境省は、冷房の効いていない車内は、わずかな時間でも非常に高温になり、大変危険だと注意喚起しています。犬や猫は密な毛に覆われて体温調節が苦手で、暑さに弱いことも説明されています。
暑い日の工夫:
詳しくは、環境省の「ペットを車内に残さないで!」で読めます。食事や買い物のあいだも、犬は車に残さず、交代で動いてください。
江戸村や東武ワールドスクウェアのように、屋外が中心の施設は、夏は日差しが強い時間帯を避けましょう。@ririfujimoko さんの2026年4月の投稿では、江戸村は夏は暑いので春や秋がよいと書かれています。
秋|紅葉は早く始まり、渋滞も早く始まる
竜頭ノ滝の紅葉は、9月下旬ごろから始まり、日光市内でもっとも早く色づくと案内されています。奥日光の紅葉は早く始まるので、秋の連休は混雑する前提で計画しておくと安心です。
2026年11月4日のXの投稿には、「中禅寺の入り口で記念撮影」「色づいてきてるね」と、犬との記念写真を紹介する言葉が書かれています。
花いちもんめのダリア園は、8月中旬から11月上旬が見ごろです。11月28日からは、江戸村で犬と村内を歩けるイベントも始まります。
冬|凍結と休業を前提に、行き先を選ぶ
日光市は、冬の道路について、はっきり注意を呼びかけています。降雪がなくても路面が凍結することがあり、特にいろは坂を上った奥日光(中禅寺湖、華厳滝、竜頭滝、日光湯元温泉などがある地区)や、鬼怒川温泉・川治温泉の藤原地区は、坂道が多いと案内しています。
ノーマルタイヤで立ち往生している車も散見されると、日光市は案内しています。
冬の日光は、スタッドレスタイヤなどの装備を忘れずに、スピードを控えめに運転するよう求められています。詳しくは日光市の「冬季の道路通行について」をご覧ください。
冬に休む施設と時間の変更:
中禅寺湖の遊覧船は、12月1日から4月中旬まで冬季休業です。光徳牧場も、12月1日から3月31日まで休みます。大笹牧場は、冬の営業が9:30から16:00になり、スノーモビルランドに切り替わります。
江戸村は、12月1日から3月19日が冬期の9:30から16:00の営業になります。霧降高原キスゲ平園地は、12月から3月は駐車場が無料で、開園時間が9時から16時になります。
冬の犬の装備:
雪道や冷たい地面を歩く日は、犬用の防寒着や靴を用意して、歩く距離を短めにしてください。冬の宿の選び方と注意は、日光で犬と泊まれる宿19選に書いています。
宿・ランチ・東照宮は、詳しい記事で決める
この記事は、日光全体の回り方と、場所ごとの条件を中心に書きました。宿、ランチ、東照宮は、それぞれに詳しい記事があります。
犬と泊まれる宿
日光市街、奥日光、鬼怒川、川治のエリア別に、犬と泊まれる宿を19軒紹介しています。大型犬や多頭の条件、犬の料金の違い、ワクチン証明、冬の路面まで書いています。
犬連れランチ
店内で座れる店、テラスのみの店、条件付きの店に分けて、9店を紹介しています。冬の営業、雨の日のテラス、大型犬の選び方、食後の散歩先もまとめました。
日光東照宮
どこまで入れるかを、地点別に7つに整理しています。拝観料や拝観時間、駐車場の現行額、抱っこやカート、交代見学、二荒山神社まで書いています。
日光エリアの施設は、日光のペット可施設の一覧から探せます。
日光の犬連れ旅行のよくある質問(FAQ)
日光に犬を連れて行けますか?
行けます。ただし、場所ごとに条件が違います。リードで歩ける場所、抱っこやバギー、キャリーが必要な場所、入れない場所があるので、この記事の同伴条件の一覧表で確認してください。
日光江戸村に犬は入れますか?
入村できます。ただし村内は歩かせられず、ケージ・カゴ・バギーに入れるか、抱っこで過ごします。ペットの入村料は無料で、劇場はすべて犬と入れます。飲食店の室内には入れません。
中禅寺湖の遊覧船に犬は乗れますか?
ペットキャリーを使えば乗れます。船の駅中禅寺では、ケージを無料で貸し出しています。運航は4月中旬から11月30日までです。
華厳の滝のエレベーターに犬は乗れますか?
公式サイトで、ペットの同伴はご遠慮くださいと案内されています。犬と一緒のときは、地上の無料観瀑台から滝を眺めます。
日光で犬を走らせられるドッグランはありますか?
大笹牧場のドッグランと、ドッグランfundogsがあります。大笹牧場は冬に雪遊びの営業に切り替わるので、冬は電話で確認してください。fundogsは水曜が定休日で、雨の日は休業になる場合があります。
犬連れの日光は、何月がよいですか?
遊覧船が動く4月中旬から11月30日が、行き先の選択肢が多い時期です。紅葉の連休はいろは坂が混み、冬は路面の凍結があります。夏は涼しい奥日光が向いていますが、車内に犬を残さないでください。
電車で犬を連れて行けますか?
東武鉄道では、犬・猫・鳥などの小動物を、縦・横・高さの合計が120cm以内の容器に入れ、容器に入れた重さが10kg以内であれば持ち込めます。大型犬は、車で行く計画が現実的です。
1日に何か所まで回れますか?
目安は、核になる場所を1か所、時間があれば近くをもう1か所です。4つのエリアは離れているので、1日で複数のエリアをまたぐ計画は、犬も人も疲れます。
日光で犬と立ち寄れる道の駅はありますか?
道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣があります。今市ICから約3分で、日光市観光協会が「ペット連れにおすすめ」に分類しています。店の中は、家族の1人が外で犬と待つ前提にすると動きやすいです。
鬼怒川で犬と楽しめる観光地はどこですか?
日光江戸村、東武ワールドスクウェア、日光花いちもんめがあります。江戸村と花いちもんめは抱っこやバギー、東武ワールドスクウェアはリードで歩けます。
雨の日はどこへ行けばよいですか?
日光花いちもんめのベゴニア温室や、大笹牧場の屋根付きの無料休憩所が候補です。東武ワールドスクウェアは展示がすべて屋外なので、雨の日は向きません。
日光の犬連れ旅行のまとめ
日光の犬連れ旅は、行き先を絞り、場所ごとの同伴条件を先に知っておくだけで、ぐっと楽になります。市街地、霧降高原、奥日光、鬼怒川の4エリアは離れているので、1日に回るのは1エリアか2エリアまでにしましょう。
江戸村は村内を歩かせられず、遊覧船はキャリーが必要で、華厳の滝のエレベーターには犬が乗れません。表で条件を確かめてから出かけると、入口で慌てずに済みます。
秋の連休はいろは坂が混み、冬は路面が凍結します。季節に合わせて、時間と装備を調整してください。宿・ランチ・東照宮は、それぞれの詳しい記事も役立ちます。愛犬のペースに合わせて、無理のない計画で、日光の自然と街並みを一緒に楽しんでくださいね。



